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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『肉体犯罪海岸・ピラニアの群れ』

1973年の日活ロマンポルノ作品。タイトルに水槽のピラニアが金魚を食べるカットがある。                         湘南海岸のピラニアと呼ばれる不良の連中4人、リーダーは中村良二で、その恋人は梢ひとみである。 海辺に豪邸があり、小泉郁之助が、娘の潤ますみと住んでいて、女房は絵沢萌子で、当然夫の目を盗んで、娘の婚約者と若い男とできてている。...

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ロック・フェステイバルについての本は

先日、朝日新聞の記者のロック・フェステイバルについての間違いを指摘したが、その原因のひとつに、関連した本がないことがある。                      中で、一番良いのは、永井純一氏の『ロック・フェスの社会学』(ミネルバ書房)がある。 日本ポピュラー音楽学会で、お会いしたときにも、 「調べるのに大変でした。『ミュージック・マガジン』を見直して書いたんです」と言っておられた。...

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日本維新の会について

維新の会だが、私は彼らを評価するところもある。 それは、政治、ことに選挙にエンターテイメントを導入したことだ。 日本の政治、選挙は非常に面白くない。だが、選挙は、民主主義のお祭りであり、本当はじつに面白い物なのだ。 それを法令でガンジガラメニしてひどく詰まらないものにしているのが、日本の選挙である。...

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「きれい好き、夜はすこぶる汚たな好き」

小津安二郎の映画で、中村伸郎が言った台詞である。 この辺の上品な猥褻さが、小津安二郎の真骨頂だと私は思うのだ。 「昼は、聖女のごとく、夜は娼婦のごとく」という言葉があるが、原節子は、その典型だったと思うのだ。...

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日本は「エバ国家」だそうだ

旧統一教会の教祖文鮮明の言によれば、韓国はアダムで、日本はエバ(イブ)なのだそうだ。 どこやら、朝鮮半島の形を男根に見立てたもので、笑ってしまうが、日本のどこが女陰なのだろうか。 びわ湖あたりのことだろうか。 しかし、こういう俗説は、巷では信じられやすいところがある。 本当に、旧統一教会というのは、本当に変な連中である。...

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テナントが変わっていた 横浜ポルタ

               今週は、用があって横浜駅西口のポルタに行った。 個々の店には行っていたが、今回は少し時間があったので、全体を見ることになった。 随分とテナントが代わっているのにあらためて気づいた。 レコード店や2軒あった書店もなくなっていて、その跡にはコンビニになっていた。...

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『荒木又右衛門・男たちの修羅』

決闘鍵屋の辻の、荒木又右衛門の義弟渡辺数馬の河合又五郎への仇討ちの話で、原作は長谷川伸で、たぶん忠実な筋だと思う。 日本三大仇討ちなので、映画でも多数作られているし、歌舞伎では『伊賀越道中双六』になっている。 私が最初に見たのは、阪妻の『伊賀の水月』で、今はない大井武蔵野でだったと思う。...

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「カメバラで待て・・・」

どこの職場でも、専門用語があるものだが、私が市会事務局から港湾局に異動して聞いたのがこの言葉だった。 「カメバラで待て・・・」 とは、「いったい何語なの」と思った。                    日本語で、漢字で書けば、「亀腹」で、山下公園の端にある港湾局の施設のことなのだ。 そこは、港湾局の関係者しか入れないが、小さな岸壁があり、六角形を半分に割ったような形をしている。...

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花火大会で

7時半すぎ、巨人・阪神戦を見ていると、花火の音が聞える。 みなとみらいでやっている花火大会である。                     前は、7月20日にも商工会議所主催の花火大会があったが、横浜市の補助金が出なくなると中止になってしまった。 8月の花火大会は、神奈川新聞の主催で、元は大桟橋、山下公園でやっていたが、場所が狭いので、みなとみらいの臨港パーク前面でやっている。...

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『ノルマンディー 将軍アイゼンハワーの決断』

1944年6月、連合軍は、対ドイツ戦で、フランスへの上陸作戦を計画している。 その時の、連合軍最高司令官アイゼンハワー(アイク)の作戦始動に至る経過を描く作品で、戦闘がまったくない戦争映画だが、非常に面白かった。 戦後、アメリカ大統領選挙で、アイクが共和党の候補になった時、自分がなりたかったダグラス・マッカーサーは、副官に聞いた。...

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固定電話

基本的にまったく使っていないのだが、一応固定電話を置いてある。 携帯電話をどこに置いたのか、分らない時に使う。 その他には、ほとんど使うことはない。                                                       ただ、ときどきこれが鳴る。 一回か、二回で終わるのだが。 ああ、無作為に掛けている奴だなと思い出ない。 すると、すぐに終わる。...

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『愛国と教育』

第二次安倍政権以後の、社会科教科書への文科省の意見、修正、そして、新しい教科書を作る会等の運動が描かれる。 さらに、菅義偉内閣での日本学術会議委員の任命しないことの不可解さ。 こうした一連の動きは、現在ではこうした潮流の裏には、日本会議はもとより旧統一教会の運動があったことが明らかになっていて、この目で見ると、こうした動きは非常に喜劇的なことが分る。...

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荏原高校と言えば 桑田武

昨日から甲子園で全国高校野球大会が始まった。 母校の都立小山台は、東東京の準決勝で、日体大荏原高校に負けたとのこと。 その荏原は、決勝で二松学舎高校に負けたのだ。 日体大荏原と言えば、桑田武である。                                                           彼は、荏原高校から中央大学を出て、太洋ホエールズに入った。...

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二次安倍政権のおかしさの根源は

以前、私は、このブログで次のように書いたが、再録する。...

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『遠すぎた橋』に見る「遅かりし由良之助」

1977年の戦争映画、1944年秋に連合軍がオランダで実行したが、成功しなかった「マーケット・ガーデン作戦」を描く。 この作戦の失敗で、連合軍の英米側は、ドイツ進軍が遅れ、ベルリン陥落はソ連軍にされてしまう。 ジョゼフ・E・レビンという独立プロデューサーのものだが、米英のスターが次々と出てくる。                      公開時に横浜のピカデリーで見たが、あまり面白くなかった作品。...

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『ポーランドに行った子どもたち』

1951年、朝鮮戦争の最中に、戦争で生まれた孤児を、秘密裏に、ポーランド、ルーマニア、ハンガリーに移住させた。おそらくは、ソ連のスターリンによる命令で、朝鮮戦争を戦う北朝鮮を援助するのが目的だった。 ポーランドに行ったの子供たちは、約1500人で田舎の施設で生活することになる。 だが、1950年代末になると、今度は逆に金日成の命令で、朝鮮に戻される。...

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「なぜ金日成様バッジを付けていないの」

1989年、北朝鮮で開催された世界青年学生友好祭に、ポーランドのスタッフが行き、平壌等を撮影した映画『金日成のパレード』があった。 ここで描かれた北朝鮮が、実にお笑いだったが、逆にポーランドにいた北朝鮮の留学生のことも出てきた。 彼らが驚くのは、そこでは誰も「首領様バッジ」を付けていないことだった。...

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『下郎の首』足す『七人の侍』だろう

CSで『剣客商売・その日の三冬』を見る。...

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『かげろう絵図』後編が作られなかった原因は

市川雷蔵主演の1959年の映画に『かげろう絵図』があった。 監督は衣笠貞之助で、なかなか面白かったが、続編は作られなかった。                                                                 以前、見たときに、雷蔵が忙しくなってできなかったのだろうと思っていた。 ある本のなかで、その原因が書かれていた。...

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工業試験場ではないとするとどこなのか

午後、暑いので、CSで渡瀬恒彦の『十津川警部シリーズ』を見ていると、犯人の女が麻生祐未なので、最後まで見る。 彼女も、まだ若い。                                             私は、「オールナイト・フジ」の時代から見ていて、気にいっていたのだ。 話は、彼女の恋人の画家が殺されて、犯人の5人の男に復讐するという、岩下志麻の『五弁の椿』みたいな話だった。...

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