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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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200万で売った土地を60億で買い戻す

私のもう一つの市長決済事案について書く。 これは、新杉田にあった西武鉄道の土地の購入である。 昔の人なら、新杉田に西武のゴルフ練習場やテニス場、自動車学校、そして西武農園のガーデンがあったことを記憶しているだろう。 実は、ここは戦後すぐ横浜市が埋立権を取得して工事をしていた場所だった。...

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『NO選挙、NO LIFE』

私は、横浜市役所に30年くらいいて、区役所にも4回行ったが、そこで一番面白かったのは、生活保護と選挙だった。 それは、どちらも横浜市民に直接触れられるからである。 選挙は、本来は「民主主義のお祭り」なのだから、大いに騒いで盛り上げるべきなのだと思う。 現在の日本の選挙制度は、厳しすぎるが、それは1960年代の初め、公明党の台頭に、自民党と社会党が恐怖したからだった。...

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公明党の選挙手法

まだ、介護保険ができていない頃、横浜市の区役所には、大体2名くらいの公的ヘルパーがいた。 市職員としてのホームへルパーで、おおむね困難世帯に当っていた。 私がいた、ある区に、高齢の女性で一人暮らしの方がいて、若いころの病気で肺が片方なく、酸素ボンベを背負って生きていた。 ところが、喫煙者だつたので、酸素ボンベをしながらタバコを吸い、酸素が爆発してロケットのように階段を小柄な彼女が飛んだほどだった。...

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公営掲示板

私が、日本の選挙で一番おかしいと思っているのが、公営掲示板である。             これは、昔からあると誤解している人も多いと思うが、こんなものができたのは、つい最近の1980年代のことだ。 それまでは、選挙のポスターは、もちろん自分で作るが、それを支持者の家や店舗、事務所、工場に貼ってもらうものだった。...

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持ち帰り票

日本の選挙ですごいのは、投票の数がきちんと合うことだろう。                 投票所は、交換券を出していて、二重にチェックしているので、投票所で数が合わないことはまずない。 だが、開票所は、多くの人が来て一斉に作業をするので、数が合わないこともあり、昔は、職員が「白票を持っていて、分からないように混ぜた」という話もある。 「今は、持ち帰り票で調整できるので楽だ」と彼は言っていた。...

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『わが映画監督人生・井上梅次』

「月丘夢路・井上梅次100年祭」の最後、新東宝、日活時代の助監督だった舛田利雄によるインタビュー。 1999年で、大監督の舛田が、井上の前では小さくなっているのが不思議。 戦後、学徒動員から大学に戻った井上は、高校の同級生内川清一郎からの話で、新東宝発足時の石田民三監督の『縁は異なもの』の助監督についたことから、新東宝の助監督になり、その働きぶりが大きく評価され、4年後に監督昇進を言われる。...

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篠ひろ子とは、生年月日が同じ

伊集院修が亡くなったそうだ。              彼の妻だった女優の篠ひろ子とは、私は生年月日が同じで、1948年3月8日なのだ。 横浜市役所には、もう一人新井貴君がいたが、あまり愉快ではないので、書かない。

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創価学会の発祥の地は、大田区

池田大作氏が亡くなれたが、創価学会が始まったのは、東京の大田区である。 初代会長の牧口常三郎、二代目の戸田城聖も、大田区の教員で、当時の公教育の不備に不満を持っていた人たちだった。 戦前は、尋常小学校までが義務教育、つまり公教育で、それ以後は勝手、要は裕福でないと上には行けない仕組みだった。そのために左からの教育改革運動があり、大田区でも赤化教師事件等があった。...

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「井上梅次も、舛田利雄も大映系を問題にしていなかった」

昨日の『わが映画人生』を見て感じたのは、井上と舛田のお二人は、松竹系の監督、助監督は意識しておられたようだが、大映系の人は、意識されていないらしいことだった。 たしかに、巷間言われているように、日活には、松竹大船の助監督がたくさん来た。 だが、田坂具隆、古川卓巳、牛原陽一らの大映系の人も多かったのだ。...

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「孫氏の兵法を知らなかった日本、実行した米国」

『ブギウギ』でも、戦時中の時代に、アメリカ文化的な踊りや歌が否定されて、指導されることが出てくる。                エンターテイメントの意義を知らない日本のバカ役人だが、逆に米国は、日本研究を始めたので、ドナルド・キーンなどの日本語練習生を養成し始めたのだ。 敵を知らずに戦うというのだから、ひどいと思う。...

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山下ふ頭の再整備について

話題の横浜港の山下ふ頭再開発について、次のように考えます。 エリア 整 備 の 内 容 整備手法 整備主体 その他 ふ頭基部山下公園側...

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「山下ふ頭の岸壁は全部違う」

山下ふ頭の岸壁の構造は全部違うと聞いたことがあり、それは本当のようだ。                「どうしてそんなことが行われたのですか、一番良いもので全部作ればよかったのに」と聞くと 「国の技術者が、博士論文を書くのに使用されたのだろう」との答えだった。 その性か、1970年代のある日、山下の岸壁が、なにもないのに突然崩壊して大問題になった。...

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山下ふ頭の岸壁は全部国の建設だった

良く知られているように、山下ふ頭の山下公園側は、国の整備で、その後に横浜市港湾局が埋立して整備したので、中央から新山下側は、横浜市の財産だった。 ただし、そうした横浜市が整備したところでも、岸壁、桟橋部分は、国が建設した。 それは、港湾法によって、外貿ふ頭の外殻施設、つまり防波堤、岸壁、さん橋等は、国が整備すると定められていたからだ。だから、本牧ふ頭のD4...

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「中東の紛争は、宗教問題ではない、水争いである」

パレスチナのガザ地区で起こっている残虐事件は、ナチがやったホロコーストと同じであり、人間というのは実に愚かなものだと思う。 そして、この事件を主導しているのは、イスラエルの極右、「パレスチナは、神がユダヤ人に与えた土地だ」との信仰がもとだとしている。 本当にそうだろうか、だとすれば19世紀まで、なぜパレスチナにユダヤ人、アラブ人は、共存していたのだろうか。...

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「これができるのは、横浜だけだ」

ユーチューブの横浜経済新聞の動画で、「クリスマス・ショー」を見るが、こんなことができるのは、横浜港だけだと思う。                  横浜港では、みなとみらいも、新興も、どこも広く緑地を取っているので、多くの人が見に来られるのだ。 山下ふ頭再開発についても、緑地を取ってほしいというもっともなご意見もあった。 ただ、これは現実を知らない意見である。...

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『意志の勝利』

前に買って、1回見ただけのをきちんと見てみる。 言うまでもなく、1934年6月にドイツのニュールンベルグで行われたナチスの党大会の記録映画とされている。 党大会とは言われているが、むしろナチス祭のような行事で、6日間行われたとのこと。 このビデオは、米国製で、戦後ドイツでは、一般に公開禁止だった理由がよく分かる。...

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山下と新山下

横浜には、山下公園と山下ふ頭、そして新山下に貯木場がある。 こう書くと、山下ふ頭の後に、新山下貯木場ができたのでは、と思われるかもしれない。 だが、実は、新山下の貯木場は戦前に作られていて、山下ふ頭は、戦後の建設なのだ。 それを示す映画がある。              1933年の清水宏監督の『港の日本娘』で、主人公の港の不良江川宇礼雄が、山手の丘で女学生の井上雪子と及川道子に会う。...

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検討委員会を見て

昨日の午後は、山下ふ頭再開発検討委員会学識者の議論をオンラインで見た。           横浜市港湾局の報告も、寺島委員長のご意見も極めてきびしいもので、物流港としても、今後は難しい立場だろうとのことだった。 そこで、カジノ・IRというのが、前林市長、そして当然にも裏にいた菅義偉官房長官だが、安倍晋三氏が亡くなった今日、この方向はもう無理だろう。...

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国有転貸と日本大通り、そして関内、関外地区

山下ふ頭再開発を考えるにあたり、重要なことは、過去の横浜の近代で行われたことを検証することだと思う。 まず、幕末の開港のとき、攘夷派等の排外主義者から、外国人を守るために、吉田橋に関を設け、海側を関内地区とし、「関内、関外地区」を区分して、無事に開港を進めた。 そして、次第に日本全体が、排外主義から逃れて、明治の文明開化になり、横浜市と港は大発展した。...

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映画『聖獣学園』を思い出す日々

パレスチナのガザ地区、さらにヨルダン川西岸地区でも、イスラエルの残虐行為が進んでいる。 それを見て思うのは、東映の『聖獣学園』である。 これは、インチキ学園に入った清純な少女の多喜川由美が、暴行を受けるもので(ただし、ほとんど吹き替えだが)、ひどい映画だった。              ただ、唯一大笑いしたのが、神父の渡辺文雄の台詞である。...

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