1971年、日活ロマンポルノの始まりの1本。
教会から新スターの田中真理が出てきて、車に乗り元町で買物をしてホテルに入る、夢殿。この教会は、横浜公園にあった米軍のチャペルセンターで、1978年に横浜スタジアムを作るときに、公園面積が足りないとのことで、野外音楽堂と一緒に撤去された施設である。真理は、明日結婚式を挙げるとのことだが、サラリーマンのような男とセックスし、二人は車で出ると、途中でヒッピーのような男(吉沢健)を撥ねてしまう。構わずに逃げることを言うが、真理は気になって現場に戻って男を車のトランクに入れ、本栖湖に行く。ボートに乗せて、湖で落として車に戻ろうとするが、ハンターの高橋明に脅されてごうかんされそうになるとヒッピーが来て、高橋を逆に殺してしまう。車の中で吉沢は真理とセックスする。嫌がる万里に対して、いつもの吉沢の台詞「別に減るもんじゃあるまいし」セックスの後、レストランで食事するが、その中で吉沢は自分の過去を思う。新山下あたりの艀船に一家は住んでいて、吉沢はオートレーサーに憧れるが挫折した。実際は、吉沢健は磯子区洋光台で育れた中国系である。明治大学から先輩唐十郎の状況劇場に行き、1960年代末から若松考二らのピンク映画に出ていた。市役所に彼のことをよく知っている方がいたが、その方ももう亡くなった。最後は、吉沢曰く、「セックスとスピードが最高」とのことで、スピードの出し過ぎで道からはみ出してぶつかり二人とも死ぬ。だが、場所は良くわからないが、一般道で、ハイウェイではないように見えた。監督の蔵原惟二は、言うまもなく蔵原惟繕の弟で、ポルノ以前に1本『不良少女魔子』を夏純子主演で撮っている。
衛星劇場
教会から新スターの田中真理が出てきて、車に乗り元町で買物をしてホテルに入る、夢殿。この教会は、横浜公園にあった米軍のチャペルセンターで、1978年に横浜スタジアムを作るときに、公園面積が足りないとのことで、野外音楽堂と一緒に撤去された施設である。真理は、明日結婚式を挙げるとのことだが、サラリーマンのような男とセックスし、二人は車で出ると、途中でヒッピーのような男(吉沢健)を撥ねてしまう。構わずに逃げることを言うが、真理は気になって現場に戻って男を車のトランクに入れ、本栖湖に行く。ボートに乗せて、湖で落として車に戻ろうとするが、ハンターの高橋明に脅されてごうかんされそうになるとヒッピーが来て、高橋を逆に殺してしまう。車の中で吉沢は真理とセックスする。嫌がる万里に対して、いつもの吉沢の台詞「別に減るもんじゃあるまいし」セックスの後、レストランで食事するが、その中で吉沢は自分の過去を思う。新山下あたりの艀船に一家は住んでいて、吉沢はオートレーサーに憧れるが挫折した。実際は、吉沢健は磯子区洋光台で育れた中国系である。明治大学から先輩唐十郎の状況劇場に行き、1960年代末から若松考二らのピンク映画に出ていた。市役所に彼のことをよく知っている方がいたが、その方ももう亡くなった。最後は、吉沢曰く、「セックスとスピードが最高」とのことで、スピードの出し過ぎで道からはみ出してぶつかり二人とも死ぬ。だが、場所は良くわからないが、一般道で、ハイウェイではないように見えた。監督の蔵原惟二は、言うまもなく蔵原惟繕の弟で、ポルノ以前に1本『不良少女魔子』を夏純子主演で撮っている。
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