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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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文体で見た都はるみ

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今日、6月2日は、横浜開港記念日で、横浜の公立小学校は休みで、いろんな行事が行なわれる。

昔は、横浜文化体育館で市主催の「記念行事」が行なわれ、その後にコンサートがあった。

いつかは忘れたが、ある年、都はるみが出たことがあった。

彼女は、いきなり舞台に飛び出てきて、ノリノリで歌ったのだ。

「ああ、ライブではこういう風に歌うのか」と思ったものだ。

 

                

だから、1991年のウォーマッド横浜のラストに、中村とうようさんの前説の後、

ステージに飛び出してきて、ロッド・スチワートのようにマイクを握って歌っても、私はまったく驚かなかったのだ。

だが、この時、田村光男に聞くと、都さんは、出るまでドキドキで、「演歌なんか帰れ」と言われるのではないかと不安だったノだそうだ。

また、この時、都はるみさんの出演を決めると、横浜市役所役人は、

「演歌歌手の出るイベントには、補助金はだせない」と言ったのだ。

クラシックなら、OKだったのだろうが、横浜市の役人の文化レベルは、その程度だったのである。


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