同じ動脈乖離だが・・・
五百旗頭真先生の死亡は、急性「大動脈乖離」で、これは石原裕次郎もやったことがあった。 実は、私も「動脈乖離」で倒れたのだが、心臓につながる大動脈乖離ではなく、右脳の大動脈乖離で、これは非常に珍しいものだそうだ。 もちろん、脳内で動脈乖離が起き、その結果右脳の一部で梗塞が起きたので、脳梗塞となったのである。...
View Article誕生日に思う
今日、3月8日は、私の誕生日で、76歳になった。今朝、低気圧の影響で雪が降ったが、5歳ごろのときも、東京池上だったが、大雪が降って家の前の電線が切れて停電になっり、お誕生日の祝いができるか、本当に心配したこともあった。 さて、1947、1948、1950年生まれは、250万人もいたそうだが、去年の出生者数は、75万人だそうで、30%であり、人口減少社会である。...
View Article美しい花見の映画
近年、桜の花が咲くのが早くなっているが、地球温暖化の性なのか。 花見が出てくる映画もいろいろあるが、私が一番好きなのは、川島雄三監督の『花影』である。 この映画の最後の方で、複数の男との関係を経てきた銀座のクラブの女給池内淳子は、最初の男である池辺良と夜桜を見に行く。 そこは、青山墓地で、夜桜が美しいが、岡崎宏三と美術スタッフが作った人工の桜だったはずだ。...
View Article桜の映画と言えば
桜の映画と言えば、鈴木清順の名作『けんかえれじい』で高橋英樹が、浅野順子と見に行く夜桜も大変に美しい。 浅野順子は、可愛いかった割に映画に出ていないと思っていたら、実は結構出ている。 それも大映京都の時代劇である。 浅野寿々子 1957.07.30 十七才の抵抗 日活 ... 可奈子の幼少時代 1958.11.15 赤胴鈴之助 黒雲谷の雷人 大映京都 ... しのぶ...
View Article『第三の男』のリメイクは
『カサブランカ』のリメイクが日活の『夜霧よ今夜も有難う』なのは有名だが、『第三の男』もリイメイクされている。 赤木圭一郎主演の『霧笛が俺を呼んでいる』で、共演は芦川いづみで、赤木が横浜に探しに来る旧友で、実は悪になっている男は、葉山良二なのだ。...
View Articleウィーンについて
映画『第三の男』の舞台は、オーストリアのウィーンで、ここは第二次世界大戦後は、複雑な状況にあった。 戦時中は、ドイツだったオーストリアは、東から侵攻してきたソ連軍によって占領されたが、イギリス、アメリカ、フランスによってウィーンは、分割統治されていた。その中で起きたのが、この映画の物語なのだ。...
View Article『赤いハンカチ』のラストシーン
石原裕次郎、浅丘ルリ子の映画でベストと思われるのが、舛田利雄監督の『赤いハンカチ』である。 このラストシーン、裕次郎とルリ子が別れるシーンは、墓場のようなところだ。 昨日の『第三の男』を見て、これのラストシーンに類似しているなあと思った。 私は、こういうことを否定しているわけではなく、肯定している。...
View Article3月は、31日では終わらないんです・・・
「3月は、31日ではなく、50日までありますから・・・」と聞いたのは、 1989年12月末に、パシフィコ横浜から横浜市総務局国際室に異動した時だった。 1989年度の国際室の調査事業で、2本も委託業者も決まっていないものがあり、 「指田課長、すぐに業者を決めて事業を始めてください!」と言われ、 驚いて、担当の荒木田百合さんに聞くと、...
View Article職人芸の日本映画
日本映画が、アカデミー賞で2本受賞したのは、喜ばしいが、どちらも技術的である。 日本映画の黒澤明、小林正樹、小津安二郎、溝口健二らも結局は職人的仕事の見事さに成立していたと思う。 だから、映画『オッペンハイマー』のような作品は出てこない。 日本にも興味深い人間はいた。 陸軍の石原莞爾など、最高ではないか。...
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