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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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中新井和夫さんが助監督だった 『背くらべ』

幻の蔵出し映画の『背くらべ』を見たら、中新井和夫さんが監督助手だった。 この人に会ったこともないが名前は知っていた。 横浜市港湾局に情報調査室というのがあり、そこの室長が中新井(なからい)さんという人だった。 この人は、もともと市の職員ではなく、山下新日本汽船から来た人だった。当時、山新は、人員整理をしていたらしく、東京にある海外の港湾局の日本代表というのには、ほとんどが元山新の幹部だった。...

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『獲物の分け前』

シネマジャックで「永遠の女優」シリーズをやっているので、見に行く。 1966年のロジェ・バディム監督の『獲物の分け前』で、主演は当時夫婦だったジェーン・フォンダ。 なにを分けてくれるのか、「俺の美女を見ろ」というのか、でもジェーンは美女ではあるまいと思う。 原作はエミール・ゾラだそうだが、読んでいないので、どこからが翻案なのか分からず。...

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『事件記者・影なき男』

ユーツーブで、作曲家小倉朗をさがしていたら、テレビの『事件記者・影なき男』に当たった。 これは、1958年7月に放送されたもので、作は島田一男、演出は若林一郎である。 話は、まず宍戸錠が出てきて、闇ドルを骨董商の笈川武夫から買う。 そのドル札は、実は偽物で、金融業者の久米明が、元印刷工に華族の家の地下で作らせたものだった。 久米は、その印刷工を拳銃で殺してしまい、新宿の神社に放置させる。...

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「情けは他人のためならず」

「情けは他人のためならず」は、最近は、他人に情けをかけることは意味ないので、しない方が良いとされる解釈もあるようだが、もちろん逆で、他人になにかをすることは、めぐり巡って自分に返ってくるという意味だ。 これを感じたのは、2001年に脳梗塞で倒れたとき、MRIやCTさらにエコー等に放射線機器で検査をされた時だった。...

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山本由伸が、日本一だろう

阪神とオリックスの1回戦を見る。 村上と山本の投げ合い。                                     先日のロッテ戦で、才木が佐々木朗樹と投げ合って勝ったので、今度もと見るが、やはり山本由伸はすごかった。 到底、点が取れるどころか、まともに出塁できない。 その内に、村上は内野守備の乱れから1点取られ、さらに「非力外人」的なグレゴリーにホームランされて2-0で負ける。...

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アストラッド・ジルベルト、死去

アストラッド・ジルベルトが、死んだそうだ、83歳。                                                               ボサノバの女王のように日本では言われていたが、音楽に詳しい人の間では、きわめて評判の良くない女性だった。...

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「石井隆監督」

衛星劇場で、『新・監督は語る』があり、故石井隆さんだった。 この人には、1966年の秋に一度だけ会ったことがある。 当時、私は映画を見て語るだけの早稲田大学映画研究会に厭きて、やはり若者は体も動かすべきと考えて劇団演劇研究会に入っていたが、久しぶりに映研の部室にいったのだ。...

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ベルリンの壁、イン・ワセダ

1966年春のことだが、早稲田大学に「ベルリンの壁」とよばれるものがあった。 場所は、正門から入って突き当り、21号館、共通講堂とも言われ、特定の学部ではなく、文学部以外のいろんな学部の授業が行われる建物で、そこと屋上から外部の道路に出るところにコンクリートの壁が作られたのだ。...

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昔の命名法なら、パックになる

昨日の阪神・オリックス戦は、9回まで2-1でリードしていた阪神の湯浅が、頓宮と杉本にホームランを打たれて負けた。 この9回を押さえたのは平野だったが、その前に8回を押さえたのが、ワゲスパック投手で、一昔前なら、「パック」と登録されたところだろう。 昔の日本のプロ野球では、長い外人選手名は、大体省略していた。 南海のブレイザーは、本当はドン・ブラッシンゲームだが、長いのでブレイザーだった。...

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「横浜らしさ、とはなにか」

今夜は、野毛で開かれた「山下ふ頭に〇〇があったらイイナ」の会に出た。 この種の、横浜の街づくりについての、役所内部や市民の会での議論で、つねに疑問に思うのは、 「横浜らしさ」についての議論が行われることだ。 私が思うには、横浜らしさ、など、年齢、男女、職業、地域など、10人十色どころか、「万人万色」だと思う。 そんなものに共通性を見出すなど、およそ無意味としか思えない。...

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『非常線の女』について

昨日の会合で、小津安二郎の戦前の映画『非常線の女』について話したので、以前に書いたことを採録する。...

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イシャウッドの著作が翻訳されたそうだ

キャスリーンとフランク―父と母の話― クリストファー・イシャウッド/著 、横山貞子/訳 5,390円(税込) イギリスの小説家、クリストファー・イシャウッドの小説が翻訳されたそうだ。...

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「戦争の止め方、負けかたを知らなかった日本」

明治大の山田先生の『激動の時代の天皇と皇弟たち』の3回目、「天皇の作戦指導」をzoom で聞いたが、非常に面白かった。 中では、結構個々の作戦の細部について、的確な指摘をしている。...

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トーチシンガーになるだろう

アストラッド・ジルベルトを下手な歌手だと書いたが、ジャズ的にみれば、彼女はトーチ・シンガーになる。 トーチ・シンガーとは、ロマンチックな曲を切々と歌う女性歌手で、片手にハンカチをもって歌うので、松明でトーチ・シンガーと言ったのだ。                     有名な女性では、ルース・エッティングという人がいて、私もLPを持っている。...

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川崎市庁舎は

川崎の市庁舎が建て替わったそうだ。                                                           旧庁舎の内部は、黒澤明の映画『生きる』のモデルになっている。 最初に見た時、この区役所と市庁舎は、どこかと思った。 東京ではないし、横浜とも違うように思えた。 川崎だと知ったのは、世田谷美術館で開かれた『東宝撮影所展』だった。...

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今日は夏至で、英語で言えば

今日は夏至だそうで、英語で言えば、midsummer である。 だから、昔は、シェークスピアの「midsummer night's  dream」は、真夏の夜の夢 と訳されていた。 だが、これは夏至祭のことで、日本の真夏は、7,8月であり、季節が違うので、今は「夏の夜の夢」と訳されている。...

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吉見先生のご指摘

今朝の朝日新聞に元東大の吉見俊哉先生の、横浜へのご意見が載っていた。 やはり、「実態はご存じないんだなあ」というのが、私の感想で、有名人のみが記述されている。                                                       ここで私の感想を述べることはできないが、一つだけ言っておけば、 みなとみらい計画も、実は飛鳥田市長の時代は、あまり進捗しなかった。...

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本当に3人だけだろうか

一昨日の朝日新聞の記事で、横浜の町づくりに大きな貢献のあった方として、田村明、北沢猛、池田修の3氏の名があげられていた。 私は、直接3氏に接触したことは少ないが、一応あったので、書いておく。 田村明さんは、企画局におられ、私は市会事務局の係長だったので、常任委員会等で見るだけだった。 そこでは、市会議員にも横浜市職員に対しても、先生が物事を教えているような態度で、 「偉いんだなあ」と感じたものだ。...

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『新網走番外地・嵐を呼ぶダンプ仁義』

映画の冒頭に、網走刑務所で映画が上映されていて、『唐獅子牡丹』のどれかで、末広役の高倉健に向かって、弟分の田中邦衛が、「よく似ているなあ」と言う、楽屋落ちから始まる。 そこでの喧嘩で、宍戸錠が殺されて、彼の奥さんの生田悦子がやっている建設会社に、高倉、田中、そして南利明の3人が働くことになる。 そこにもちろん悪役が現れ、ライバルの建設会社の金子信夫である。...

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美空ひばりと吉永小百合の共通点は・・・

衛星劇場が、美空ひばりの特集をやっていて、ひばりと小百合の共通点について思った。 共通点と言えば、二人とも女性で、女優で歌手だが、もう一つある。 それはなにか。 それは、二人ともかつて新宿西口にあった精華学園にいたことである。...

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