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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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「親の死に目にあえないぞ」と言われたが・・・

冬の夜でも、 「寝るときに靴下をはいて寝ると親の死に目にあえない」とよく言われたものだが。                               湯たんぽを出すのも面倒なので、このところ夜は非常に寒いので、靴下をはいて寝ている。 父親は、小学校6年のときに、母親も約30年前に亡くなっていて、なんとか病院で死に目にあっているので。 でも、なぜこんなことを言ったのだろうか。...

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柏木博氏、死去

柏木博氏は、日本のデザイン批評の草分けの方であろう。 さらに、公的には知られていないことだが、音楽評論家中村とうようさんの膨大なコレクションの武蔵野美術大学図書館への寄贈の橋渡しをした方でもある。 柏木さんは、若いときからブルースが好きで、『ミュージック・マガジン』も読んでいたようだ。...

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神田沙也加、死去

自殺なのか、やはり親の存在が大きすぎるのは、子供には大変だと言うことだと思う。 彼女の舞台は、一度だけ見たことがある。 新国立劇場の『夏の夜の夢』で、英国人演出家だったので、依怙贔屓はなく、きちんと評価された上での起用だったと思う。 ただ、見ていて、演技等はひどくはないが、あまり存在感がなく、 終わってから、「あれは神田だったのか」と思ったくらいだ。...

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『慶安風雲録』

私も、多くの映画、テレビを見てきたが、これほど想像力が豊というか、でたらめな話もないと思う。 筋は、慶安太平記、由井正雪の乱で正雪と松平信綱伊豆守の知恵伊豆との対立である。 知恵伊豆は、里見浩太郎、由井は西郷輝彦、徳川家光は峰岸隆之助、大久保彦左衛門は下川達平、丸橋忠弥は榎木孝明 ともかく、家光の前で、御前試合をするが、宮本武蔵と荒木又右エ門が戦うのだからすごい。...

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50年前の今夜は

今から50年前の今夜、1971年12月24日、私は同じ劇団にいた星野と新宿の喫茶店にいた。 彼は、大学を5年で出て、製薬会社に就職していたが、私はまだ大学の6年目で、共に女もいないので会っていたのだ。 夜、7時過ぎ、喫茶店の前の道をまず救急車が行き、消防車そして機動隊の車が行った。...

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『ワールドトレードセンター』

ヒストリーチャンネルで、『ワールドトレードセンター』が放送された。 その最初は、1939年のニューヨーク万博で、この時に世界の物産展示館としたワールドトレードセンターができたそうだ。...

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『クナシリ』

『クナシリ』は、北方領土でロシアが実効支配している国後島のことで、ベラルーシ出身で、フランスにいる監督によってとられた2018年の記録映画である。 そうすごいとは言えないが、なかなか面白い作品である。 この島の貧しさと荒涼としているのはすごい、日本で言えば1950年代の光景であろうか。 「兵器のゴミしかない」とは主人公らしき漁師の言葉で、日露両軍の古い兵器がある。...

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この時期に嫌なのは・・・

この時期、年末年始に嫌なのは、「ガキ」がうろうろすることだ。 普段は、親と一緒に外に出ることがないのが、出られてうれしいのか、浮かれて歩いている。 足に障害を持つ私には、ガキがうろうろするのが一番怖いのだ、どう動くか分らないからである。               昨日も、用があって外に出て、京浜急行の井土ヶ谷駅で降りようとした。...

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『ちゃらんぽらん物語』

なんともひどい題名で、これで金を払って見に行こうと思う人間がいただろうかと思う。 1962年、松竹京都撮影所の盟主、伴淳三郎の原案、主演作で、そうひどくもなかった。               話は、二つあり、大阪阿倍野の漫才村にいる伴淳が、船橋のヘルスセンター近くで、物乞いになっていた元芸人の山茶花究に会い、貧しい者の年金を作ろうとするが、詐欺師に騙されるというもの。...

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大久保正信さんの略歴が分った

ユーチューブには、いろんな情報があるもので、東宝映画に出ていた俳優大久保正信さんの略歴が分った。 それは、「メディア・あどりぶ倶楽部」という元関西テレビにいた難波さんいう人の対談で、元朝日放送の小関プロデューサーの叔父なのだそうだ。 小関さんは、慶応大学演劇研究会にいて、本気で役者を目指していたが、ある日、母親から、...

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『東京流れ者』

何度も見ている映画だが、やはり面白い。 私が、早稲田の映画研究会に入って、その活動には大いに不満だったのだが、誰に言われたか忘れたが、 「鈴木清順と川島雄三は見ておけよ」と言われたことには、最大の感謝を表すものだ。 これは、入学した1966年の作品だが、見たのは記録では翌年の5月で、新宿国際だった。                   原作は川内康範だが、鈴木が相当に替えていると思う。...

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レコード大賞発表会を見て

年末恒例の「レコード大賞発表会」を、別の作業をしながら見る。 これはいつからか知らないが、初台の新国立劇場から放送されている。 昔は、レコ大は、有楽町の帝劇で行なわれ、NHKの『紅白歌合戦』は、東京宝塚劇場で行なわれていた。 この二つは、すぐ近くで、歩いて15分くらいなので、レコ大の受賞歌手が、そのまますぐに紅白の入場行進に並んでいるなんてことができた。...

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なぜ東京国際フーラムで 『NHk紅白歌合戦』

昨日は、用があったので、上大岡の京浜に行くが、大混雑。 正月のおせち料理の買い出しで、地下の食品売り場などは、冷房が必要なほどの混雑の暑さ。                  夜は、いつものように『紅白歌合戦』を見る。これを嫌う、あるいは馬鹿にする人が多いが、私は好きで毎年見ている。 「村社会」たる日本の典型だからだ。...

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『ジュディ』

ジュディ・ガーランドの伝記映画で、ほぼ事実どおりだと思うが、アメリカの芸能界はすごい。 前にも書いたが、私はトロントのホテルで、ナタリー・コールのショーを見たことがある。 それは、エディ・フィッシャーの前座だったのだが、彼女もグラミー賞受賞の大歌手である。 二人とも非常に上手く、また受けていた。 そして、翌日、私と横浜市の若竹さんと、パシフィコ横浜常務の長田さんの3人は、シカゴに向かった。...

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シネマジャック&ベティが30周年

横浜の若葉町の映画館シネマジャック&ベティが、30周年を迎えたそうだ。 この通りには、横浜大勝館という古い映画館があり、よく行っていた。 相当に老朽化していて、毎日オールナイトという凄い館だった。 夜の回に行くと、横の廊下の地面に新聞紙を敷いて寝ている男達がいる館だった。 館内には、椅子の壊れた席があり、その後ろに座ると最高だった。 絶対に前に坐る人がいないからだ。...

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『ドーナツ・キング』

カルフォルニア州のドーナツ店の90%が、カンボジア難民なのだとのこと。               主人公のテッド・イノイは、父が軍の中尉で、ポルポト時代に迫害を受け、カンボジアを出て、アメリカに来てドーナツを食べ、その美味しさに感激して、下層労働で資金を得て、ドーナツ店を始めて成功する。 同郷の者などが次から次へと来て、家族的経営で皆成功し、テッドも巨万の富を得る。...

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『絶版車』

私は、車にはまったく興味のない人間で、ある事情から一度は運転免許を取り、車も買ったが、1年半で売ってしまい、70を越えたので、免許証も返してしまった。 この「絶版車」は、非常に面白かった。 1台目は、トヨタのトラックのトヨエースで、さすがに初代は動く物がなかったが、二代目が発見された。 その見つけ方が面白く、NHKの映像から見つけた物で、奈良の箸作りの会社の映像で、そこから山形にあることが分る。...

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『太陽を盗んだ男』

小林君から、横浜シネマリンで『太陽を盗んだ男』があるので、見に行けませんかとメールがあり、上映30分前日行くと満席で、補助椅子席! 長谷川和彦、荒井晴彦、森達也のトークショーのためらしく、ぎりぎりに来た小林君は席がなくてお帰り。 ゴジは、まだ人気があるんだなと思う。 2時間以上も、補助椅子はつらいなと思い、厚い座布団状のものがあったので、尻に敷き、なんとか見ることがで来た。...

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『逆縁・三つ盃』

1971年の日活で、例によってDNのマークが出てくる、ダイニチ作品である。                昭和初年の浅草で、伝統ヤクザの潮組の親分は加藤嘉、一の子分が高橋英樹。 高橋は、加藤の実子ではなく、行方不明になっている息子こそ次代の組長にとしている。 そこにテキ屋の安部徹が、博打打ちの縄張りを求めて、出てくる。 博打場の喧嘩で、高橋は入獄し、そこで成田三喜男と義兄弟になる。...

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褌イッチョでやれ!

昨日は、成人式でいろいろあったようだが、勿論私は、1968年の20歳にとき、大田区の式典に行っていない。 「役所に祝われるなど冗談じゃない」と思っていたからだ。 川崎のとどろきアリーナでは、車やバイクで暴れた連中がいるようだ。 こんなバカ連中をテレビに写すのはどうかと思う。 しかし、考えると女性は晴着があるが、男にはない。...

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