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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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金門島紛争について

先日見た石原裕次郎の『金門島にかける橋』だが、最後は金門島の軍隊(国府軍)や人々に中国(中共軍)が航空機で、空爆してきて、主人公の女性は死んでしまう。 当時、金門島と馬祖島に対して大陸側からの攻撃はあり、テレビの海外ニュースでも報じられていた。                    だが、ほとんどは砲撃であり、直接の空軍による攻撃はなかったように記憶している。...

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『さそり』

これは、東映の梶芽衣子のではなく、1967年、松竹で水川淳三監督、佐藤友美主演の作品。 佐藤の主演とはいえ、前半は伊藤雄之助の浮気の話である。小さなスーパーの社長の伊藤は、女好きで、出張先の名古屋で、ブルーフィルム上映会場で見つけた佐藤とホテルに行く。 ブルーフィルムの上映というのも、1960年代にはよくあり、地方の温泉街には必ずで、伊東もそれで有名だったとのこと。...

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レーガン事件を思い出す

安部晋三元首相が銃撃されて亡くなった。 まことに悲痛なことであり、ご冥福をお祈りしたい。                   さて、このテレビの映像を見ていて、思いだしたのは、1981年3月にアメリカの当時のレーガン大統領が銃撃された時のことだ。 病院に運ばれたとき、レーガンは医者に聞いた。 「君は、民主、共和どちらの党かね」 医者は言った「私は民主党です。でも今日だけは共和党です」...

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『銀嶺の王者』

1960年4月の松竹映画、冬季オリンピック、スキーのアルペン競技の金メダリストのトニー・ザイラーを迎えて作った作品。                     トニーは、スキー選手の後にドイツの映画に出て成功していた上、彼が歌った『白銀は招くよ』も日本でもヒットしていた。 映画は、オーストリアの冬山で雪崩事故があり、その責任を感じて、トニーは、旅に出る。...

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『八甲田山』

参議院選挙の開票が進み、当然にも自民・公明が勝利したので、バカバカしいので録画していたのを見る。 創価学会が、製作と券売に協力して大ヒットした森谷司郎監督作品ではない。                日・伊合作のドキュメンタリー的映画である。 森谷司郎は好きだったので見たが、最大の不満は、青森、弘前の連隊がどこをどう歩いているのか、ほとんどわからないことだった。...

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統一教会の映画があった

以前、阿佐ヶ谷のラピュタで見たのは、統一教会の金で作られた映画だった。...

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「映画表現と音 『マダムと女房』」

国立映画アーカイブ小ホールで、同アーカイブと日本映画・テレビ録音協会の共催で、セミナーが行なわれた。 このセミナーは、今回が二回目とのことだが、非常に面白かった。...

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文鮮明は、

安部晋三元首相の事件で、話題となっている統一教会の文鮮明だが、音楽評論家の中村とうようさんは、 「すごいアジテーターだ!」と書いていた。 1980年代だと思うが、統一教会は、日本伝導をやっていて、日本武道館でその大会をやった。...

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『エルビス』

エルビス・プレスリーの映画は、高校時代に『ラスベガス万歳』や『ブルーハワイ』見てほとんど関心しなかった。                     だが、1970年代になっての『エルビス・オン・ステージ』や『エルビス・オン・ツアー』は、かなり感動した。いずれも、横浜市中区長者町にあった元オデオン座の隣の横浜ピカデリーである。...

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エンドタイトルでドンドン出て行くのは・・・

先日の『エルビス』でもそうだったが、エンド・タイトルになると、客がドンドン出て行く。                                                             場内は未だ暗いので、階段で苦しんで降りたりしている。 まことにご苦労さんなことだとつくづく思う。 確かに、英字がゾロゾロと続くだけだから見たくないのは分る。...

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戦後レジームは、脱却できたのか

銃撃で亡くなれた安部晋三元首相について書くと、死者に対して不謹慎だと来るだろう。 だが、ここは冷静に書いておきたい。 彼が、首相になってすぐに唱えたのが「戦後レジームから脱却」である。 1945年の敗戦後、日本社会党の片山哲内閣以外の政権は、自民党によって担われてきたのだから、戦後レジームからの脱却は、自民党政治を否定することで、これは自己矛盾以外のなのものでもないと思った。...

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未発表原稿の価値は

テレビを適当に廻していたら、井上ひさしの未発表原稿が鑑定に掛けられて、300万円とされた。 途中から見たので、経緯は分らないが、この出した女性が持ってきた井上ひさしの未発表原稿が本物だとしても、価値と所有権はあるのだろうか。                          私は、所有権はないと思う。 文学の価値と権利は、つまり著作権は、書かれている中身にあり、原稿そのものにはないからだ。...

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『空いっぱいの涙』

題名は良いが、中身はダメという作品があるが、これはその典型だと思う。                    1966年の松竹映画で、主演は田村正和で、若手人気歌手で、もちろん歌うのだが、これが実にド下手。 『二人の銀座』の和泉雅子も、音痴なのだが、あれは山内賢が上手くカバーしているので聴けるが、これは田村だけなので、本当にひどい。 こんなレベルでよくレコードを出したものだと思う。...

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後陣乗太鼓を見たことがある

録画してあった水谷豊の地方新聞の通信局員のドラマを見ていると、能登の後陣乗太鼓が出てきた。 これを見たことがあるなと思う。 1965年正月のアートブレイキー公演で、サンケイホールだった。                     まだ、ファンキーブームが日本に残っていて、何度目かの来日公演だった。 正月だったので、ロビーでは薦被りが置かれているなど、にぎやかな公演だった。...

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『薄化粧』

1985年の松竹映画だが、製作に映像京都が入っている。彼らも、この頃は勢いがあったのだが、今はなく、その場所だった大映京都撮影所もない。 太秦中学校になっていて、入口に石碑が建っているだけである。 話は、実話だそうだが、殺人と脱獄をした男で緖形拳が演じる。彼が演じた殺人犯と言えば、今村昌平の『復讐するは我にあり』が有名だが、これはよく似ているが、少し劣るだろう。...

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アメリカで最高の価値はセクシーだそうだ

デモクラシータイムスの佐高信の対談に、作家の石川好が出てきて、自身のアメリカでの体験を下に、                                                               「アメリカで最高の価値は、セクシーである」と言っていて、そうだと思った。...

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吉村公三郎の心情だろうか 『雨の鈴鹿川』

『剣客商売』の『雨の鈴鹿川』を見ると監督が吉村公三郎だった。1973年なので、かなり晩年の作品である。 私は、以前、次のように書いた。...

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フジ・ロックが嚆矢ではない

17日、月曜日の朝日新聞に、スマッシュの日高正博さんのインタビューが載っていて、1997年のフジ・ロック・フェステイバルが、現在の日本の野外ロック・フェステイバルの始まりだと書かれていた。 これは、明かな間違いだ。 1991年には、横浜のみなとみらいで、ウォーマッド横浜91が開催され、同時に富山県南砺市で、スキヤキ・ミィーツ・ザ・ワールドも始められているのだ。...

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安部晋三元首相殺害をどう考えるか

なかなか難しい問題だと思う。 犯人山上は、「安部晋三元首相の思想に反対なのではない」と言っている。 旧統一教会の思想的立場から考えれば、山上と安部晋三は、ほぼ同じだろうと思える。                                             だが、少し離れた目で見れば思想的立場は、ほとんど同じではないかと思えるのに、激しく闘争する例は、いくらでもある。...

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国葬とは

安部晋三元首相が亡くなられて、冥福を祈る気持ちはあるだろう。 だが、それを国葬でやるとは、どういうことなのか。 岸田首相の、日本会議など保守への配慮なのだろうか。 ともかく違和感があるのは、私だけではないだろう。                                               前の国葬は、吉田茂元首相で、1967年のことだった。...

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