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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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翌日は、

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スキヤキの翌日の朝、起きると非常に良い天気だった。
この日は、どうしようかいろいろ考えていたが、元の北陸線で戻ることにする。
高岡駅に行き、糸魚川経由で高崎まで買うと、なぜか糸魚川から北陸新幹線の高崎までは買えるが、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道は、途中の市振駅までしか売れないないという。
これは富山と新潟の県境で、どちらも県が中心の第三セクターなのでとの理由だそうだ。
実におかしなことだが。それで泊駅経緯で糸魚川まで行けるので、そこで精算してほしいとのこと。
高岡駅では、24時間テレビの募金をやっていたが、実に閑散としていた。
ホームでは、爽やかな風が吹き、まさにあいの風だった。

高岡を出るときは、2両編成車はほぼ満員だったが、富山駅で半分以上が降りる。
その後、泊駅までは、ほぼ陸地で日本海は見えない。
泊で、1両編成の「えちごトキめき線」を約40分待ってやっと走ると、すぐに海に出る。

言うまでもなく、親不知をすぎるが、ここはほとんどトンネルで通過するが、高速道は、海上に作られている難所である。

糸魚川で北陸新幹線に乗るまで、上から町を見るが、家並みはなかり出来ていて、あの火災からの復興もそれなりに進んでいるのかと思う。
高崎までは、やはりトンネルが多く、北陸地下鉄だなと思う。
高崎からは、八高線で戻る予定だったが、1時間も待つので、ホームに小田原行きの新宿東海道線が来ていたので、これに乗る。

         

高崎線で、埼玉を横断してゆく。
山本薩夫の『暴力の街』の本庄、荒船清十郎の深谷などを通過してゆく。
大宮から、若い女性たちが乗り込んできて、服装から見て結婚式帰りのよう。
4時過ぎに横浜につき、少々疲れたが、こういう経路もあるのかと思う。
たぶん、高崎線に乗ってきたのは初めてだと思い、面白い体験だった。

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