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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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中島敦彦だった

六角精児の『呑み鉄本線・日本旅』で、よくかかる曲に『ディーゼル』というのがある。 いい曲だなあと思っていると、作詞は、劇作家の中島敦彦だった。 文学座等でも、作、演出をしていた人だが、2019年に亡くなられている。 でも、曲や劇作は残っているのだ。                                    

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「日本の古代に畜生道はなかった」

歌舞伎によく出てくる畜生道、愛し合った男女が、実は兄妹などで、愛し合えない禁忌に気づくのが畜生道で、江戸時代には、大変に避けられていたことだった。 私は、これは一種の「不条理劇」だと思ってきた。 つまり、絶対に愛し合えない、愛の不条理だと。 だが、日本の古代では、畜生道という考えななく、むしろ双生児で、しかも男女の双生児は、生の多産の象徴として喜ばれていたことを知った。...

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同姓同名の方 松山晋也

阪神、中日戦を見ていたら、小笠原慎之介投手の次に、松山晋也という育成から今や中日の押さえで活躍している投手が出てきて、なんと松山晋也で、音楽評論家の方とまったくの同姓同名なのだ。                      もうとっくに退職されたが、横浜市衛生局の幹部に、吉田拓郎と言う人がいた。 一度飲んだことがあるが、毎年何度かは、間違い電話があるとのことだった。...

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『YOKOHAMA本牧ジャズ祭』をいただく

本牧ジャズ祭の石橋さんに『ウォーマッド横浜・歴史から消えたビッグ・フェステイバル』をお送りしたところ、『YOKOHAMA本牧ジャズ祭』をいただいた。             これは、1981年から1995年まで、15年間続いた横浜の野外音楽フェステイバルの記録で、大変に面白かった。編集は、横浜のダディの渡辺光次さんで、さすがだと思った。...

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小林一三は、偉かった。

テレビで、ジャニーズ問題の記者会見を見ていて、3時半になり、オンライン講座になったので、朝日カルチャーの『真珠湾への道』を見て、テレビを付けると、まだ中継をやっている。 見ていて、思うのは、小林一三の偉さである。                 宝塚を作り、東宝も作った阪急の小林は、宝塚歌劇団を芸能人を作っているのではなく、教育事業だとしていた。...

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中野翠について

朝日新聞に中野翠の回想が出ているが、以前私は次のように書いた。               『あの頃の早稲田で』 中野翠...

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『近衛文麿とゾルゲ事件』

夕方は、朝日カルチャーセンターのオンライン講座で、山田朗先生の『近衛文麿とゾルゲ事件』を見る。 戦前、防諜を担当する機関は、憲兵隊、外事警察と特高警察等があったが、1936年、陸軍は防諜機関を強化するために、陸軍省の組織を改革し、兵務局と兵務課を新設し、憲兵隊を担当させる。 これは、2・26事件を察知していたが、防止できなかったことからだった。...

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野村吉三郎とジョセフ・グルー

1941年に、日米の険悪な関係を危惧して始められた「日米交渉」は、実は民間レベルで始まったもので、当初から先行きが危ぶまれていた。 正式な政府レベルの交渉となり、日本代表とされたのが、野村吉三郎大将で、彼は在米勤務の実績はあったが、その英語力はかなり問題があったようだ。...

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「カラヤン事件」

中野翠の回想は、大学時代を素通りして、仕事を始めた頃に飛んでいる。 大学時代のことは、まだいろいろと差しさわりがあるのだろうか。 私は、実際に経験はしていないが、1965年12月から始まった「学費・学館闘争」事件では、いろんなことがあったようだ。 1年上に、村上さんという人がいた。広島出身で、地元の放送劇団にいたらしく、いかにも役者らしい、面白い方だった。...

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『由起子』

1955年の今井正監督作品、製作の伊藤武郎が金に困って作ったメロドラマ。 原作は菊田一夫で、『君の名は』のようなヒットを狙ったものらしいが、メロドラマとしては中途半端。製作は、もう一人映画『ひろしま』の小林聖がいるので、『ひろしま』は儲かったのだろう。...

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「ドナルド・レーガンについて」

ユーチューブで、『ブルームーン』を唄っている女性歌手がいい女だなと思うと、シビル・シェパードで、ああそうかと思う。 彼女が歌手でもあると知ったのは、渋谷のスミヤで、ここではよくドキュメンタリーのLPを買ったのだ。 中で良いのは、ドナルド・レーガンのLPだった。 元大統領のレーガンは、元俳優とされているが、本当はラジオのアナウンサー、今の言葉でいえば、スポーツキャスターだった。...

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阿川泰子コンサート

われながらもの好きだと思うのだが、阿川泰子のコンサートに行ったことがある。                ただ、もちろんというのも変だが、自分から希望したのではなく、友人の下川博に誘われたので、見に行ったのだ。 紅葉ヶ丘の神奈川県立音楽堂で、浜音かどこかの主催だったと思う。 バックには、きちんとバンドが付いていたと思う。 出てきて、1曲目聞いて、下川と異口同音に「下手だなあ」と言い合った。...

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「おい、どけよ!」

先日、ピケ解除での「カラヤン事件」を書いたが、同じスト解除で相撲部に押し出された事件もあった。 どこのピケット解除だが、忘れたが、やはりある学部のスト解除のとき、大学側が相撲部の連中を動員したことがあった。 学生側は、50人くらいてスクラムを組んでいたそうだ。 そこに相撲部の連中が来て、 「おい、どけよ!」と腕で押した。 すると、学生10人くらいがどどっと倒れたそうだ。...

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「阪神、優勝」

期待通り、阪神が優勝したので、彼の大学時代のことを思い出した。 それは、日米大学選手権の試合で、神宮球場で、当時東海大の3年生の原が4番、岡田は、一つ上の早稲田の4年で、打順は原の次の5番だったと思う。...

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『キャメラを持った男たち』

1923年9月1日の関東大震災のとき、その記録フィルムは、いろいろあった。 ただ、タイトルが不明だったり、コピーと思われるものがあったりだった。                撮影したのは、ほぼ分かっていて、岩岡商会の岩岡巽、日活向島撮影所の高坂利光、そして東京シネマ商会の白井久の3人だった。 彼らは、震災と火事の現場で、「こんな時になにを撮っているんだ」との批難の声の中で、カメラを回し続けた。...

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「柳の下にドジョウは・・・」

かつて日本映画界には、「柳の下には泥鰌は3匹いる」と言われていた。 一つがヒットすれば、続編や第三の、新新なんとかまではできるというのだ。 それに倣ったのか、阿川泰子のヒットの続いて、秋本奈緒美や真梨邑ケイ、さらにベテランの域に近かったアンリ菅野までが、美人歌手として再発された。 これもバブル時代だったのか。 これは、聞いた話だが、私の知り合いが、ある「美人歌手」のライブに行った。...

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地球を2社で分割していたのだが

JFEスチールが、扇島の高炉の稼働を停止するそうだ。 1970年代、日本の新日本製鉄と日本鋼管は、この2社で、世界を分割し営業することを決めていたと聞いた。パシフィコ横浜に来ていた、日本鋼管の方からだった。 それは、「まるで大航海時代のスペインとポルトガルによる世界分割みたいだなあ」と思ったものだ。...

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CSは、BSよりも遅れる

夜、市内某所で、阪神・横浜戦を見ると、2台のテレビの内、1台はBS、もう一つはCSで、見比べるとBSの方が早いのだ。 0.5秒くらいずれるのだ。                    だから、全部をまとめると、地上波が一番早く、次にBS、そしてCSとなるのだ。 どうして、このようになるのか分からないが、要は宇宙にある衛星を介してくるので、その分時間がかかるのだろうと思う。...

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『悲愁物語』

夜、適当にチャンネルを廻していると、『悲愁物語』をBS松竹東急でやっている。 昔から、松竹は映画配給もやっていて、サイレント時代には洋画配給では、主力館を持っていて、活弁には黒澤明の兄の須田貞明もいて、トーキー移行の際には争議委員長にもなっている。 だが、組合と会社の板挟み、さらに愛人との問題から彼は、自殺してしまう。...

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『男はつらいよ』

全50作の1作目、1966年11月17日、蓮沼のヒカリ座で見た。             併映は、日活の野村孝監督の『やくざ非情史・長崎の顔』で、これは大体見たが、もう1本の東映の中川信夫監督の『お勝兇状旅』だったのだが、これほとんどは見ていない。...

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