安部晋三元首相が亡くなられて、冥福を祈る気持ちはあるだろう。
だが、それを国葬でやるとは、どういうことなのか。
岸田首相の、日本会議など保守への配慮なのだろうか。
ともかく違和感があるのは、私だけではないだろう。
前の国葬は、吉田茂元首相で、1967年のことだった。
この時、当時私が付き合っていた女性も(まったくのノン・ポリだったが)、テレビでの国葬の映像の裏にベートーベンの『英雄』が流されていて、
「なにこれ・・・」と思ったそうだ。
戦後の民主主義社会に反する行事だと思うが、「戦後レジームからの脱却」を掲げた安部晋三元首相にはふさわしいことなのだろうか。