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『野獣の青春』
1963年の鈴木清順監督作品、たぶん5回目くらいだと思うが、久しぶりに映画館で見たので、展開の早さとテンポにしびれた。その早さは、宍戸錠の肉体の俊敏さに応じたもので、彼の肉体が、「早く行け、早く行け」とフィルムに命令しているように見える。...
View Article「暑さ寒さも彼岸まで」
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、良く言ったもので、今日は急に寒くなった。友人の下川博は、若いころからよく言っていて、古臭いなあと思っていたが、この年になると結構実感する。さらに、もうひとつは、日が短くなったことで、これの方が強く思う。秋になって、日が短くなると、なんとなく気分が落ち込むものである。よく聞くのは、秋になり日が短くなると、鬱の人などは強い暗さを感じるもののようだ。
View Article『ワーニャ、ソーニャ、マーシャと、スパイク』
久しぶりに芝居を見に行く。劇団民芸の『ワーニャ、ソーニャ、マーシャと、スパイク』 ロシアの劇作家チェーホフが好きなのは、日本とアメリカだそうである。...
View Article『この二人に幸あれ』
三船敏郎特集で、ほとんど見ているので、見ていないこれは非常に良かった。海運会社のサラリーマン小泉博は、畳屋の藤原釜足・清川玉枝夫妻の二階に下宿している。...
View Articleもう一つの海底電線会社
KDD丸のことを書いたが、横濱にはもう一つの海底電線会社の基地があった。大陽海底電線という会社で、本牧と新山下の間あたりにあった。前に、山下の横浜市赤十字病院に入院したら、その前にあり、「ああこれだ」と思ったものだ。...
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