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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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「出世と恋愛」

一昨日の斎藤美奈子さんによれば、「出世と恋愛」は、近代の所産、個人の営為なのだそうだ。 たしかに、日本でも近代以前の封建社会では、身分は一応固定されていたので、その身分の中での上昇はあっても、身分を越えての上昇はないのが建前だった。...

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ケイヒンの荒業 本牧ふ頭基部

鳥浜の埋め立て地をめぐるケイヒンのもろもろについて書いたので、他のことも書いておく。 ケイヒンで一番有名なのは、東京港のふ頭公団のライナーバースを作る時、ケイヒンはオプション契約をしていたのに、途中で勝手に降りた事件である。ここでは、多額の違約金を東京都に取られた。 それをある人から聞いたとき、私は、東京都港湾局は偉いなと思ったものだ。...

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ペンテコステ大会

パシフィコ横浜にいたときには、いろんな大会、集会があり、見に行ったことがあった。                   中で、興味深かったのは、国立大ホールでのキリスト教の伝道集会コンサートだった。 小坂忠、本多路津子らが出たが、大ヒット曲『異邦人』の久保田早紀は、久米小百合として出たが、ピアノは久米大作だったと思う。 久米大作は、俳優久米明の息子で、新国立劇場の『ブッダ』の音楽は非常に良かった。...

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慶応高校は、どこから出場したのか

高校野球全国大会で、慶応が日大土浦に勝ち、明後日の決勝戦に出ることになった。 なんでも105年ぶりとのことだが、その時、慶応はどこに地域の代表として出たのだろうか。 それは、東京代表だったのだ。                                                           当時は、慶応高校(普通部)は、東京の三田にあったのである。...

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慶応高校の鳴海四郎先生

英米文学の翻訳で有名な鳴海四郎先生は、1950年代は、慶応高校の英語の先生だったそうだ。                                       同時に劇団文学座の俳優でもあり、実際に劇に出ていたそうだ。 ある日、高校生の渡辺保さんは、鳴海先生の授業の時、 「先生、昨日の芝居、見ましたよ」というと、非常に嫌な顔をされたそうだ。...

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『旅する映写機』

冒頭に、廃館になった渋谷の映画館で、映写機を外す方の作業が出てくる。 日本に、もう映写機を製造している会社はないので、古い映写機も、次に使う館のために映写機をはずして遠い館に持って行くのだ。                                                 そして、地方にある様々な映画館と映写機の状況が紹介される。...

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渡辺保さんが、俳優の鳴海四郎さんを見たのは『昭和演劇大全集』にある

鳴海四郎氏が、文学座の俳優で、慶応高校の教師だったことを書いたが、その出典を調べると、渡辺保さんと高泉淳子の『昭和演劇大全集』の225ページにあった。                   これは、田中千禾夫の『マリアの首』を話した時の冒頭に出てくる。...

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スキヤキミーツ・ザ・ワールドも始まるはず

今日は、8月最終週で、富山県南砺市のスキヤキミーツ・ザ・ワールドも始まるはず。                                 そして、このスキヤキと同時に1991年8月に日本で最初の野外音楽フェステイバルとして始まったのは、「ウォーマッド横浜91」だった。...

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永遠の女学生 桂木洋子

ユーチューブで、「日本の美人女優」を見ていたら、桂木洋子があった。 清純派女優もいろいろいるが、 なかでも女学生の感じが一番なのが、彼女だろう。               松竹で、横浜駅のシューマイ娘役の映画もあったが、女学生が最高だろうと思う。 2007年に亡くなっている。...

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『宮本武蔵・巌流島の決闘』

冒頭に、2部、3部の回想が流れるが、武蔵は呟く、 「われ、事において後悔せず!」 これは、数々の決闘において、勝つことが第一で、武士道など関係ないとのことだろう。 特に、武蔵のような孤剣の場合、ともかく一人で戦うのだが、ともかく生き抜くことが重大で、そうでなければ死んでしまうのだから。...

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金沢の花火大会だった

午後、電車に乗っていると、浴衣姿の女性がいるので、「ああ今日は金沢の花火大会だな」と思う。 金沢区役所に4年間いたが、毎年企業からの寄付集めに金沢区内をまわった。 花火というのは、大変に金の掛かるもので、本来の打ち上げ費用の他、警備とごみ処理で大変なのだ。...

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昭和天皇は、なぜ対米国戦を選んだのか

木曜日は、佐藤先生の講座で、『真珠湾攻撃への道』を聞き、そこでは日本代表の野村吉三郎のヒアリングもあった。 それによれば、昭和天皇以下の近衛文麿などにも、三国同盟と日米友好は両立するとの楽観的な見通しがあった。 だが、最後に「ハル・ノート」が出て、特に中国からの撤兵を求められたとき、完全にデット・エンドになってしまったわけだ。...

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久しぶりの図書館批判

ときどき出てくる図書館批判で、実にバカバカしい。 昔、テレビで大相撲が中継されるとき、観客が減るという意見があったが、テレビ中継で大相撲は大人気になった。 プロ野球のテレビ中継も同じだろうと思う。   町の書店が減り、本の販売数も減っているのは、言うまでもなくネット、スマフォの性であることは明らかで、図書館は関係ない。 この自民党の動きは、町の本屋さんという中小企業対策だろうが、無意味な動きだ。...

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金子勝彦さん死去

元東京12チャンネルのアナウンサーだった金子勝彦さんが亡くなられたそうだ。                     彼と一緒に仕事をすることはなかったが、金子さんが放送していた『ダイヤモンド・サッカー』で大学時代アルバイトをしていたことがある。 それは、チームの得点を入れる仕事で、日曜日の朝、放送のときに映画で録画された試合の得点シーンで、スタジオの機械を使って得点を入れるとても楽な仕事だった。...

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『華麗なる一族』

前にテレビでは見たはずだが、山本薩夫監督版は初めて見たが、実に面白い。                関西の万表財閥の当主大介の佐分利信の、ある種強欲ぶりがすごく、まさにこういうのを骨太の人間と言うのだろう。 そして、息子鉄平の仲代達矢との確執がすごい。...

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『GHQの6年8か月 マッカーサーの野望と挫折』

1945年8月、日本はポツダム宣言を受諾して、太平洋戦争は終わった。そして、連合国最高司令官としてダグラス・マッカーサーが、厚木飛行場にやってきた。                          当初、アメリカは、太平洋の島々で「特攻攻撃」をやってきた日本人は、占領すれば大変な反発を受けるとして米軍20万人を日本に上陸させた。...

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もう、どこにも出ないよ 『ウォーマッド横浜・歴史から消えたビッグ・フェスティバル』

土曜の朝は、虚しいのだが、新聞の書評欄を見る。 もちろん、出ているはずもないのだが、もしかしたらと探してしまう。 拙著の『ウォーマッド横浜・歴史から消えたビッグ・フェステイバル』である。 遺書みたいなものだから、出すことに意味があり、それがどうのように評価されようとのどうでも良いのだが。 やはり、次になにをしようかと思うとき、あれは気になるのである。...

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『色道四十八手・たからぶね』

1960年代以後の日本映画界で、最大の事件は、ピンク映画から日活ロマンポルノの興隆だった。...

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関東大震災では 『福田村事件』

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渡辺邦男先生は

先日、『たからぶね』を国立映画アーカイブに見に行くと、受付で、フィルムの切れ端をくれる。 国から物をもらうなど、ないことなのでもらう。 見ると、4コマで、男同志で接吻しているが、中身はよく見えない。                  昔、新東宝で『明治天皇と日露大戦争』を撮った人に、渡辺邦男がいた。...

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