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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『伊豆の踊子』 1963年吉永小百合版

夜、阪神が勝ち、予想どおり大相撲は照ノ富士が優勝して夕食の後、 適当にチャンネルを廻していると、東京MXテレビで西河克巳監督の『伊豆の踊子』をやっているので、見る。 踊子は、吉永小百合で、一高の学生さんは高橋英樹、踊子一座の男は、大坂志郎で、元新派の役者となっている。 母親は、浪花千栄子で、その他紙屋で井上昭文、鳥屋で桂小金治などが出ている。...

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『坊ちゃん』 1958年南原伸二版

戦前から何度も作られている『坊っちゃん』だが、あまり知られていない版だと思う。       1935.03.14 坊つちゃん P.C.L. 山本嘉次郎 1953.08.12 坊っちゃん 東京映画 丸山誠治 1958.06.15 坊っちゃん 松竹大船 番匠義彰 1966.08.13 坊っちゃん 松竹大船 市村泰一 1977.08.06 坊っちゃん 松竹=文学座 前田陽一...

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南原宏治について

南原宏治(伸二)とは、どんな役者だとの話がきたので、書く。 南原は、一流スターとは言えなかったが、結構話題の多い俳優だった。 彼の経歴は、以下のとおり。                                           上は、高倉健と共演した『網走番外地』である   出演 1955.01.27 姿三四郎 第一部  東映東京  ... 巡羅 1955.04.19 青春航路 海の若人...

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『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』

主演のキャサリン・ターナーは、『白いドレスの女』で好きになったので、前から見たいとおもっていたが。 彼女の体当たりの演技が凄い。 製作のマイケル・ダグラスは、父親のカークも製作をやって成功したので、これも上手くやっている。               ロマンス小説家のターナーは、姉の夫が殺されコロンビアに誘拐されて、「現地に来い」と連絡される。...

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ウクライナ戦争に似ているのは

今回のロシアのウクライナ侵攻、ウクライナ戦争に似ているのは、どれだろうか。 私は、満州事変から日中戦争に似ていると思う。 五族協和を掲げて傀儡国家満州国を作った日本は、1937年に北京で盧溝橋事件をきっかけに中国との戦争に入った。 盧溝橋事件の犯人については、諸説あるが、そもそもなぜ日本軍が北京にいたのだろうか。 その理由は、なんと1901年の義和団事件なのだ。...

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小山台高校が出てくる映画は

先週に、小山台高校のクラス会があった。 私は、この真面目高校が苦手だった。 この高校の校舎が出てくる映画がある。                                           日活の鈴木清順監督、高橋英樹主演の『けんかえいれじい』である。 なぜ、小山台高校が使われたが不明だが、日活には、加藤彰、藤井克彦などが助監督にいた性だろうか。

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「メロドラマの成立しにくい時代のメロドラマ 『かりそめの唇』」

西河克巳監督は、「メロドラマが成立するのは、戦争や革命などの大事件が必要だ」と言っている。 『風と共に去りぬ』は、南北戦争だし、日本の『君の名は』も太平洋戦争で、特に東京大空襲が映画の始まりになっている。 この1955年の松竹大船のメロドラマは、その意味では、太平洋戦争はおろか、米軍占領も終わった1955年なので、その分ドラマは苦しい。...

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ウクライナ侵攻に責任のある日本人は

ロシアのウクライナ侵攻は、どう考えてもひどいが、それに一番責任のある日本人は誰だろうか。 言うまでもなく、安部晋三元首相である。                                                             彼は、プーチンと28回も会い、「シンゾウ、ウラジミル」と言いあったことを誇ってきた。...

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キセルのやり方

テレビを見ていると、キセルの語源について林先生が説明していた。 今は、カードなので、キセルもやれなくなったと思う。 大学の劇団の先輩で、キセルの常習者の二人がいた。 もう二人とも亡くなっているので、書いてよいと思うが、OとYだった。 Oは鎌倉に住み、Yは茅ヶ崎だった。 二人が、高田馬場や新宿から帰るとき、Yはきちんと定期を持っているのでなにもない。...

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鶴見の沖縄

NHKの朝ドラには、横浜の沖縄のことが出てくるようだが、見ていないので分らない。 だが、なぜ横浜に沖縄の人がいるのだろうか。 理由は、以下のとおりである。...

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文体で見た都はるみ

今日、6月2日は、横浜開港記念日で、横浜の公立小学校は休みで、いろんな行事が行なわれる。 昔は、横浜文化体育館で市主催の「記念行事」が行なわれ、その後にコンサートがあった。 いつかは忘れたが、ある年、都はるみが出たことがあった。 彼女は、いきなり舞台に飛び出てきて、ノリノリで歌ったのだ。 「ああ、ライブではこういう風に歌うのか」と思ったものだ。...

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横浜開港祭

昨日は、みなとみらいの臨港パークを中心に、開港祭が行なわれたようだ。                                           横浜開港祭は、もとは「横浜ドンタク」として始められたもので、実は私の劇団時代の後輩のGが横浜博報堂の下で始めたものだった。 Gは、いろいろと問題を起こす人間で、横浜のJCからその経理を疑われ、なん年後かにクビになった男だった。...

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『あぶく銭』

1970年4月の大映京都作品、大映単独としては最後の方で、2ヶ月後には日活との共同配給のダイニチ映配になる。                 時代は、大正末期あたりで、サイレント映画館が出てくるのは、勝新の趣味だろうか。 賭場を荒しで金を手に入れている勝新と藤岡琢也と酒井修の3人組み。 このトリオは、面白い組合わせだと思うが、大映撮影所が崩壊したので、2作目はなし。...

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『東京暮色』の表返しか 『抱かれた花嫁』

『抱かれた花嫁』は、浅草で寿司屋をやっている望月優子の話で、長女は有馬稲子、長男は大木実で劇作家、次男は田浦正巳で大学生だが、浅草の踊子の朝丘雪路と恋仲になっている。                                               望月は、店の看板娘有馬を早く結婚させようとし、銀座の袋物屋の息子永井達郎と見合いをさせ、永井も店で働く。...

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西口浩君について

小山台高校、41年卒A組のクラス会があったので、一番有名になり、一番最初に死んだ西口浩君について書く。 2年A組になった時、彼は創価学会で活動しているので、有名だった。 私が、「学会なんてくだらないところでなんでやっているの」と聞くと、 「いい女がいるんだよ」との答えだったが、テレだったのか。 当時、今村昌平が『復讐するは我にあり』で作る西口彰事件もあり、われわれは「西口、西口」とからかっていた。...

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川崎あかねが出ていた 『剣客商売・越後屋騒ぎ』

夜、阪神が勝ち、巨人が負けて、非常にいい気分で、『剣客商売』を見る。 藤田まことなので、2004年頃だろう。 脚本は野上龍郎で、監督は小野田嘉幹、道端で藤田は、子供が誘拐されてようとしているところに会い救う。 子は、蝋燭問屋越後屋・草薙幸二郎の孫で、店には孫に対して千両をよこせという手紙がきている。 岡っ引きの峰岸徹が、店の諸事を請け負っているが、この強請については、早く金を払えばと言っている。...

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太平洋ひとりぼっちではなく、日本国ひとりぼっちだったのだ。

1962年の堀江謙一の太平洋横断航海を基にしたのは、石原裕次郎主演の映画『太平洋ひとりぼっち』だが、これを見ると非常に興味深い。                                                     堀江は、地元はもとより、大学、ヨット仲間にもひとりの友人もいない。西宮港を密かに出た時、見送ってくれたのは,ハナ肇だけ。...

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磯子駅の凋落

昨日、用があって磯子駅に行ったが、数年前の比べて一層さびれていた。 横浜銀行の駅前支店もなくなっていて、スルガ銀行は、昼休みをとっていた。 もともと、この磯子駅は、本来の磯子ではない場所に作られたのだ。                      本来の磯子は、今は警察と消防署がある磯子区の「浜」近くのことで、昔の磯子区役所もそこにあった。...

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ステーイブ・ウィンウッド公演の中止について

昨日、あるイベントに出て、そこでステーイブ・ウィンウッドのことが出て、彼が来日し、横浜アリーナで公演をすることになった。                     たぶん、1989年のことだと思うが、横浜アリーナに行ってもなかなか始まらない。 その内に、ウドーだったと思うが、プロモーターが出てきて、「今日は公演中止です」を言った。 たぶん、体調不良だったと思う。...

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根岸湾埋立事始め

港湾の管財係長をやっているとき、公明党の遠藤議員から電話があり、根岸の土地のことで相談がある人がいるので、会ってくれと言われる。                     その日、二人の男が来た。産廃業者の人と、かなり高齢の弁護士だった。 聞くと、凄い話で、「根岸の横浜日赤病院の土地は俺の物だから寄こせ」とのこと。 驚いて、港湾の埋立の生き字引田中常義さんに聞く。...

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