プレミアムフライデーは関係なかった
先日、フィルムセンターで映画を見て、近くで飲んでいると店はサラリーマンで一杯で、タバコと喧騒で大変だった。 あれ、今日は何かと考え、例のプレミアムフライデーなのかと思うと火曜日だった。 彼らは、仕事で大変で、その後飲んでいるのに対し、こちらは映画を見て遊んでいると思うと、少々申し訳ない気もした。...
View Article『フィールド・オブ・ドリームス』
1989年と、随分昔の映画なのに驚く。それでも記憶されているのは、名作だからのだろう。 私は、一市民がオハイオのトウモロコシ農場に野球場を作ってしまうだけの話だと思っていたが、球場を作ることはすぐにできてしまい15分くらいで終わる。 問題は、そこからで、大変に上手くできていると思うが、これを見るとアメリカという国は非常に宗教的な国であることがよくわかる。...
View Article「東京どんぶらこ」 南品川・北品川
2月3日、東京新聞の「東京どんぶらこ」に南品川・北品川が記述されていた。 京浜急行の駅で言えば、北品川、新馬場、青物横丁駅となり、その海側の地域の店や文物が特集されていた。 一言でいえば、作者は品川のこの辺をよく知らないで書いているとなる。 20代の終わりから、9年間北品川に住んだ身から見れば、随分と抜けているものがあると思う。...
View Article喜劇2本 『強虫女と弱虫男』『大穴中穴へその穴』
前にも書いているが、監督としての新藤兼人は、いつも面白くない。多分、まじめすぎるのと意外にも作風が観念的なことだと思う。 だが、これは結構面白かった。その理由は、新藤監督には珍しく、京都のキャバレーを取材して脚本にしたからだろう。...
View Article東アジアは集団主義
オリンピックの開会式は、国の性格がよく出ているので、いつも見ているが、今回の平昌五輪の開会式典は面白かった。 見ていて感じたのは、「韓国も集団主義だな」ということだ。 北朝鮮の集団主義は有名で、日本も、かつてのPL教団のように集団主義は基本だと思う。 そうなると、韓国、北朝鮮、日本等の東アジアは、集団主義だということになるのか。...
View Articleあんちゃんオリンピックか
ピヨンチャンオリンピックは、いよいよあんちゃんオリンピックになってきたようだ。 あんちゃんオリンピックというのは、フリースタイルスキーなろもの、スノーボードやモーグルである。 スノーボードで銀メダルを取った平野は、結構抑えた答えだったが、一番すごかったのは、長野五輪モーグル金メダルの里谷多恵だった。 これは、むしろ彼女の問題ではなく、テレビの解説者の問題だった。...
View Article『続二等兵物語・南方孤島の巻』 シリア・ポールが出ていた
伴淳とアチャコが主演の軍隊喜劇・二等兵シリーズの3作目。 昭和19年6月の南方の孤島にいる伴淳とアチャコ、例によって上等兵の山田周平や隊長の山路義人に理不尽にいじめられる。...
View Article小曽根実死去、83歳 以下は神戸新聞の記事
ピアニスト・オルガン奏者の小曽根実さんが亡くなっていたことが16日、分かった。83歳。 神戸市須磨区出身。小学生のころから独学でピアノを始め、関西大学在学中からピアニストとして活動。読売テレビ「11PM」への出演をはじめ、テレビの司会、ラジオのパーソナリティーなどを多数務めた。...
View Article明治は明るい時代?
東京新聞で、半藤一利氏と保坂正康氏の対談「薩長史観」が始まった。 お二人とも、明治が明るく良い時代だったのは、政府が作ったニセの史観だと言っている。 黒澤明も、「明治は明るい時代だったんだよ」という趣旨で『姿三四郎』を撮ったと言っている。 だが、明治は決して明るくて良い時代だったのではない。江戸時代から見れば、むしろ暗い時代だったと私も思う。...
View Article大杉蓮、死去66歳
大杉蓮が亡くなったそうだ、66歳。 彼は、アングラ劇の劇団『転形劇場』の出身だが、ここはほとんど台詞のない芝居の劇団だったので、見たのはたぶん1回くらいしかないと思う。 芝居で台詞がないのは、いくらでも胡麻化さすことができるので、私は基本的に信じないことにしているからだ。 彼は、太田省吾が劇団を解散した後は、ピンク映画に出ることになる。...
View Article新東宝と新東宝
大杉漣が急死されて、テレビでは特集放映が盛んだが、映画考古学家の下村健さんのところに、某週刊誌のWEBサイトから 「新東宝に出ていた大杉さんについてお聞きしたい」との問合せがあったそうだ。 これには本当に笑ってしまった。 大蔵貢で有名な新東宝とは別に、新東宝という会社があり、現存しているからだ。...
View Article「火事場の馬鹿力」はある!
BS・TBSの『諸説あり!』で、「火事場の馬鹿力」について放送していた。 そこでは、アメリカで高校生が車の下敷きになった祖父を一人で大型車を持ち上げたことが報告されていた。 火事場の馬鹿力は、たしかにある。 私が経験したからである。 昭和33年9月に狩野川台風が首都圏も襲い、大田区池上でも呑川が氾濫し、夕方には床下浸水になり、家の周辺が川のようになってしまった。...
View Article京浜急行120年
今日の午後、用があって京浜急行に乗ると、駅にカメラを構えた人がたくさんいる。 なぜかと思ったら、今年は京浜急行120周年で、イベントが行われ特別列車も走ったからだった。 京浜急行は、1899年に川崎大師と川崎駅付近を走った大師電気鉄道が始まりで、関東では一番に古い鉄道である。 その後、湘南電鉄等と統合されて現在の品川から浦賀、三崎口、新逗子等を結ぶものになった。...
View Article東アジアは集団主義
オリンピックの開会式は、国の性格がよく出ているので、いつも見ているが、今回の平昌五輪の開会式典は面白かった。 見ていて感じたのは、「韓国も集団主義だな」ということだ。 北朝鮮の集団主義は有名で、日本も、かつてのPL教団のように集団主義は基本だと思う。 そうなると、韓国、北朝鮮、日本等の東アジアは、集団主義だということになるのか。...
View Articleあんちゃんオリンピックか
ピヨンチャンオリンピックは、いよいよあんちゃんオリンピックになってきたようだ。 あんちゃんオリンピックというのは、フリースタイルスキーなろもの、スノーボードやモーグルである。 スノーボードで銀メダルを取った平野は、結構抑えた答えだったが、一番すごかったのは、長野五輪モーグル金メダルの里谷多恵だった。 これは、むしろ彼女の問題ではなく、テレビの解説者の問題だった。...
View Article『続二等兵物語・南方孤島の巻』 シリア・ポールが出ていた
伴淳とアチャコが主演の軍隊喜劇・二等兵シリーズの3作目。 昭和19年6月の南方の孤島にいる伴淳とアチャコ、例によって上等兵の山田周平や隊長の山路義人に理不尽にいじめられる。...
View Article小曽根実死去、83歳 以下は神戸新聞の記事
ピアニスト・オルガン奏者の小曽根実さんが亡くなっていたことが16日、分かった。83歳。 神戸市須磨区出身。小学生のころから独学でピアノを始め、関西大学在学中からピアニストとして活動。読売テレビ「11PM」への出演をはじめ、テレビの司会、ラジオのパーソナリティーなどを多数務めた。...
View Article明治は明るい時代?
東京新聞で、半藤一利氏と保坂正康氏の対談「薩長史観」が始まった。 お二人とも、明治が明るく良い時代だったのは、政府が作ったニセの史観だと言っている。 黒澤明も、「明治は明るい時代だったんだよ」という趣旨で『姿三四郎』を撮ったと言っている。 だが、明治は決して明るくて良い時代だったのではない。江戸時代から見れば、むしろ暗い時代だったと私も思う。...
View Article大杉蓮、死去66歳
大杉蓮が亡くなったそうだ、66歳。 彼は、アングラ劇の劇団『転形劇場』の出身だが、ここはほとんど台詞のない芝居の劇団だったので、見たのはたぶん1回くらいしかないと思う。 芝居で台詞がないのは、いくらでも胡麻化さすことができるので、私は基本的に信じないことにしているからだ。 彼は、太田省吾が劇団を解散した後は、ピンク映画に出ることになる。...
View Article新東宝と新東宝
大杉漣が急死されて、テレビでは特集放映が盛んだが、映画考古学者で新東宝研究家の下村健さんのところに、某週刊誌のWEBサイトから 「新東宝に出ていた大杉さんについてお聞きしたい」との問合せがあったそうだ。 これには本当に笑ってしまった。 大蔵貢で有名な新東宝とは別に、新東宝という会社があり、現存しているからだ。...
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