「文春4月1日号」を読む
「週刊文藝春秋4月1日号」を読む。言うまでもなく、菅総理大臣の問題である。今回は、横浜駅東口周辺の飲食店の出店をめぐる利権である。菅総理が、小此木彦三郎議員の秘書だったことは有名で、小此木彦三郎議員は、運輸族で、そのつながりで国鉄、JRに強い影響力を持っていた。...
View Article『忠臣蔵』
市川中車について書いたので、彼が出た東宝の『忠臣蔵』を見る。監督は稲垣浩で、東宝の俳優の総出演、さらに松竹の市川段四郎や団子、大映系の香川良介らも出ている豪華版。原節子の最後の作品でもあるのは有名だろう。...
View Article『ブリット』
1968年のアメリカ映画、イギリスの監督ピーター・イェーツの最初のハリウッド作品。サンフランシスコでのカーチェスのみの映画だと思い込んでいたが、結構面白い。...
View Article『大日向村』
1940年の東京発声映画作品、原作は和田伝、脚本は八木隆一郎、監督は豊田四郎。豊田は、私が好きな監督だが、この時期は、朝鮮での徴兵志願を描く『若き姿』などと同様、国策に準じる作品で意外な感じがする。...
View Article『帝銀事件』
1948年1月、豊島区椎名町の帝国銀行椎名町支店で起きた毒殺事件。1980年にテレビ朝日で放映されて見たが、やはり大変に面白い。監督は森崎東で、彼はテレビ映画も結構作っているが、これがベストだと思う。主人公の平沢貞通役の中谷昇が非常な好演である。中谷は、二枚目で芝居も上手いが、脇役が多く、これという作品がないが、これは彼の代表的作品だと思う。...
View Article新堀豊彦氏、死去
新堀豊彦氏が死去されたとタウンニュースに出ていた、93歳。新堀家は、横浜市南区の名家で、父の源兵衛さんも市議、衆議院議員をされていた。新堀家は、南区の名家で、横浜橋付近はもともとは、ほとんど新堀家のものだと言われていたが、選挙でほとんどなくなったとのこと。いわゆる井戸塀議員である。...
View Article私は刑務所に入ったことがある
今日の『ブラ・タモリ』で、宮城刑務所のことが出ていたが、さすがのタモリも「刑務所には入ったことはない」と言っていた。だが、私は入ったことがある。前橋刑務所と福島刑務所だ。と言って、学生時代に全共闘運動で収監されたと言うのではない。某区役所で福祉課長をやっているとき、そこは区の保護司会と更正保護婦人会の事務局をやっていて、両会の合同研修会で刑務所見学に随行して行ったのだ。...
View Article『5泊6日』
映画界では、不思議なことが起きるが、これもその例だろう。1966年に東映で公開された作品だが、池部プロの製作なのだ。この頃、池部は、東宝での居場所がなくなっていて、松竹での『乾いた花』の後東映での『昭和残侠伝』シリーズで大人気だった。だが、それでも不満があったのだろう、ベトナム戦争のドキュメンタリーを作ってもいる。...
View Article『八十八夜の月』
1962年の松竹大船、市村泰一監督作品。1960年代中頃の松竹は市村や番匠義昭監督の作品は多く、日活や東宝、東映に比べて面白くなかったと言うよりも、古いなあという感じだった。...
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