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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『太陽を盗んだ男』

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小林君から、横浜シネマリンで『太陽を盗んだ男』があるので、見に行けませんかとメールがあり、上映30分前日行くと満席で、補助椅子席!

長谷川和彦、荒井晴彦、森達也のトークショーのためらしく、ぎりぎりに来た小林君は席がなくてお帰り。

ゴジは、まだ人気があるんだなと思う。

2時間以上も、補助椅子はつらいなと思い、厚い座布団状のものがあったので、尻に敷き、なんとか見ることがで来た。

見るのは、たぶん3回目だが、後半の筋はほとんど忘れていた。

しかし、最後は結構しつこいのは、やはり外人(レナード・シュレイダー)の体質だと思う。

もっと短くしてもやれたと思う。

事実、伊地知啓の本を読むと、これは沢田研二、菅原文太なのに余り当たらなかったそうだが、その一因は、このラストの長さにあると私は思った。

              

 

終了後のトークは、ゴジの独演会で、荒井晴彦はほとんど言葉なし。

森達也のみが、ゴジがやろうとしてできなかった『連合赤軍』のこと、彼らの現在を題材としたら、とドキュメンタリストらしい話を振るがだめ。森は、役者としてこの映画に出ている。

今、黒沢清らと脚本をやっているところのようで、中断しているようだ。

 

長谷川和彦が撮りたい映画は、毒+痛快×一回だけの涙 とのこと。

まあ理想的な作品だろう。

今村昌平の『神々の深き欲望』に付き合わされた結果だが、今村昌平が女性を対象としているのに対し、長谷川には、女性を対象とするところがない。

 


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