話題の横浜港の山下ふ頭再開発について、次のように考えます。
エリア
整 備 の 内 容
整備手法
整備主体
その他
ふ頭基部山下公園側
ここについては、市内で長く独自の演劇をしてきた横浜ボートシアターを評価し、船を岸壁に付けて、活動をさせる。だが、シアターのみでは採算が取れないので、これを包含する中劇場「横浜ワーフシアター」(600席)を作る。この規模については、宝塚バウホールがあり、中規模の劇場の試みがあるので、これに倣う。
この劇場のホリゾントは開閉式にして、花火大会の際の有料席とするほか、船を小劇場とし、中劇場の公演と映像で繋ぐような実験ができるものとする。
中劇場は、横浜市が整備し、ボートに委託して運営させる。ボートシアターは、船を横浜市に寄付し、運営の委託を受ける。
横浜市役所
船も寄贈を受けた後、市の財産とする。
基部新山下側
ここは、低層の京都風の「町屋」の町並みとして、そこで多様な文化・芸術活動を行う。今後は、市民文化・芸術活動も、小規模のものになっていくと予測されるので、それに対応したものにし、アーチスト・イン・レジデンスも試みる。ただ、これだけでは寂しいので、中心に野外劇場を作る。横浜スタジアム建設のとき、取り壊された野外音楽堂の代わりとして、横浜市に罪滅ぼしをさせる。
一方、新山下側の海面は、海洋性レジャー活動ができるものとし、岸壁には関連施設を整備する。
民間企業の提案を受けて、整備させ、実際の運営は、市民団体が行う。
開発・民間企業
運営・市民団体
ふ頭中央部
ここについては、すでに移転が決まっている金沢区福浦の横浜市大病院を建設し、関連する特養ホーム、介護施設を整備する。さらに、民間の有料老人ホーム、高度医療病院などを誘致し、高齢者の第二の人生の「日本のフロリダ」としてゆく。
横浜市及び民間事業者
病院・横浜市
民間施設・民間企業及び団体
最優先で整備する。
ふ頭先端部
ここは、岸壁使用付の「高級賃貸住宅」地区にして、賃貸料と岸壁使用料を取り、この山下ふ頭の運営と横浜市への財政的貢献としていく。
言わば「IR」の代わり。
また、域内住民用のショッピングセンターやホテルも整備し、外部とは完全に遮蔽する。
民間企業の提案受けて、賃貸住宅を整備させる。
民間住宅企業
民間開発企業
どうぞ、ご意見、ご批判をよろしくお願いいたします。