横須賀市の人口が減少し、ついに40万人を割ってしまったそうだ。そのために神奈川県では藤沢市に抜かれてしまったとのこと。
横須賀は、かつては海軍、そして戦後は米海軍、さらに自衛隊もあり、そのためで雇用もあり、人口は多く、経済的にも力があった。
だが、今や米軍も貧乏になり、自衛隊も大した雇用力もなく、さらに関東自動車、浦賀ドック等もなくなり、地形的に山坂が多く、平野が少なく大規模な団地も作りにくいので、人口は一方的に減っているようだ。
前市長で銀行出身の吉田氏は、こうした状況に対応し緊縮的財政を取り、「その性で余計に市から活力が失われた」と言って、上地市長が訴えて選挙に勝利した。上地氏は、沖縄の出身で、父親の代に南方の島から引き揚げて来て横須賀に定住した方である。
横須賀の逸見、汐入あたりには、このサイパン島などの南方から引き揚げてきた方の子孫が多いようだ。
小泉純一郎、進次郎親子に私が、問題だと思っているのは、こうした地元の苦境に対して一切の対応を取ってこなかっことである。
国家議員は、全国民のための議員と言われるが、地元の発展については、やはり貢献はすべきものと思うのだ。