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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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「火事場の馬鹿力」はある!

BS・TBSの『諸説あり!』で、「火事場の馬鹿力」について放送していた。 そこでは、アメリカで高校生が車の下敷きになった祖父を一人で大型車を持ち上げたことが報告されていた。 火事場の馬鹿力は、たしかにある。 私が経験したからである。 昭和33年9月に狩野川台風が首都圏も襲い、大田区池上でも呑川が氾濫し、夕方には床下浸水になり、家の周辺が川のようになってしまった。...

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京浜急行120年

今日の午後、用があって京浜急行に乗ると、駅にカメラを構えた人がたくさんいる。 なぜかと思ったら、今年は京浜急行120周年で、イベントが行われ特別列車も走ったからだった。 京浜急行は、1899年に川崎大師と川崎駅付近を走った大師電気鉄道が始まりで、関東では一番に古い鉄道である。 その後、湘南電鉄等と統合されて現在の品川から浦賀、三崎口、新逗子等を結ぶものになった。...

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『飛べフェニックス』

1965年のロバート・アルドリッチ監督作品。 アラブの砂漠を飛行している飛行機が整備の不良による故障と砂嵐で砂漠に不時着してしまう。場所はよくわからないが、ベンガジに行くと言っているのでリビアのことになる。...

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横須賀市、人口減少の原因は

横須賀市の人口が減少し、ついに40万人を割ってしまったそうだ。そのために神奈川県では藤沢市に抜かれてしまったとのこと。 横須賀は、かつては海軍、そして戦後は米海軍、さらに自衛隊もあり、そのためで雇用もあり、人口は多く、経済的にも力があった。...

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『性犯罪法入門』

大映のオムニバス映画『嘘』の時、脚本の白坂依志夫は、新藤兼人から「オムニバス映画を作る会社は危ないのでギャラをきちんと取っておくように」と言われたそうだ。だが、これは独立プロの『愛すればこそ』のことで、元々ノーギャラでの参加が条件だったので、新藤が言うのは変なのだが、彼がノーギャラでシナリオを書いたことはないということなのだろうか。...

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『風の慕情』

1970年、松竹で作られた吉永小百合と石坂浩二の共演作品、監督は中村登で、シナリオは橋田寿賀子である。 エリートサラリーマンの入川保則から求婚された吉永は、すぐには返事できないと、オーストラリアにいて会ったことのない姉に相談しようとシドニーに行く。 空港で森次晃嗣に会って言い寄られたりするが、空港で偶然に石坂浩二に出会い、留学生の彼は姉の住所の家に連れて行ってくれるが、そこには不在。...

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『見知らぬ夫』 西岡徳馬が奥田英二になるとは

1986年に『火曜サスペンス劇場』で放映されたテレビドラマ、脚本は馬場当、監督は村川透、主演は酒井和歌子である。 主婦の酒井の夫・西岡徳馬は、猛烈サラリーマンで家にろくにいず、フィリピンに赴任する前にレストランで久しぶりに二人で食事した帰りの車で犬を撥ねたとこから始まる。...

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『月よりの母』

1951年、新東宝と青柳プロの作品、監督阿部豊、主演夏川静江。 冒頭、昭和初年と出て、盛大な葬式が行われている。どうやら軍の偉い人が死に、その葬式で、愛人の子が夏川のところに引き取られてくる。 夏川には、男の子と女の子がいて、3人兄弟で暮らすことになる。勲3等だそうで、膨大な扶助料が出たのだろう、大邸宅は引き払ったが豊かな生活をしている。 太平洋

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立花家橘之助

小室等のMXテレビの『新・音楽夜話』に、立花家橘之助が出たというので、録画を見ると、もちろん二代目で、元三遊亭小円歌なのだ。 彼女については以前、永六輔のラジオで聞いたことがあり、「音程がどうかな・・・」と思ったのを思い出した。 さて、三遊亭小円歌さんは、以前から寄席で端唄などの音曲をやっていたので、初代の立花家橘之助の名を継ぎたいと思っていたのだそうだ。...

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『パピヨン』

パピヨンとは、フランス語で蝶のことで、胸に蝶の刺青を持つスティーブ・マックイーンが演じる。彼は女衒を殺した罪で7年の刑を受け、フランス本土から遠く離れた南米の仏領ギアナの島に流される。            その船には、偽札作り等の知能犯のダステイン・ホフマンもいる。彼は、自分の金で何とか工作して刑務所を出ようとしている。対してスティーブ・マックイーンは、自分の力で脱獄することを考えている。...

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『悪魔が来りて笛を吹く』

巨人・阪神戦で、3回で4点リードし、なんとか5回に藤浪が達したので、解説の桑田の言うように、ここで代えればよかったのに、もう1回とのスケベ心を出して逆転され、最後は岡本なんという三流選手にホームランされて不愉快になったので、夜はテレビで映画を見る。 横溝正史ものでは、『病院坂の首括りの家』も筋が分からなかったが、これもよくわからない。...

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『過去を消す女』

日本映画専門チャンネルのテレビ映画特集、たぶんテレ朝の「土曜ワイド劇場」だろう。 原作小池真理子、脚本鴨井達比古、監督永野靖忠、主演は酒井和歌子と山内明、田村亮と山口果林。 山梨の清里のホテルに会社社長の山内と若い妻の酒井和歌子がベンツで来る。 ディナーの席で、酒井は驚く、そのすぐ近くに元恋人の田村亮がいたからだ。彼には山口果林と一緒だった。...

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一番嫌いなCMは、世界日通

ローラが出てくるものなど嫌いなCMはあるが、今一番不愉快なのは、「世界日通」である。 「寿司が苦手だったダンが、天草の寿司を熱く語る・・・」というもの。          ダンなるフランス人らしき男も髭面で汚いし、言っていることもばかばかしい。 日通は、元は国鉄の駅から目的地に荷物を運ぶ「通運業」の独占的な会社で、国鉄のイソギンチャクのような存在だった。...

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1970年代を思い出した

昨夜は、小島豊美さんが主催されている「よろず長屋まったりトーク」に行く。神保町駅はいつものことで、地上に出るのが大変だったが、ガードマンに聞くと「一応、今月で終わる予定ですがね、私が言うのもなんですが、まず無理でしょうね」とのこと。...

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緊縛好きには

基本的にどんな映画でも見るが、苦手なのは緊縛やサド・マゾものである。 ロマンポルノは、3本立てで、1本くらいはサド・マゾ、緊縛もので、嫌だが仕方なく見ていた。 「なんでこんなものを好きな人がいるのか」と思うが、ファンは非常に多く、特に警官、自衛官、あるいは医者などに多いのだそうだ。...

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小津先生は・・・

4月1日から、フィルムセンターが国立映画アーカイブになった。大変結構なことである。                   そして、2階のホールが、長瀬記念ホール OZUになった。 長瀬は言うまでもなく、もともとはイーストマンコダックの関係会社であった。 小津安二郎先生は、イーストマン・カラーよりも、アグファ・カラーがお好きだったことを思い出した。...

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『スローガン』

題名から、政治的内容の映画かと思うと、セルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンの映画なのだ。 この時に、オーディションで選ばれたジェーン・バーキンとゲンスブールは意気投合し、結ばれる。                   1988年に見たゲンスブールの公演は凄かった。 タバコを吸い、ワインを飲んで歌う、という不良じじいそのものだったのだから。 今では考えられないコンサートだった。

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『羊の木』

市川崑は、「映画は、脚本と出演者がきちんと決まれば、80%は終わったものだ」と言っているが、画面に異常に凝る市川崑の言葉なので非常に意味が深い。 久しぶりに良い脚本でベストの配役の映画を見た。監督吉田大八 地方の小都市・魚深市は、市長の決断で、仮釈放の受刑者を受け入れることにした。 魚深とは、言うまでもなく魚津市で、息子を殺した犯人を捜す深水三省が駅に行くところで私は分かった。...

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日枝神社だろうか

先日、国立映画アーカイブで、1943年の反英国映画の『秘話ノルマントン号事件』を見た。 この最後の方で、佐分利信などが、神社で祈るシーンがあり、ちらっと日枝神社と見えた。                ここは、今も関内地区の総鎮守として、吉野町4丁目に鎮座している。理由は、この裏に堰神社があるように、横浜の埋立ての起源の場所だからだ。...

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『カサンドラ・クロス』

  1976年に公開されたパニックもの映画。 欧州大陸を縦断する列車に、ジュネーブの保健機関からウィルスを盗んだテロリストが逃込み、乗客に感染が起き、それを阻止しようとする保健機関で指令を与えるバート・ランカスター。列車にも医学博士のリチャード・ハリスがいて、彼も大活躍する。元妻は、ソフィア・ローレンで、製作はカルロ・ポンティ。...

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