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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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今週土曜日は、港南図書館へ

今週土曜日、7月20日の午後、港南図書館で「アフリカ音楽入門講座」、『音楽で見るアフリカの諸相』を行います。 2年前のオレンジ革命以後、今ではモルシ政権が倒れるなど、激変の続くアフリカですが、それを音楽を通して見てみようというものです。 どこまで迫れるか、今も新たに勉強中ですが、20年前のウォーマッド91のビデオ等を見て当時を思い起こしています。...

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今年の阪神は期待できる

昨日の阪神・巨人戦は、3連戦の最終戦を何とか勝ったが、これは大きなことだと思う。 一昨日も、月曜日も守備の拙さから負けてしまった。 特にライトの今成の守備はひどい、もともと捕手なのだが仕方がないのだが。 また、一昨日、センターの俊介が高橋由伸のライナーを取り損なったのも下手の一語に尽きるが、大和だったら取れただろう。...

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亡くなられた人がたくさん出てきた

土曜日に行う「アフリカ音楽講座」のために、ビデオやCDを視聴し直していて、この20年間位に多くの人が亡くなっていることに驚く。 まず、1991年と92年の「ウォーマッド横浜」のビデオを見たら、 出演者でシエラレオーネのS・E・ロージー、パキスタンのヌスラット・ファテ・ハーン、日本のロック・バンド、ボ・ガンボスの「どんと」こと久富隆司など。 インタビューで中村とうようさん、...

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とうようズ・ディ

2年前に亡くなられた中村とうようさんの3回忌として、イベント「とうようズ・ディ」が行われた。 会場が、六本木新世界というので、どこかと思うと、昔の自由劇場なのである。 ここでは、言うまでもなく『上海バンスキング』などを見たが、実は私も自作の戯曲を大学時代の仲間の演出で公演したた時、ステージにも立ったのだ。 楽屋でメークをしているとき、ある女性は、...

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「黒人が槍を持って太鼓を叩いている音楽じゃないよ」

先週の土曜日に、港南図書館で「アフリカ音楽入門講座」を行った。 夏休みの初日でもあり、町も人が少なく、参加者も正直に言って多くなかった。 一応、私が好きなマリのトウマニ・ジャバテと南アフリカノレッタ・ンブールの「スイート・ジュジュ」から始め、まず北アフリカのアラブ音楽を2曲やった。 レバノンのナンシー・アトラスとアルジェリアのシェブ・ハレドのアラブの都会と地方の音楽。...

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アメリカ人ライターは、『?地の絵』の筋書きを拒否した

松本清張が自作の小説『?地の絵』の映画化を熱望し、そのため映画製作プロダクション霧プロを作ったが、映画化はできなかった。 同プロダクションの取締役野村芳太郎が、『天城越え』や『きつね』等の製作に熱心になり、それが清張の野村への不信感となり、霧プロは解散する。 この間、同プロ解散後、霧企画で映画、テレビの企画、清張の著作権管理に当たった林悦子の本『松本清張・映像の世界』(ワイズ出版)を再読した。...

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『有りがたうさん』

清水宏監督作品では、もっとも有名でできの良い1936年の作品。 伊豆を行くバスの運転手で、道を譲る人たちにかならず「ありがとう」と声を掛けるので、「有りがとう」さんと呼ばれている運転手上原謙が主人公。 バスの中にさまざなな人が出てくるが、細かいエピソードの積み重ねであり、ドラマ性はほとんど排除されており、当時のことを考えると極めて斬新な映画。...

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『恋も忘れて』

横浜、本牧のダンスホールで働いている母桑野通子と一人息子で小学生の爆弾小僧との話。 彼は、学校で突貫小僧などから、母親の商売のいかがわしさを言われ、苛めれれている。 ホールの女将岡村文子は悪辣で、女たちは待遇改善を言うが、全く相手にされない。 いじめを知った桑野通子は、息子を別の学校に転校させるが、そこにも突貫小僧らが来ていじめ、ついには病を押して闘い、死んでしまう。 母親の名誉を守るために。...

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参議院通常選挙の結果 低投票率は安倍ブームのなさの現れだ

日曜日の選挙の開票は、なんともつまらない結果だった。 それも、自民も民主も、力を出し惜しみした結果なのだから非常につまらなかったのである。 自民は、「96条改憲」が方々で問題にされるとすぐに争点から外して論争化しないようにした。 民主は、衆議院戦の敗北から全く回復せず、自民への問題提起が一切できなかったが、これはまだ「与党ボケ」が続いていたのだろう。...

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festaはいつ頃から英語で使われるようになったのか

昨日、上大岡で『ゴッドファーザー?』を見た。 公開時に見ているのだが、内容は全く忘れていて、キューバ革命のときハバナにいてバチスタ政権の崩壊も背景になっているのも大変興味深かった。 アル・パチーノの父親ロバート・デ・ニーロがニューヨークの貧民街で最初の殺人をするシーンがある。 イタリア人たちの祝祭の当日で、殺人をした直後に知り合いから、祝いの言葉をイタリア語で言われる。 その英語の字幕は...

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大変よくできた作品 『結婚式・結婚式』

1963年、松竹大船で作られた中村登監督作品、脚本は松山善三、主人公の喜寿の祝いの父が伊志井寛であり、多分テレビの日曜劇場あたりが元だろう。 鎌倉の伊志井寛の邸宅に喜寿の祝いで、岡田茉莉子、岩下志麻、川津裕介らが来る。 岡田は、共産党の医者田村高広と一緒になり家を出た長女、川津は東京の新聞社の記者で三男、岩下は、伊志井寛の恩人の一人娘で子供同様の女。...

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頽廃音楽の素晴らしさ

先日の「とうようズ・ディ」で非常に印象的だったのは、小倉エージさんの言葉だった。 1991年にパシフィコ横浜のオープニング・イベントとして、ウォーマッド横浜91が行われた。 この時のメイン・スターは、都はるみになり、これについても中村とうようさんの強力な意見が通ったものだった。 都はるみは、最終日、日曜日の夜だったが、前日の土曜日の夜のトリのバンドはセネガルのユッスー・ンドールだった。...

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フェスタは、やはり一般的じゃない

映画『ゴッドファーザー?』でのフェスタについて、アメリカ等の社会でどのように使われているのか、友人の新聞記者からアメリカ人に聞いてもらった。 その結果は、やはりフェスタは、本来はイタリア語なので、あまり使われていないようだ。 あえて言うなら、イタリア人社会では使われているが、普通のアメリカ人社会では言わないとのことである。...

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清水宏作品2本

土曜日は、図書室で読みたいものがあったので、フィルムセンターに頑張って清水宏監督作品を2本見る。 『人情馬鹿』と『母を求める子ら』で、どちらも大映だが、室内撮影が非常に暗い。カメラマンは、息子がNHKのディレクター高橋康夫になった高橋通夫。 原作は川口松太郎で、話は、キャバレーの女角利枝子の客で外車セールスマン菅原謙二が、客から金をもらってオートバイを渡さず使い込んでしまう。...

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『鯨神』

鯨神と呼ばれる、獰猛で巨大な鯨と鯨取りたちの戦い。 反捕鯨思想が瀰漫している現在では絶対に作られない大変貴重な作品である。 監督は大映京都の田中徳三で、驚くのは原作が宇野鴻一郎で、なんと芥川賞作品である。 彼は、この頃は確か女子高校の先生をしながら、純文学を書いていたが、1970年代は「私、・・・なんです」の口調で大ヒットし、マン・ポルノにもなった。...

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「こんなものもらっちゃいましたの会」 内海英華 隅田川馬石

大阪の女道楽の内海英華が、芸術祭大衆芸能部門の大賞を、隅田川馬石が新人賞を受賞した記念公演が行われた。 渋谷の文化綜合センター大和田伝承ホール。 ここは、昔は大和田小学校の場所らしく、距離は近いがともかく暑いので、駅前からバスで行く。 降りると裏口らしく、表示もないので会場がよく分からなかったが、適当に「ここだろう」と入るとそうだった。...

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ラッパ飲み

最近、街頭でも電車やバスの中でも、ペットボトに直接口を付けて飲んでいる人を見かける。 この瓶の口に直接に唇を付けて飲むのは、ラッパ飲みといい非常にみっともない仕草の一つで、コップや茶碗に注いでから飲むのが正しい飲み方だった。 だが、現在では若者はもちろん、高齢の女性までもが、ペットボトルを布製のカバーで包んで持ち運び、堂々とラッパ飲みしている。...

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傑作だった『戒厳令』

早くも亡くなられた三国連太郎の追悼特集が行われているので、見に行く。 いずれも前に見ているが、篠田正浩監督の『処刑の島』と吉田喜重監督の『戒厳令』 『戒厳令は』、北一輝を主人公に、5・15事件から2・26事件、処刑に至る軌跡を描いたもので、ほぼ史実に忠実に展開されるが、そこに別役実の独自の論理が加えられていて、極めて面白い。 撮影は、写真家の長谷川元吉で、この後は市川崑作品等も担当するようになる。...

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極めて自由な文学座

文学座の演出家・西川信廣の講演というか、お話が行われた。 横浜市あざみ野の市民ギャラリー。 西川は、10代の終わり頃、付き合っていた女性が大阪にいたことから関西に行き、京都のある劇団の団員になる。 1960年代の終わり頃だろう。 だが、そこで研究会を始めたところ、「分派活動だ」とのことでクビになる。 その時、仲間の一人が「民芸で演出部員を募集しているよ」というので一緒に受ける。...

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遠い葬式に行く

大学の劇団の後輩の一人、青木が死んだと大高から電話が入ったのは、池袋での三国連太郎の映画を2本見た後の品川駅だった。 特に親しい人間でもなく、当時私は、酒を飲めず、麻雀もできなかったので、劇団の外でもほとんど付き合いはなかった。 ただ、私が親しかった友人らの仲間だったので、何かと顔を合せて来た。 その程度の人間の葬式になぜ行くことにしたかと言えば、彼とはもう二度と会うことは絶対にないからである。...

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