1989年、北朝鮮で開催された世界青年学生友好祭に、ポーランドのスタッフが行き、平壌等を撮影した映画『金日成のパレード』があった。
ここで描かれた北朝鮮が、実にお笑いだったが、逆にポーランドにいた北朝鮮の留学生のことも出てきた。
彼らが驚くのは、そこでは誰も「首領様バッジ」を付けていないことだった。
当時、北朝鮮では、全国民がバッジを付けていて、首領様を崇拝していたのだから、彼ら北の国民は、世界中の人は、金日成様を熟知していると思っていたのだ。
個人崇拝そのものだが、北朝鮮のみならず、アジアには多いことのように思える。
日本の天皇崇拝も、その一つだと私は思うのだが。