前から見て、いつも途中で嫌になっていて、今度は最後まで見たが、やはり時間の無駄だと思った。
カー・レーサーの夏木陽介が、女とベッドインしようとすると、いきなりライフルを持った女が来てぶっ放す。
このベッドインしようとした女は、二条あけみのように見えた。二条は、ロマンポルノの初期で活躍した女優だ。
その部屋は、会社の社員寮だったらしいが、それはよく分らなかった。
そして、夏木は、大学の後輩の林与一のマンションに行く。
林は、金持ちの息子で、銀行勤務のまじめなまじめな男だが、なぜか何人もの女と婚約しているという不思議さ。
林は、マザコンなのらしいが、そこもよく分らない。
夏木は、女問題を起こしたとのことで会社も首になり、仕方なくて林のところの居候になる。
そして、夏木は、偶然手にした林与一の手帳から、彼の女たちと連絡を付けて、それらをものにしてしまう。
女は、団令子、中山麻里、桑原幸子、汎文雀、久里千春、松岡きっこらで皆バカ女としか思えない。
そこに田舎から、夏木の妹のジュディ・オングが上京して来る。
彼女は、夏木がまじめな男と信じていたが、その嘘がばれて、予想通りに林と結ばれてエンド。
いったい、何を言いたくて、またどこが不思議な仲間なのだろうか。
本によれば、監督の児玉進は、児玉源太郎の孫でまじめな男だったようだ。
こういう話は、日活の西村昭五郎のようないい加減な男に撮らせるべきだっと私は思うのだ。