『ブギウギ』でも、戦時中の時代に、アメリカ文化的な踊りや歌が否定されて、指導されることが出てくる。
エンターテイメントの意義を知らない日本のバカ役人だが、逆に米国は、日本研究を始めたので、ドナルド・キーンなどの日本語練習生を養成し始めたのだ。
敵を知らずに戦うというのだから、ひどいと思う。
逆に言えば、昭和初期、少なくとも東京や大阪などの大都市では、欧米の文化が大きく広がっていたことを示すものだろうと思う。
精神主義では、一時的に勝利はしても、長い戦いとなれば、日々のきちんとした戦いこそが重要で、
日本軍は、アメリカを「毎日、定期便のごとき爆撃」とバカにしていたが、それが毎日続くと日本兵は次第に疲労したのだった。
つまり、異常な数日ではなく、毎日同じことを普通に長くやることが重要なのである。
この辺は、物量の差と言えばそれまでだが。