ハマ楽器だった
木曜日の午後、急に携帯電話が充電できなくなったので、夕方ヨドバシカメラに行くが、「うちではんできない」とのこと。 金曜日は、台風であまりに出るのは問題なので、昨日の昼に伊勢佐木町のAUショップに行く。 電池が壊れているので、新機種を買うことにした。 領収書を見ると、AUハマ楽器店となっていた。 ここの店は、天井が高く二階が吹き抜けていて珍しい建物だなと思っていた。...
View Article太田幸司と比較すれば 斎藤佑樹引退
年度 球団 登板 先発 完投 完封 無四球 勝利 敗戦 セ丨ブ ホ丨ルド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 与四球 敬遠 与死球 奪三振 暴投 ボ丨ク 失点 自責点 防御率 WHIP 1970 近鉄 25 7 0 0 0 1 4 -- -- .200 236 56.1 62 5 18 0 2 37 0 0 26 24 3.86 1.42 1971 14 3 0 0 0 0 1 -- --...
View Article嵯峨健四郎は
阪神の佐藤輝明が、59打席無安打記録で話題となっているが、日本の記録は74打席無安打で東映の嵯峨選手とある。 嵯峨は、東映の投手で1960年代に活躍した選手だった。 この人は、無安打記録の他、ある珍記録も残している。 それは、1964年に彼の他、尾崎行雄、土橋正行の3人が20勝以上を記録したのに、東映は4位で優勝できなかったというものだ。...
View Article『甘い秘密』
1971年の吉村公三郎監督作品、近代映画協会製作で、もちろん脚本は新藤兼人。 この頃、吉村公三郎監督の新作を見に行くといつもひどく、なんだと思ったものだ。 これは、見ていなかったが、できといえばひどいが、通俗性が笑える上に、配役が結構良いので見られる。 小説家小沢栄太郎の家に、小説を書いてきた女の佐藤友美と夫の入江洋佑が来ている。...
View Article『ビリー』
歌手ビリー・ホリディーの伝記映画だが、同時に彼女の伝記を作ろうと、関係者にインタビューしていた女性についての作品でもあるが、それに大した意味はない。 ビリー・ホリディーのイギリス等での歌う映像が出てくるのが、最大の価値がある。 彼女の上手さにあらためて驚くが、彼女は、こういう言い方は嫌だが、黒人的ではなく、白人女性歌手的である。...
View Article昭和20年代のガス灯
私の実家は、大田区池上だが、そこで我が家の本家筋の家は、池上線の池上駅前で呉服屋をやっていた。 元は、池上の旧道にあったのだが、戦時中の空襲で焼けたので、駅前に新たに作ったのだ。 そして、私が憶えている昭和20年代には、店の中にガス灯が引かれていた。 当時は、電気事情が良くなく、停電がしばしばあった。 普通の家では、蝋燭を点ければ良かったのだが、商売ではそうはいかないので、ガス灯が使われていた。...
View Article一つ欠けていた
昨日の朝日新聞の夕刊に、『無法松の一生』が特集されていた。 そして、最後の祇園太鼓が、本当のものと異なることが書かれていたのは非常に良い。 これは、私が何度も指摘したことだが、本当の小倉祇園太鼓は、松五郎の叩くような勇壮なものではない。 だが、一つ欠けていたのは、映画で演じたのは、戦前の阪東妻三郎と戦後の三船敏郎と書かれていたことだ。...
View Article怒りのとうよう
1960年代、テレビ界で「怒りの」と言えば、『アフタヌーン・ショー』の桂小金次だったが、音楽界では、『ミュージック・マガジン』の編集長・社長の中村とうようだった。 当時編集部にいた藤田正さんによれば、とうようさんは出社して怒りまくり、そのまま帰ってしまったこともあったとのこと。 だから、とうようさんは、ラジオ、テレビ等に出ていたが、長く続いたものはほとんどない。...
View Article『窓から飛び出せ』
1950年の新東宝作品というよりも、大日向伝映画である。 大日向は、『伊豆の踊子』や『若い人』での戦前の二枚目だったが、戦後は不振で、製作にも乗り出したのがこれである。 彼は、実は戦後銀座でホテル、進駐軍向けのラブホテルをやっていたが、当時、スターが副業をするのはタブーで、黙ってやっていた。...
View Article田村と『ヤシ酒飲み』を思い出す
昨夜の地震で、いろんなものが落ちていて、中に2014年に亡くなった田村光男の1周忌に、 当時結婚していた長田恵子さんが作った小冊子が出てきた。 『古代からのまなざし』という題で、田村が撮った写真と詩文のもの。 なかで、一番光るのは、2008年4月の横浜アフリカ会議の時にやった高校生ミュージカル『やし酒飲み』の舞台写真だった。...
View Article阪神戦から『ボーダーライン』へ
昨夜は、ヤクルト・阪神戦で、残念ながら負ける。負けの原因は、矢野監督の温情にあると思う。 矢野は、監督としては悪くないが、どうも重要なところで、選手に温情を掛けるのが問題だと思う。 昨日も、7回の満塁の場面で、代打に糸井を出した。 糸井も、あるいは今年でそろそろ引退の時期なので、良いところで出してやったのだと思う。 投手も奥川に代わり田口だったので、佐藤輝明を出すべきだったと思う。...
View Article『夜の河』と吉村公三郎
『夜の河』を見た。たぶん、3回目くらいだと思うが、非常に面白かった。 吉村公三郎は、私が映画を見始めた1960年代は、巨匠、大監督だった。 だが、1960年代中頃からは、新作を見に行くとだいたい裏切られた、「なにこれ」と。 彼の監督作品は、以下のようである。 1931.04.17 愛よ人類と共にあれ 前篇 日本篇 松竹蒲田 ......
View Article土曜の朝は
金曜日の夜に地震が起きた。 私が住んでいるアパートは、京都の家のように、間口が狭く奥行きが長い建物である。 そこに東西方向に横長の部屋になっているので、南北方向の揺れには弱く、3・11では大きく揺れたようだ。 あのときは、まだ働いていて職場にいたので、家にはいなかったので良かった。...
View Article『サマー・ソルジャー』のときにも
先日の横浜シネマリンでの『ブワナ・トシの歌』のとき、フランスの映画祭で、渥美清のことを「素人の人の演技がすごい」と評価された話が高崎さんからあった。 同様のことが、ラジオの年間映画批評の番組であった。 誰だか忘れたが、『サマー・ソルジャー』での李礼仙を「素人のおばさんのすごい演技だ」と言ったのだ。...
View Article本門寺お会式
今日、10月12日は、池上本門寺のお会式である。 本門寺だけではなく、日蓮宗ではお会式なのだが、中でも大きいのが池上のようだ。 理由は、お会式が、日蓮聖人の逝去の日だからで、終焉の地である池上が大きいのだと思う。 お会式は、万灯、纏行列など、かなり賑やかな祭礼で、他にもない珍しいものだと思う。...
View Articleドラフト以前のスカウト合戦映画『あなた買います』
昨日は、プロ野球のドラフト会議が行なわれた。約130人の選手がドラフトされたが、この中で一軍で活躍するのは1割くらいだろう。そして、この数くらいの現役選手が首になるわけだ。 さて、このドラフト制以前は自由契約で、契約金の高騰が問題になったもので、長嶋茂雄の時は、3000万円と大騒ぎになった。...
View Article『風流あじろ笠』
監督の丸根賛太郎は、『春秋一刀流』と『狐のくれた赤ん坊』くらいしか映画史に残っていないが、私はかなり好きな人である。抒情的で、面白く、対象の違いはあるが、清水宏に似ていると言えるかもしれない。...
View Article『猟人日記』
1964年の日活映画、監督は中平康で、一部では評価の高い中平だが、私はそうは思わない。だが、これを見ると、この頃はまだ良かったなと思う。日活を辞めてからはひどくなり、最後のATGでの『変奏曲』など最低だった。 冒頭、保険会社の事務員山本陽子がビルから飛び降り自殺し、それを主人公の中谷昇が知る。...
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