荒巻が出ていた 『消された刑事』
『消された刑事』は、神奈川県警の刑事・北原義郎が、麻薬密売組織に囮捜査で潜入するもので、話しは大したことはない。ただ、後楽園での大毎オリオンズ対南海ホークスの試合の様子が出てくる。投手は、荒巻淳と杉浦忠だった。...
View Article『あなたしか見えない』が最高だった
昨日の午後は、中区の吉田中学校コミュティ・ハウスの自主講座で「美空ひばり」について、映像と音楽で話した。 私が、ひばりに接したのは、やはりひばり・チエミ・いずみの三人娘の『ジャンケン娘』が最初だったと思う。姉に連れられて池上映画劇場で見た。 姉は、江利チエミが好きで、私も、ひばりはやや泥臭い気がした。 そして、一番西欧的に見えたのは、雪村いずみだが、今聞くと一番下手である。...
View Article6月15日に国会にいた人 林裕通さん
1960年6月15日と言えば、全学連が国会に突入して機動隊と衝突した日である。 ニュース映画等でもよく出てくる日である。 「あの日、国会にいたよ」という人、林さんに会ったのは、1966年の秋、早稲田大学劇団演劇研究会の部室でだった。 当時、林さんは、政経学部新聞科の8年生で、早稲田に入るのに、2浪しているので、すでに28歳だった。...
View Article横浜が出てくる映画
必要があって、横浜が出てくる映画をさらっているが、最初は、記録映像になる。 ルミエール兄弟が世界中に派遣した撮影隊が撮った日本の姿で、褌姿で水車を廻す男のは、横浜という話しだが、本当かどうかは不明。 次に出てくるのは、日露戦争で、出征する兵士の列の後ろに、「伊勢佐木町」という旗が見える。 日清戦争は、映画はなく写真と絵のみで、日本では再現劇が大ヒットした。...
View Article緞帳の上げ下げ
前に書いた林さんから教えてもらったことに、「緞帳の上げ下げ」がある。 緞帳は、劇場の舞台と客席を隔てる幕であるが、この上げ下げは、早稲田の劇研では舞台監督の仕事になっていた。他の劇団ではどうか知らないが、大体そのようなものだと思う。 林さんから教わったのは、上げるときは2メートルくらいは、すっと上げ、その後はゆっくりでもよい。...
View Article「焦土演説」
「『昭和天皇実録』が解き明かす昭和史の謎」の6回目で、いろいろと興味深い話しがあったが、第一は「焦土演説」だった。 これは、満州事変の翌年1932年8月25日に、斉藤実内閣の外務大臣内田康哉が衆議院で答弁した。 「国を焦土にしても満州国の権益を譲らない」と言った。 質問者の政友会の強硬論者森恪も驚いたというもの。...
View Article来週、南センターで「1964年頃の横浜」をします
6月26日に、横浜市南区の南センターで、「1964年頃の横浜」をします。 今度のオリンピックにちなみ、1964年東京オリンピックが行われたころの、横浜と日本の社会について、 映像やCDを使って振り返ります。 日時 6月26日(土) 午後1時半から 場所 南センター 南区南太田2-23-1 電話 045-741-8812 受講料 無料です 申し込み 電話もしくは直接ご来館で
View Article桑田が来た
桑田といっても、真澄ではなく、桑田武のこと。 またしても、議員野球のことで恐縮だが、神奈川の台町球場あたりで練習をしているとき、太った男が現れた。 元太洋の桑田武だった。 横浜市会議員野球団監督の横山健一先生の地元の鶴見区の出身だった関係で、どこか横山先生の関係企業にいたのだと思う。 あまり気乗りしない感じで、練習を手伝っていた。 「あれが桑田か」と思ったものだ。...
View Article美空ひばりの映像から
美空ひばりは1949年に以下の6本の映画に出ている。 最初の映画『のど自慢狂時代』は、フィルムは残っているそうだが、現存部分にひばりはない。 残っているのは、『新東京音頭』からだが、これは新東宝得意改作で、『ラッキー100万円娘』としてである。だが、このラスト、反町公園で行われた野外イベントで、女性でソロで取るのは、野上千鶴子で、ひばりは、その他大勢の扱い。...
View Article軍楽隊出身者
原信夫が亡くなり、軍楽隊出身のジャズメンについて触れたが、クラシック界にもいる。 団伊玖磨、芥川也寸志、斉藤高順らがそうで、団には『陸軍ドレミファ物語』もあり、東宝で映画化されている。 昔、見たが結構面白い作品だった。
View Article立花隆、死去
立花隆が亡くなった、80歳だったそうだ。 もっと上だと思っていたが、私とは7歳違いなのかと思う。 彼の本はよく読んでいたが、一番感動したのは、『宇宙からの帰還』で、宇宙飛行士の何人かが神を見てしまうのが驚く。 彼の著作では、なんと言っても田中角栄のものだが、違和感を感じたこともある。...
View Article『愛と死をみつめて』は非常に良い映画だった
昨日は、南地区センターで『映画は都市のアルバム』の南区版をやった。 暑い日だったが、多くの人に来ていただいた。 この日は、映像が多くて上映できなかったが、このためにあらためて1964年の『愛と死をみつめて』を何度か見直した。...
View Article『東京五輪音頭』
先週の南センターのイベントで、時間が足りずにできなかったのが、1964年10月に公開された『東京五輪音頭』である。 これは、まさに便乗企画で、三波春夫の『東京五輪音頭』の発表と、十朱幸代が水泳選手に扮して代表を目指す話。 また、三波が、本人と寿司屋の松吉の二役を演じるという珍品。 だが、ラストが凄い。...
View Article東高島駅だろうか 『行き止まりの挽歌 ブレイクアウト』
『行き止まりの挽歌 アウトブレイク』を見る。以前有楽町で見たが、その時は寝てしまったが、今回は最後まできちんと見る。 少し長いが、悪くない。結局、藤竜也が好きか嫌いで決まるだろう。私は好きな方である。 最初の本『黒澤明の十字架』を出したとき、編集者の小倉君がいきなり言ったのは、 「藤竜也って知っていますか、私の叔父です」だった。...
View Article『おいろけコミック 不思議な仲間』
前から見て、いつも途中で嫌になっていて、今度は最後まで見たが、やはり時間の無駄だと思った。 カー・レーサーの夏木陽介が、女とベッドインしようとすると、いきなりライフルを持った女が来てぶっ放す。 このベッドインしようとした女は、二条あけみのように見えた。二条は、ロマンポルノの初期で活躍した女優だ。 その部屋は、会社の社員寮だったらしいが、それはよく分らなかった。...
View Article「世界テレポート会議」
昨日の朝日新聞の夕刊に浜松町の世界貿易センターが建て替えられることが出ていた。 ここが、横浜で開催された「世界テレポート会議」の事務局だったことは、もう誰も知らないに違いない。 「シーポート、エアポート、そしてテレポート」というのが当時のキャチフレーズで、 知人には、「テレポートってテレパシーの会議なの?」と聞いてきた人がいたくらい、正体の不明な会議だった。...
View Article『黒木太郎の愛と冒険』
1977年に、ATGで公開された森崎東監督作品。 主スタントマンのスタントマンの田中邦衛で、黒木太郎という名になっている。 3人の若者が出てくるが、中心は伊藤某で、後に映画『ゴンドラ』を作り、今ではAVで儲けているとのこと。 黒木の友人に大人のおもちゃ屋をやっている財津一郎、その店に出入りする人物に、三国連太郎、伴淳三郎など。この二人はすぐに死んでしまう。...
View Article西は、100勝していないんだ
昨日も、阪神は広島に負けで参ったが、一番驚いたのは、西勇輝が99勝なことだった。 100勝、100勝と騒いでいて、まだ100勝していないのかと思う。 元いたのが、オリックスという弱小球団だったので不利だったわけか。 今年の阪神は、マルテ、サンズ、大山、佐藤と強打者が4人もいるので、大いに期待したいのだ。...
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