藤真利子が出ていた
テレビ時代劇で『国境を越えた男』があり、山本周五郎原作というので見る。 江戸詰めだった武士の中村雅俊が故郷の城の勘定奉行となって戻ってくる。 彼の従僕が今福将夫、藩内は怠惰の気風が蔓延しているが、中村は財政再建のために厳しく対応する。 そして、国家老の娘の藤真利子と結婚する。藤は、当初は気位が高くて同衾しない。 中村の周囲に、作事奉行の芦田伸介が出没すると、今福は嫌な表情を見せる。...
View Article京浜急行の駅名は面白い
京浜急行の駅名は非常に面白いのがある。 まずは、雑色、ぞうしきと読めるだろうか。弘明寺も、普通に読めばこうみょうじ、である。 読みは簡単だが、青物横丁、六郷土手もすごいと言えばすごい。 青物横丁駅は、薬師丸ひろ子さんが、都立八潮高校へ通学した駅なのだが、それが青物とは、まるで大根役者ではないか。...
View Article『決算、忠臣蔵』
『忠臣蔵』は数多いが、これは二つでユニークである。 一つは、各場面での行為を金額に換算していること。 もう一つは、赤穂方の人間の台詞は、関西弁というか、赤穂地方の言葉にしていること。 この赤穂事件で、一番悪いのは、言うまでもなく浅野内匠守で、吉良に賄賂を送らなかったのは、異常と言うしかない。...
View Articleパタパタ撮影で思い出したこと
昨日、京浜急行川崎駅を通ると、列車の表示機・「パタパタ」を撮影している人が沢山いる。 これは、 「内の会社が作ったんですよ」と横浜コンベンション・ビューローにいたとき、帝国社から来ていたM君に言われた。 M君は、横浜市の幹部の息子だが、高校を中退し、自衛隊でジェット機に乗っていたという少々変わった経歴の男だった。...
View Article大変ですね 大学入試
昨日、今日は、大学入試センターの試験であり、見ていて大変だなあと思う。 私は、幸運にも現役で合格したので、浪人はせずに入学できた。 だが、教育学部英語英文科は、レベルが高くて、参った。 定員120人だが、男女60ずつと、明らかに「足切り」をしていたと思う。 普通に選考すると、女性ばかりになるので、半分で切っていたと思われる。...
View Article「藤竜也って知ってますか」
私が、亡き田村光男の紹介で、現代企画室から黒澤明についての本を出すことになった時、 渋谷の喫茶店で、担当の小倉君に会った時、すぐに聞かれたことである。 もちろん、日活のファンだった私は、「知ってますよ」と答えると、 「僕の叔父なんです」と言う。 背は、藤のように高くはないが、顔はよく似ている。 小倉君の母親は、藤のお姉さんなのだ。 藤竜也も、本名は、伊藤で、そこから藤竜也にしたのだそうだ。...
View Articleいつもの会だった
昨日の朝、ゴミ出しに行くと、町内会館の前にバンが停まっていて、人が出入りしている。 「ああ、毎月の売り立て会だな」と思う。 毎月、15日に、骨董品の売り立て会をやっているのだ。 横浜アートオークションの札が掛けられている。 この南区、磯子区は骨董品店が多いのだ。 なぜかは知らないが。
View Article銀行も大変なんだなあと思う
昨日、三菱銀行池上支店から通知が来ている。 4月22日から、池上支店を蒲田支店に統合するとのこと。 そこには、池上支店の他、蒲田駅前支店、羽田支店も統合するとのこと。 池上は、池上本門寺のお賽銭もあり、それなりの工場や事務所もあるので、そう小さな支店だとは思えないが。 銀行も大変なんだなあと思った。
View Article井上昭、死去
大映の監督だった井上昭が、死んだそうだ、93歳。 大映では、以下のような作品を作っている。 1960.04.06 幽霊小判 大映京都 1960.06.01 続次郎長富士 大映京都 ... 助監督 1960.10.18 大菩薩峠 大映京都 ... 助監督 1961.01.27 潮来笠 大映京都 1961.11.01 釈迦 大映京都 ... 助監督 1961.11.29 銭形平次捕物控...
View Article「やあやあ、元気会」
昔、よこはまで「やあやあ元気会」というのがあった。 横浜の自民党のボスだった横山健一元市議が主催するもので、1月10日くらい、横浜駅西口の宴会場に集まる会だった。 そして、この種の挨拶や式辞などがまったくなく、「やあ、やあ」と挨拶する会だった。 バカバカしいと言いつつ、皆行っていたが、私もこの年になると、「結構意味があるな」と思うようになった。...
View Articleフィルム撮影だった 『剣客商売・婚礼の夜』
昨夜、BSフジの『剣客商売・婚礼』を見たら、監督が井上昭で、脚本は野上龍雄だった。 渡部篤郎の友人の金山一彦が、浪人から一応小身だが武家の娘の聟になる。義父は、左右田一平でこれは良い。 その娘は、名は分らないが、言ってみればデブ、でも金山は惚れている。...
View Article『水俣曼荼羅』
私が今までに見た映画で、最も長い作品の1本であり、入場料の高い映画でもある。 6時間以上、3,900円だが、それに十分に見合う面白さだった。 作品としては、第一部が非常に面白く、浴田熊本大学教授が、水俣病の病原を明かすところが非常に面白い。...
View Article歌会始
皇室の正月の行事として歌会始があり、高校の国語の教師だったKは、批判的だった。 「下手な歌ばかりだ」と言っていた。 まあ、そうだろうが、私は、この歌会始は良いことだと思う。 言ってみれば、これは『紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』を併せたような行事である。 これを鎌倉時代あたりから、日本の皇室がやっていたことは素晴らしいことだと思う。...
View Article『チェイシング・トレイン』
大学に入り、映画研究会を辞めて、劇団に入ったとき、2浪して8年生という林裕通さんに会った。 林さんは、1958年に大学に入った人で、なんと1960年6月15日には、国会に突入していたという人だった。 どうやって国会に入ったのですかと聞くと、「あの頃は、すぐそばで集会をやって、そのまま通用門に行ったんだ」とのこと。...
View Article「ロール・キャベツは和食」
朝、テレビを見ていたら、女優のKが出ていて、 「結婚したので、料理もやっています。特に和食で、ロール・キャベツなんか得意で・・・」と言っていた。 ロール・キャベツは和食とは驚くが、和食の店でも、惣菜として並んでいるので、間違えるのもあるのだろうか。 それよりも、「原産地」が明確でないからだろうと私は思う。...
View Article「サステイナブル・デベロップメント」を最初に聞いた頃
今や流行語になった、SDGsの「サステイナブル・デベロップメント」を最初に聞いたのは、総務局国際室でヨークを担当している時だった。 「ITTOのスローガンがSDGsなんです」とのことだった。 このヨーク(横浜市国際交流協会、当時は海外交流協会)の中に国際協力会という組織があり、そのITTO(熱帯木材機関)などを担当していた。...
View Article『水戸黄門』だけが時代劇ではない
先週の土曜日の朝日新聞のBEに時代劇のファン投票が出ていた。 1位が『水戸黄門』である。時代劇と言えば、あの勧善懲悪劇だと思っている人も多いだろう。 だが、時代劇は、元々は反体制の劇だった。 そもそも時代劇という名称はなく、これを最初に使ったのは、伊藤大輔先生で、映画1923年の『女と海賊』のシナリオを書いた時に、「新時代劇」と称したのが始まりである。...
View Article恵方巻きはなかったが・・・
2月3日と言えば、かつては、節分の豆まきだったが、今は恵方巻きだろう。 もちろん、こんなものはなく、節分では、ちらし寿司と蛤のお吸い物を食べたと思う、少なくとも関東では。 恵方巻きは、バレンタインディー・チョコと同じで、販促の一つと言ってよいだろう。 だが、恵方という考え方はあり、これは初詣と同様、むしろ初詣よりも普通に行なわれる年中行事だった。...
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