『さすらいのカーボーイ』
『イージーライダー』は見ていたが、これは見ていなかったが、傑作だった。小津安二郎作品のような映画詩である。撮影のヴィルモス・ジグモンドが実に美しい。...
View Article『タネは誰のもの』
今、種苗法が改悪され、農家が自家で栽培した種子を栽培できないようにしている。その代わりに、種子企業から種子を買って栽培しろとなっている。果樹はすでにそうなっていて、F1種なので、種を植えても次世代の果樹はできないのだ。果樹は仕方ないところもあるだろうが、米、麦等となると大問題だと思う。...
View Article『野菊の墓』
映画『野菊の墓』は、言うまでもなく松田聖子の主演である。木下恵介の『野菊のごとき君なりき』のリメイクだが、それは主演俳優を大々的に募集したもので、私の知り合いも応募し、勿論落ちたそうだ。受かったのは、有田紀子と田中晋二で、この二人は松竹作品にたくさん出ていて、田中は意外にも大島渚の『青春残酷物語』にも学生役で出ている。...
View Article『追跡』
脚本家としては凄いが、監督としては疑問を感じる人に、新藤兼人と熊井啓がいる。これは、熊井啓の脚本が非常によくできている作品である。1961年9月の公開作品、監督は西河克巳で、全面的に山口県とのタイアップ作品になっている。会社が県とのタイアップができたというので、熊井が現地に行って書いたとのこと。...
View Article回転レストラン、止まる
有楽町の東京交通会館の上の回転レストランが、今月で開店を終了させるとのことだ。ここにも行ったことがあるが、同じものは横浜西口のスカイビルにもあり、ここにはよく行った。...
View Article聴音訓練があった 『戦う少国民』
夜、なにもないもで、YouTubeを見ていたら、映画『戦う少国民』というのがあった。1944年に公開されたもので、農村や都会での戦争の訓練を描いた電通映画社で、都会編の横浜市西区西前国民学校のもの。これだけが残っているようだ。...
View Article「遠野凪子だった 『ファミリー・トゥリー』」
YouTubeで、武満徹の『ファミリー・トゥリー』があり、画面に出ている少女が気になっていて、見るとそれは遠野凪子だった。...
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