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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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スキヤキ・ミッーツ・ザ・ワールドに来て・・・

富山の南砺市、福野で行われている、スキヤキミィーツザワールドに来ている。去年は、腰痛で来られなかったので、2年ぶり。 一応、ワールドミュージックの音楽祭だが、そんなことを問題にしているのは、たぶん事務局だけで、少し変わった 祭としてしか来ている人は考えていないと思うが、それで良い。...

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翌日は、

スキヤキの翌日の朝、起きると非常に良い天気だった。 この日は、どうしようかいろいろ考えていたが、元の北陸線で戻ることにする。 高岡駅に行き、糸魚川経由で高崎まで買うと、なぜか糸魚川から北陸新幹線の高崎までは買えるが、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道は、途中の市振駅までしか売れないないという。 これは富山と新潟の県境で、どちらも県が中心の第三セクターなのでとの理由だそうだ。...

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新幹線の影響だろうか

土曜日に北陸新幹線を新高岡駅で降り、城端線に乗ると女子中学生達も乗ってきた。 この城端線の新高岡駅は、ホームが一つしかない駅である。新幹線との乗継駅で、ホームが一つと言うのはまずないと思う。 その中学生達は、ビレッジバンガードのビニール袋を下げていた。 たぶん、新高岡近くのイオンモールの店に行ったのだろうと思う。 翌日、ホテルで北日本新聞を読むと、「高岡大和、今日閉店」と出ていた。...

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山本薩夫監督の特殊性

ラピュタで、山本薩夫監督の作品を何本か見て、その特殊性に気づいた。 特殊性というのは、今井正、家城巳代治らの「左翼的監督」との差である。 今井や家城には、センチメンタリズムが色濃くあるのだが、山本にはほとんどないのだ。 逆に、アクションシーンが多い。この差は、どこから来ているのだろうか。 多分、それは山本が、元は画家を目指していたことから来ているように思う。 その意味では、黒澤明と似ているわけだ。...

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南原宏治に似ていた人は・・・

先日、見た山本薩夫の映画『人間の壁』はなかなか面白かったが、主人公香川京子の夫で、組合の専従だが、委員長選挙の負けると、反組合派になるのが、香川の夫南原宏治である。 昔、このような人がいたことを思い出した。       鈴木喜一先生市会議長秘書をやっている時のことだった。 ある朝、「議長を出せ!」という女性の電話があり、鈴木議長に繋ぐと、長電話だった。...

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『新東京行進曲』

映画の初め、ヘリから安井都知事が出てきて、増田順二のインタビューに答えて言っているので、こんな偉い人を出して平気かと思うと、全く違う世界だった。 簡単に言えば、人間を上からながめる偉い人の視点ではなく、普通の人の姿を描くのだという姿勢である。 主人公は、新聞社社会部記者の高橋貞二 で、有楽町の泰明小の卒業生、同級生は大坂志郎、桂小金治、北上弥太郎、三橋達也らである。...

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『ザ・カセットテープ・ミュージック』

偶然に当たったBS12の日曜9時の番組、マキタ・スポーツとスージー鈴木の解説で、日本の様々な曲を紹介する。 もう一人、女性が日替わりで入るが。 昨日は、いい声特集で、女性は竹内まりあ、男は玉置浩二というのは、我が意を得たりだった。 私は、竹内まりあのような「お姉さん的」女性に弱く、その最大の女は、言うまでもなく芦川いづみである。...

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『金子文子と朴烈』

今週だけというので、横浜シネマリンに行く。 大正時代、朝鮮人の車夫朴烈が、日本人を乗せ、料金を言うと、銭がばら蒔かれ、拾って2銭不足しているが踏み倒され、 「仕事が欲しければ、朝鮮に帰れ、ここは内地だ!」と言われる。 今のネット右翼から丸山穂高らまでの論理と同じで、彼らは大正時代の認識、差別意識から変わっていないのだ。...

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『空白の900分 国鉄総裁怪死事件』

1949年夏、国鉄総裁の下山貞則氏が昼間行方不明になり、翌日常磐線で弾かれた死体が見つかる。          言うまでもなく、戦後史の怪事件として、多くの本が出され、映画も何回も製作された。 要点は、自殺か他殺で、新聞社も両説に割れ、警察も分かれたようだ。...

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内藤洋子が線路脇を歩いている映画は・・・

昨日は、用があって横浜駅に行き、戻ろうとすると京浜急行が事故で止まっていた。 仕方ないので、JRで港南台駅まで出て、バスで家に戻る。 この神奈川新町駅付近は、直線区間で京急はかなり速度を出して疾走している。 この付近を少女が歩く映画がある。 恩地日出夫監督の1966年の『あこがれ』である。...

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『夫婦善哉 東男京女』

1996年に勝新太郎が全国で公演した劇のビデオ、私も神奈川県民ホールで見ていてひどいと思ったが、今回見てみると結構きちんとしていたことに気づく。 大阪の新歌舞伎座公演が主のようだが、ラストの挨拶は、春日部のようだ。        話は、織田作之助の『夫婦善哉』とは関係なく、華族有方伯爵の息子の勝が、左翼的演劇の連中を助けたり、父親の囲い者の芸者中村玉緒と結婚したりする。...

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ここでもラッパ型だった

先日見た、勝新太郎の芝居『夫婦善哉 東男京女』は、結構面白かったが、一箇所納得の行かないところがあった。 それは、3幕の大阪(きちんと「おおざか」と言っている)に舞台が移り、宗右衛門町のカフェの場がある。 そこでは、ホットパンツの踊子らがいるのだが、それは良いとして、SPレコードを掛けているらしい蓄音機がラッパ型なのだ。...

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『左近捕物帳・鮮血の手型』

         世に羊頭狗肉は多いが、これほどのものはないに違いない。 美空ひばりと阪東妻三郎の共演と思うだろうが、二人は主役ではなく、本当の主人公は、市川小太夫と花柳小菊である。 市川小太夫は、その名の通り市川家の役者だが、なぜか歌舞伎には出ず、松竹の映画に出ていて、時代劇のみならず現代劇にも出ている。...

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戦争が始まったのは、農業が始まってからである

丸山穂高という議員が、「戦争しかないんじゃないか・・・」と言ったそうだが、本当に馬鹿だ。 戦争を、人間や動物の闘争本能と混同する人は多いが、戦争と闘争本能はまったく異なる。 歴史的に、狩猟採集生活をしていた旧石器時代には戦争はなく、戦争が始まったのは、世界でも新石器時代、そして農業と牧畜が開始された数万年頃からなのである。...

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 『ファントマ・電光石火』

元は、サイレントでも多作された喜劇シリーズのリメイク、1965年。 鈴木清順監督の『東京流れ者』や、ジョセフ・ロージー監督の『唇からナイフ』が好きな私としては、非常に楽しんだ。             要は、漫画的なアクション・コメデーだが、こういう物は、作る側がまじめに、また豪華にしないといけないものである。 そうしないと見る側は、白けてしまうのだ。...

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横浜でも停電

昨日は、外国人中学生支援教室に行く。 中で、一人の方が、南区なのだが「昨日から停電で大変なのだ」とのこと。 冷蔵庫の物は避けるなど大変のようだ。 私など、停電になったらエレベーターが使えず、部屋から出られないことになるのだが。 今や、電気がないと本当に困るということである。

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栃の心の反則負けは残念だったが・・・

横浜稲門会の伝統文化鑑賞会で、大相撲9月場所4日目に行く。 相撲は伝統文化であり、折口信夫は「相撲は演劇である」と言っているとおり、相撲の伝統性は面白く、西欧の人が好きになるもその変だろうと思う。 両国駅に1時集合で、1時半過ぎに会場に入るので、幕下の途中。 照の富士が出ていて、勝つ。こんなところにいたのかと思い、新ためて個人競技の相撲の厳しさを思う。...

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安部譲二がモデルの映画

安部譲二が亡くなり、彼の『塀の中の・・』シリーズ等のことが書かれていたが、彼をモデルにした映画がある。 監督は島耕二で、原作は三島由紀夫である。 以前、見たとき、次のように書いた。 アメリカ行きの飛行機内で、高鞠子が一目ぼれしたパーサー田宮の過去が明かされる話。...

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映画『東京裁判』

横浜シネマリンで今日まで映画『東京裁判』をやっているのだが、先日左足を階段で踏み違えたらしく非常に痛み、地下に降りるのはきついので、家でビデオで見る。 小林正樹監督の作品は、異常に真面目すぎて辛いのだが、これは出てくる人間たちが非常に個性的で面白いので、退屈しない。...

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『花くらべ狸道中』

今週は、お三の宮、日枝神社のお祭なので、朝は町内会事務所で寄付をする。町内会に入っていないので、町会費のつもりである。 上大岡に行って用を済ませた後、京浜蒲田に行き、ビデオを探す。 駅近くなのだが、暑いので行けなかったので、久しぶり。 1961年の大映の正月映画の『花くらべ狸道中』を買う。市川雷蔵、勝新太郎が、江戸で狸王者を決める会議に出るために道中に出る。...

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