創価学会、公明党のすごさ
総選挙も近づいているようだが、私がある区で出会った例について書く。 当時は、福祉課長をやっていて、まだ介護保険実施前で、介護の必要な対象者へは、特養入所かヘルパー派遣だった。 そして、ヘルパーについては、民間法人の他、役所内に公的ヘルパーがいて、困難ケースを担当していた。 その担当の一人に、高齢の単身女性がいて、心身に問題のある人で、大体は病院に入院していた。...
View Article菅義偉内閣退陣について
これは菅義偉内閣退陣ではなく、安部内閣退陣である。 1年前の安部内閣退陣は、安部晋三路線の破綻だったが、その後継として菅義偉という無思想な人間しか見つけられなかったことは、安部路線の矛盾を表現している。...
View Article料亭政治
「料亭政治」について書く。 料亭政治の始まりは、明治の藩閥政治の時代に、官僚や政治家が、新橋の料亭で会合をしたのが始まりだそうだ。 横浜にも、多くの料亭があり、神奈川の青木町と台町にあり、台町には今もあるようだ。 関内には多数あり、中区の根岸や磯子にもあり、南区の日本橋にも2軒あった。 金沢八景にもあり、ここが横浜の南限だったようだ。...
View Article公明党の投票行動
公明党について書いたが、実際にあったことについて書くが、やや法に触れる部分もあるので、ここだけの話である。 横浜市のある区で実際に起きたことで、当時公明党は、参議院については、全国区(比例区)には出していたが、地方区(神奈川選挙区)では、候補は出していない状況にあった。 ある区の投票所で、問題が起きた。 「私は、全国区と地方区を間違えて投票したいので、投票を入れかえてほしい」...
View Article無効投票
自民党総裁選は違うと思うが、公職選挙法には、無効投票がある。 投票に際して、不思議なことをする人はいるもので、投票箱に入れる際に、見せる人は結構いるもので、驚く。 そうしないといけないように思っているようだ。 投票しても、無効となる票はあり、「先生」とか「万歳」などは有効だが、無効な例も結構ある。 それは、記号を書くことで、1,2,3、A、B、Cなどである。...
View Article究極の選挙違反
投票に際しての、「究極の選挙違反」とされる方法がある。 これが、持ち帰りを使ったもので、投票所の人間の協力がいる。 まず、最初の人間は、投票用紙に候補名を書くが箱に入れず、外に持ち出してしまう。 そして、投票依頼をした人を待っていて、来たら「これを入れて来い。その代わりに書いた票を持って来い」とする。 これをずっと繰り返して行く。最後は、二票同時に入れることになるが。...
View Article右翼バネ
かつて日本社会党には、左翼バネがあると言われていた。これは、1950年代以降、社会党は、選挙で負けるたびに、ドンドン左に行き、国民の支持を失ったと言うことだ。 菅義偉内閣崩壊の、今回の自民党総裁選を見ていると、自民党には右翼バネがあると言わざるをえない。 その代表は、言うまでもなく、安部晋三が高市早苗を支持すると言うことだ。...
View Article自助内閣崩壊
菅義偉首相が、記者会見で最初に言ったのは、 「自助、共助、公助」で、これでは「コロナ・ウィルス」と言った国民的医療の必要な時に、有効的な策を打てず、ついには退陣になった。 そして、無派閥であることから、共助も受けられず、自助にも失敗して退陣になった。 そして、今自民党総裁選に出ているのは、ほとんどが世襲議員だというのだから、自民党はやはり変わっていないと言うべきだろう。
View Article小幡正雄議員、死去
小幡さんが亡くなったと聞いたのは、週半ばだった。今は、議員が亡くなっても新聞に出ず、今日補選が実施されると出た。 小幡さんは、今ではかなりユニークな議員だった。なにしろ、政策が日教組憎しだけなのだからすごい。 私は、金沢区役所に4年いて、まったく接点はなかったが、聞こえてくる噂はあまり良いものではなかった。...
View Article『パレードを待ちながら』
このパレードとは、第二次大戦に参加するための軍隊の行進で、場所はカナダのカルガリーである。 カナダ軍は、香港では英軍と共に日本と戦い負けているが、ここで動員されるカナダ軍は、イギリスと欧州戦線に送られる軍隊である。 日本の戦時中のように、町の女たちは、包帯を巻き、駅で停車する兵士たちのための慰問品等を作っている。...
View Article『奈緒ちゃん』
『いまはむかし』を新宿に見に行き、以前見たと思っていた『奈緒ちゃん』も、続いて見ることにすると、見ていないことに気づく。 シネマジャックでやっていて、見たように記憶していたのだろう。また、その一部が瀬川順一氏を描いた『ルーペ』でも使われていた性だと思う。...
View Article『熱海殺人事件』を見て考えたこと 安部晋三、麻生太郎が嫌いな理由
文学座で『熱海殺人事件』が上演されるので見に行く。信濃町の文学座アトリエの周囲には、行く度に創価学会のビルが増えていく。 私は、この劇を見るのは初めてなのだ。1973年に雑誌『新劇』に出た戯曲は読んでいて、驚嘆したので、見に行くことが怖かったのだ。つかに完全に圧倒されるのが。...
View Article河野家の悲願なるか
自民党の次期総裁選挙で、河野太郎の人気が高いようだ。 ただ、これは選挙権のない普通の人間のことで、自民党内部では大してないそうだ。 特に、ベテラン議員は、「河野だけは勘弁してくれ」とのことだ。 その理由は、原発問題に典型だが、意見をすぐに変えることで、自分の意見がないのではと思われているようだが、本当のように思える。 言うまでもなく、河野太郎は、河野家の三代目の政治家である。...
View Article腹上死、その他
河野一郎の急死を腹上死との噂があると書いたが、同じ政治家では社会党の横路節雄もそうだったと言われていたが、真偽のほどは不明。 ただ、息子の横路孝弘氏も、脳梗塞の後遺症らしい下肢のマヒを抱えていたので、高血圧の家系なのだろうと思う。 腹上死ではないが、愛人の家で亡くなれたと言うのは多くあり、私も経験したことがある。 それは、横浜の社会党の重鎮の大島氏で、社会党で最初に副議長になられた方だった。...
View Article『いまはむかし』
伊勢真一監督が、父伊勢長之助が、戦時中にインドネシアのジャカルタで、日本映画社ジャカルタ支局の中心人物として130本もの宣伝映画を作ったことをたどる作品。 日本ニュースに、「共栄圏だより」としてインドネシアの映像が紹介されることがあるが、それ以上に現地向けの共栄圏協力映画を作っていたとは、初めて知った。...
View Article『東京裁判・世紀の判決』『森と人との対話』
1948年11月12日に、東京裁判の判決が言い渡され、その日本ニュースの「ニュース特報」である。 被告人に判決が言い渡され、東條英機以下7人が絞首刑とされる。 中で、東條が大工場で演説するシーンがあり、工場の労働者が全員起立して拝聴している。 言うまでもなく、学徒出陣のフィルムも挿入される。 そして、最後には憲法9条が読み上げられる。 終了後の伊勢真一監督の話では、映画館では大拍手だったそうだ。...
View Article『酔いどれ天使』
「砂上の楼閣」と言う言葉があるが、この劇は「誤解の上の楼閣」とでも言うべきだろう。 なんの誤解か、この劇の天使は、ヤクザの松永(桐谷健太)ではなく、医者の真田(高橋克典)だということを、結局作者たちがよくつかんでいないのだと思う。 実は、私も黒澤明監督の映画を見て、当初、主役の酔いどれ天使は、三船敏郎が演じる若いヤクザのことだと思っていた。...
View Article民社党について
小幡正雄議員について、続きを書いてくれとのコメントがあったが、これ以上書くと悪口になるのでやめる。 その代わりに、民社党について書く。民社党は、全国的には大企業労組の右派労働運動が政治部門だが、横浜には別の事情もあったので、書く。 横浜の民社党の中心は、言うまでもなく日産労組だが、他の人々もいた。 小幡さんのような理念的民社は少なく、地元の事情で民社から出たと言う人だった。...
View Article珍しい例 民社から自民へ
自民党から出られないので民社から出たと言う例は多いが、逆に本来は民社党だったが、自民党から出たと言う人もいる。 私が市会に入った時に、数少ない女性議員として民社党に港北区のF女子がいた。 この方は、ご主人のF議員が亡くなられたので、その代わりに出て当選されたのだ。 F氏は、元は歯医者で、地元では有名な方だったらしい。...
View Article市大病院を山下埠頭に
古いことばかり書いたので、少しは将来のことについても書く。 最近得た情報では、金沢の市大病院を根岸住宅地区に移転させる計画があるとのこと。 「本当かね」と言いたくなる。 一応、管財係長をやった身としては、根岸住宅地区に、市の土地はあるのでしょうか、とまずはお聞きしたい。 あそこは、ほとんどが国有地と民有地で、横浜市の土地はほとんどないはずだ。...
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