昨日の午後は、山下ふ頭再開発検討委員会学識者の議論をオンラインで見た。
横浜市港湾局の報告も、寺島委員長のご意見も極めてきびしいもので、物流港としても、今後は難しい立場だろうとのことだった。
そこで、カジノ・IRというのが、前林市長、そして当然にも裏にいた菅義偉官房長官だが、安倍晋三氏が亡くなった今日、この方向はもう無理だろう。
彼らと同じ志向性の日本維新の会が、主導する大阪万博は、費用が2倍以上になることが暴露されて、維新の人気もがた落ちのようだ。
「身を切る改革」は、いったいどこへ行ったのだと思うのは、私だけではないだろう。
そもそも、カジノや万博、そして2年前のオリンピックのように、大規模イベントをやって・・・という発想が、時代遅れなのだ。
これらは、19世紀的発想で、しかも欧州の発想で、21世紀の、アジア、アフリカなど「グローバル・サウスの時代」の発想ではないと私は思うのだ。
では、どうすればよいのか、老齢化する国と町には、それにふさわしい考えがあると思うのだがね。