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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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「ドナルド・レーガンについて」

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ユーチューブで、『ブルームーン』を唄っている女性歌手がいい女だなと思うと、シビル・シェパードで、ああそうかと思う。

彼女が歌手でもあると知ったのは、渋谷のスミヤで、ここではよくドキュメンタリーのLPを買ったのだ。

中で良いのは、ドナルド・レーガンのLPだった。

元大統領のレーガンは、元俳優とされているが、本当はラジオのアナウンサー、今の言葉でいえば、スポーツキャスターだった。

ラジオのどこの局か忘れたが、『コルゲート・アワー』という全国のスポーツを放送する番組のキャスターだったのだ。

それで、アナウンスが上手いというので、俳優になったのであるが、俳優とはいってもギャングスターで、悪役だったのだ。

だから、レーガンは、1942年に映画『カサブランカ』の主人公のリックに配役されたのだ。

だが、その時、軍隊に徴兵されたので、「愛国者」のレーガンは、配役を断って軍隊に行ったのだ。

                                         

だから、もし、徴兵されていなければ、ハンフリー・ボガードの役は、レーガンだったのであり、映画史に残る役者になれたのである。

人の運命は分からないものである。


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