期待通り、阪神が優勝したので、彼の大学時代のことを思い出した。
それは、日米大学選手権の試合で、神宮球場で、当時東海大の3年生の原が4番、岡田は、一つ上の早稲田の4年で、打順は原の次の5番だったと思う。
それは、実はお見合いの時で、高輪のホテルであった後、行くところもないので、神宮に行ったのだ。この時の感想としては、ホームランは原の方が打つだろうが、総合的に打者としては岡田の方が上だろうと思った。彼が監督としてすごいのでは、と思ったのは、2019年のことだ。
Jスポーツで阪神キャンプの中継をやっていて、岡田彰布元監督が解説していた。
マルテのホームランは喜ばしいいが、「小野が3-1からストレートを投げたのには驚いた、日本では3-1からも変化球を投げると教えてあげるのが彼への本当の教育だ」と言っていた。小野は、ひどくて、アップアップの状態だったので、ストレートを投げるしかなかったのだが。また、4番を期待されている中谷については、「打った2017年のホームラン20本の内、ストレートは1本だけで、翌年はストレートで攻められて駄目になっている。フォームを全部変えないとだめ」とのこと。
「糸井は、ホームランを捨てて、打率だけを目指しているのではないか」ともコメントしていた。
藤浪については、「理解不能・・・」とのことだったが、本当にそうだと思う。やはり近年の阪神の監督で一番優れていたのは、岡田だとあらためて確信した。原辰徳が巨人で3回目の監督をやるのだから、岡田もいずれまた阪神の監督をやっても良いと思う。 この中の小野は、去年阪神を首になり、今はオリックスの二軍にいる。マルテは、今はどこにいるか知らないが、去年までそこそこやっていたが。 今年の阪神は、ロッテの佐々木に1安打で、1対ゼロで勝つなど、次第に勝ち方を憶えてきたのは、岡田の力だと思う。 その点では、昔の野村ヤクルトや落合中日の強さに似てきていると思う。 先日も、1点で勝つなど、選手が勝ち方を知りつつあるように見える。 その点では、クライマックス・シリーズも、阪神が勝つと思う。 昔は、下剋上など、3位のチームが勝ちあがることもあったが、最近は、リーグ優勝チームがそのまま日本シリーズに行くようになっており、日本シリーズにいくのもセ・リーグは、阪神だろうと言える。 これで、巨人東海大軍も、そろそろ終わりになるだろう。 次は、やはり「元祖「最高です!」の阿部真之介なのだろうか。