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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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高校の運動会では

中学のときの運動会は普通だったが、高校3年の運動会は、午後はサボってしまった。 われわれと対立していた高校生組織の反戦高協の集会があったからだ。 午後、両国公会堂に行き、中核派の集会に出たのだ。 だが、その集会の趣旨に興味があったからではない。 松本俊夫監督の映画『安保条約』が上映されるからだった。 これは、1960年に総評(日本労働組合総評議会)の資金で作られた反安保条約の宣伝映画であった。...

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東大出のプロ野球選手

昨日の朝日新聞の夕刊に、東大出の選手のことが出ていた。 新治伸治、井出峻、小林到、遠藤良平、松家卓弘、宮台康平の6人である。 成績では、新治が、大洋ホエールズの投手で9勝6敗。当時の大洋は強いチームではなかったので、立派なものだろう。 井出竣は、投手で1勝、打者としてもホームラン1本なので、「二刀流」であり、これも結構立派な成績だったと思う。...

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なぜ時代劇は人気があるのか

私も、今はテレビで見るのは、『剣客商売』『御家人斬九郎』などの時代劇である。 その理由を考えてみると、やはり時代劇の台詞や所作が、馴染みになるからだろうと思う。 『剣客商売』では、元東京キッドブラザースなどで、洋物ミュージカルを演じていた俳優の三浦浩一が、和服を着ていて結構様になっているのには、本当に驚く。 さて、私の父は、大田区で小学校の校長をやっていて、そこでは当然にも背広を着ていた。...

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森鴎外の罪

金曜日の朝日の夕刊に、森鴎外の意外な食の趣向のことがかかれていて、地元ではそれを再現した食事等が振る舞われていると出ていた。 彼が、大変な文豪で、秀才だったことは認める。 だが、本職の陸軍軍医総監として実績には、相当に疑問がある。 なぜなら、彼は、強固な「脚気、風土病説」の信者で、かの日露戦争で、最大の死者の原因を作り出したからである。 当時、世界的に、脚気の原因は解明されていなかった。...

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地井散歩について ほ志乃さんが出ていた

ユーチューブに、地井武男の『ちい散歩』があったので、見る。 蓮沼があったが、北品川では、ほ志乃さんの、星野昭さんが出てきた。 電柱の上にあるコンデンサーについて地井さんの質問に答えているシーンだった。...

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小室さんの弁護士試験合格で思うこと

小室圭さんが、ニューヨーク州の弁護士試験に合格されたそうで、ともかく喜ばしいことだ。 今後が実は大変だろうが、彼には大きな利点もある。                                                     それは、ある日本の某大企業での話である。 そこでは、何人かの取締役がいたのだが、普段はほとんど仕事をしていなかったそうだ。...

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こんにゃく相場

今日の朝日新聞の夕刊に、こんにゃくのことが出ていた。 大学のとき、英語の教師が、アメリカ人が下手な日本語を話すと、 「彼と彼女が婚約しましたを、彼と彼女がこんにゃくしました」と言ったが、本当だろうか。 こんにゃくで、擬似性交することがあるのかと思ったものだが。 さて、冗談はさておき、こんにやくには、相場がある。...

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横浜市会議長について

私が、直接、間接に聞いて知っている議長は、以下のとおりである。 大体の任期は、本来4年だが、2年で交替している。 それは、議長というのが、どこか旨味があるのだろうが、私たち役人には分からない。                         この津村峯男さんは、8年やった伝説の方で、行政視察に愛人を連れてきたという噂があった。 だが、写真で見てもなかなかいい男で、本当にもてたのだと思う。...

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蓮沼について

「ちい散歩」を見ていたら、大田区蓮沼が出てきた。 ただ、主に矢口側で、他のところについて書く。 まず、駅近くにあったのは、2館の映画館で、洋画の南星座と邦画のヒカリ座だった。 南星座は、かなり上質の洋画館で、ディズニー作品などをやっていたが、1960年前後に閉鎖された。...

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勅使河原三郎さんをインタビューしたことがある

ダンスの勅使河原三郎が、文化功労賞を受賞されたそうだ。 1980年代だが、彼をインタビューしたことを思いだした。 当時、教育委員会の教育文化センターにいた、野田邦弘君の依頼で、教文センターのPR誌に載せるものだった。 教文センターのどこかの会議室でインタビューしたが、KARASの佐藤まいみさんも一緒だった。 どういう話をしたかほとんど憶えていないが、彼に...

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神宮球場変遷史

昨夜の日本シリーズは、吉田がサヨナラホームランを打って、2勝2敗1分けで、同じになって、土曜日から神宮球場ですることになった。 今年のオリックス・ヤクルトの日本シリーズは、非常に面白い。 それは、村上、吉田のホームランバッターがいると同時に、オリックスの中継ぎ投手がすごくて、150キロ前後の球を投げてくるからだろう。中で宇田川というのが...

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『森の石松鬼より怖い』

1960年の東映、中村錦之助の森の石松ものだが、非常に斬新で、大変に面白い作品である。 なにしろ、錦之助が演じる若手演出家が「ヌーベルバーグだ」と言っているのだから、普通じゃない。 脚本、監督の沢島忠、そして錦之助は、本当の天才だと思う。 劇場で、『森の石松』の閻魔堂の場面が演じられていて、演出家は中村錦之助、助手が丘さとみ、照明が山形勲で、支配人は進藤英太郎。...

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『陸軍中野学校・竜三号指令』

今日は、日本シリーズがないので、夜はユーチューブにあった『陸軍中野学校・竜三号指令』を見る。                     このシリーズでは凡打だが、やはり面白い。 昭和15年秋、椎名次郎の市川雷蔵は、草薙の加東大介の命令で中国の上海に行く。 もちろん、国際都市で、様々な連中がうごめいている。 その中で、雷蔵は、和平派の日本の軍人が殺された件と、次の和平派の派遣に関わって行く。...

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ジェリー・リー・ルイス死去

ジェリー・リー・ルイスが死んだそうだ、87歳。 これで、反射的に思い出したのは、今週火曜日に横浜市役所のアトリウムで行なわれていた「よこはま共創博覧会」に出てきた、神戸大学の特命教授だった。 土田某は、自分の体の動きをパソコンに記憶させて、それで自由に動きを再現すると言う試みをやっていて、障害を持つ者への補助にもなると言っていた。...

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日本にもあった事件

韓国ソウルでの群衆圧死事件が騒がれているが、実は日本でも以下のような大事件があった。                                                                 彌彦神社事件...

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『真田風雲録』

これは、1962年の大ヒットした有名な劇の映画化で、私が見たのは1966年5月頃、早稲田大学文学部自治会の新入生歓迎映画会でだった。 この時、私はすでに早稲田の映画研究会にいたので、当時委員長だった曽根さんは、 「マル戦は、これが好きだなあ」と皮肉を言ったものだ。 だが、この時、曽根さんは、加藤泰の他の作品をそうは見ていなかったと思う。当時、加藤はそんなに人気のある監督ではなかったからだ。...

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『陸軍中野学校・密命』『同・開戦前夜』

日本シリーズが終わって昼も夜も見るものもないので、大好きな『陸軍中野学校』シリーズを2本見る。 これは、どちらも英米のスパイ網との対立を描くもので、「ゾルゲ事件」をヒントにしていると思う。                 脚本はどちらも長谷川公之で、監督も井上昭である。 主人公の椎名次郎は、市川雷蔵で、相手役は4作目では高田美和、5作目では織田利枝子という女優である。...

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ナチズムの傷跡

今回のウクライナ戦争では、ウクライナとロシアが、互いのことを「ナチス一味」と批難し合っている。 ウクライナがナチスとは思えず、元スパイのプーチンとその周辺の権力のロシアの方が、ナチスに近いと思うが、いずれにしても、ナチスという言い方は、最大の侮蔑表現だと思う。 いまだにと思うが、私も欧州におけるナチズムの痕跡の大きさに驚いた経験がある。...

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ナチスと東條政権は違う

近代史で、一番奇妙だったのは、1933年にナチスがドイツで政権を取ったことだろう。                      この時、ソ連のスターリンは、ドイツの社民党ではなく、ナチスの方に共感があったようだ。 実におかしなことだが。 そして、このヒットラーをはじめとするナチスの首脳は、非常に変な連中だった。 ヒットラー自身が、ものにならなかった芸術家で、ゲッべルスも世に出られなかった作家だった。...

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三島由紀夫の弟に会ったことがある

1991年8月に、パシフィコ横浜で行なわれた国連ピースメッセンジャー都市会議の誘致で、1990年にポルトガルのリスボン市に行った。 ホテルに着くと、日本大使館から電話があり、大使がお会いししたいと言っているので、来てくださいとのことだった。 「こちらは、横浜市の下僚なので」とご辞退したが、現地のJETROの所長に聞くと...

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