Quantcast
Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3529

日本維新の会について

$
0
0

維新の会だが、私は彼らを評価するところもある。

それは、政治、ことに選挙にエンターテイメントを導入したことだ。

日本の政治、選挙は非常に面白くない。だが、選挙は、民主主義のお祭りであり、本当はじつに面白い物なのだ。

それを法令でガンジガラメニしてひどく詰まらないものにしているのが、日本の選挙である。

長く、日本の政治の中心にいた自民、社会も本質的にまじめ人間の集まりだったので、それを良しとしてきたのだ。

そこに維新は、やたらに変な騒ぎを持ち込み、エンターテイメント化してきた。

                       

それは、創始者の橋下徹の特異性にも拠っている。

タレント弁護士というのも奇妙な例だが、要は口先だけの三百代言である。

今回の参議院選もそうだが、議員にタレントが多いのも、元が橋下であることに起因している。

今度の選挙で。もし安部晋三元首相殺害事件がなければ、維新はもっと議席を増やしただろうと思う。

日本人は、本質的にまじめなので、安部晋三元首相殺害事件のようなときに、維新を増やしていいのかと思った保守層は、自民に入れたのだ。

昔のみんなの党の例も見ても、自民に代わる第二保守は、よほどのことがないと自民には代われないのだ。

自民でいいじゃないかとなるかである。

立憲民主党だが、やはり泉代表に魅力がないと思う。枝野のような「同情票」もないので、いずれ代表選となるしかないだろう。

小川淳司君と女性副代表といった組合わせで再生するしかないと思う。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3529

Trending Articles