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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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創価学会の足元にも及ばない 『天使にアイム・ファイン』

ニュースター・プロダクション、実は幸福の科学製作の映画を見に行く。 これが全くの凡作で、『人間革命』『八甲田山』『三国志』などを、橋本忍、笠原和夫、舛田利雄、森谷司郎らの一流のスタッフ、丹波哲郎、高倉健、仲代達矢らのスターで作っている創価学会との差は明確。 幸福の科学映画の一番のスターが、芦川よしみなのだから、レベルがわかるというもの。...

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『にっぽんむすめ』

1935年、ビルマ(ミャンマー)の監督ウ・ニイプ氏によって監督、主演されたトーキー映画で、ビルマでは最初のトーキー映画で大ヒットしたそうだ。 話は、東京とラングーンの無著陸飛行を成功させようとするビルマの兄弟と日本人娘の恋物語。                           当時、ビルマにトーキースタジオはなかったので、日本のPCLで録音し、女優の高尾光子が日本人娘の恵美子を演じた。...

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『平手造酒』

池袋新文芸坐の橋本忍特集、ここは横浜から遠く、客層にも問題があるので、なるべく行きたくないのだが、貴重な作品なので湘南新宿ラインで行く。                     もちろん、「天保水滸伝」の平手造酒。 これが意外にも山村聰だが、非常に暗い人間になっていて、台詞が極めて少なくいつも不機嫌な顔をしている。...

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『たとえば野に咲く花のように』

2007年11月に、新国立劇場芸術監督鵜山仁の提唱の「ギリシャ悲劇シリーズ」の2作目として、これが上演されたとき、私はブログで以下のように書いた。...

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ダフ屋から安く買った「プリンス・パレード・ツアー」

死因はまだ不明だが、プリンスが亡くなったそうだ、57歳。 彼の来日公演を見たのは、1986年の横浜スタジアムだった。                    当時は、港湾局にいたので、産業貿易センターからの帰り、関内駅に向かいスタジアム前に来ると、ダフ屋が大声で券を売っている。 「いくらだ」と聞くと、「開演しているので安くするよ」と言い、定価よりも安く5,000円くらいだったと思う。...

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『地図のない町』

新文芸座の橋本忍特集、以前から見たいと思っていたが、なかなか上映機会のなかった中平康監督作品。 途中から見て橋本得意の回想形式で筋がややわかりにくかったが、映画館で時間をつぶした葉山良二が、その裏にある家に行く。 彼は医者で、川崎池上にあった日本鋼管近くの不法占拠のスラム地域の診療所で、所長の宇野重吉を手伝っている。...

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著名人の寄付にケチを付けて喜ぶのは大蔵省である

女性プロゴルファーの大山志保が、優勝賞金を熊本へ寄付するとのことだ。 大いに称賛されてよいことだが、こうした行為に「売名だ」とかケチを付ける馬鹿者がいるようだ。 そうした批判に一番喜ぶのは、実は大蔵省であり、国税庁である。 日本では、個人でも法人でも、余剰金が出たら所得税として国がすべて収納し、その配分はキャリア官僚が決めるのだという思想が国の考えである。...

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跳花亭寄席「国本武春ライブ」

森下にある私立図書館、渡辺信夫さんがやっている跳花亭の月一の寄席に行く。 この日は、昨年の12月に惜しくも亡くなられた浪曲の国本武春のライブ2本。はじめは関内ホールで録画されたもので、2本目は浅草の木馬亭のもので、曲師が最高の沢村春子さんによる「紺屋高尾」                           落語でもよくやられる話で、浪曲では篠田実のが有名だったはず。...

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吉田剛市講演会 「鎌倉市御成小学校旧講堂、旧鎌倉図書館保存活用」

土曜日の午後、中央図書館に「レコードコレクターズ」を寄付しに行くと、地下のホールでドイツ・ケルン市図書館長の講演会をやっているので見る。 特に目新しいものはなかったが、ドイツ社会での図書館の存在意義の大きさを再認識させられた。よく考えれば当然のことなのだが。   夜は、神奈川の県立図書館を考える会の林さんからご案内をいただいた吉田剛市先生の講演会に行く。...

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山本功児は大石静と付き合っていた

法政大学から巨人に入り、さらにロッテでも活躍し、後には監督も勤めた山本功児が亡くなられたが、彼は大学時代、女性脚本家の大石静と付き合っていた。彼女の本に自慢げに書かれている。                    付き合っていたといっても、セックスはもちろん、手も握らない関係だった。...

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ノマドへの憧れ

1969年11月17日、小雨の中を私は家にはいられず蓮沼のヒカリ座に行った。松竹の『男はつらいよ』と日活の『長崎の顔』(監督野村孝)、そして東映の『お勝兇状旅』(中川信夫)とノートには書いてある。...

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『大阪極道戦争・しのいだれ』『しゃぶ極道』

川崎の新百合ヶ丘に行き、細野辰興監督作品を見る。どちらも弁護士の山之内幸夫の原作なので、実話からできているのだろう、細部が豊富で意外性に満ちている。 笠原和夫の『仁義なき戦い』に匹敵する面白さで、その大阪版というべきもの。 あまり上映の機会がないと思うと、末期の徳間大映で、「1994,1996年の時期まであったの」という感じがあらためてした。...

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『横浜ヤンキー』 レスリー・ヘルム 明石書店

横浜ヤンキーといっても、横浜銀蠅や本牧党のことではない。横浜の歴史を少しでも知っている者ならご存知のヘルム・ブラザーズの歴史である。                         私は、三代目のドナルド・ヘルム(レスリー・ヘルムの父親)さんにお会いしたことがある。 1986年の秋ごろのことで、港湾局の財産係長をしていた時のことである。...

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『無法松の一生』 三国連太郎版 監督村山新治

東映大泉特集のラピュタに行き、三国連太郎主演の『無法松の一生』を見る。                   これで「無法松の一生』は、阪妻から三船敏郎、そして勝新太郎と全部見たことになる。 これ以外は、すべて伊丹万作脚本を基にしているが、これは伊藤大輔脚本である。...

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パパ・ウエンバ来日秘話

コンゴ民主共和国(旧ザイール)のミュージシャンのパパ・ウエンバが15日に亡くなった。 ステージ上での急死だったそうだ。                  彼は日本に何度か来ているが、その最初は1986年で、三鷹市民文化会館での公演だった。 三鷹市に市民会館がオープンした時の記念イベントの一つで、前年にはバリ島の舞踊の公演もあった。...

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ノマドの元は

先日の放送大学で、ノマド、狩猟採集や牧畜民のことを知り、自分にもノマドの血が流れているのではないかと思うようになった。 1991年に、私は横浜市から派遣されて富士宮の財国際貿易研修センターに3か月間英語研修に参加した。ここは、元三井物産の代表で、イランのホメイニ革命で三井を辞めた山下英明氏が設立した財団法人だった。...

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モーリーズで焼うどん

シネマジャックで『アイヒマン・ショー』を見て、ちょうど昼だったので、下のきれいなカフェのモーリーズで食事する。 ここは、頻繁に店が変わるところで、最初はかなりお高い和食店で、怖そうな伯母さんと職人風の板前夫婦で、いつ行ってもガラガラだった。 それが居酒屋になり、そこも2回くらい代わった後、中華料理屋になり、それも日本人のと中国人との2代くらい代替わりがあった。...

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『アイヒマン・ショー』

1960年、アルゼンチンでイスラエルは、ナチスのユダヤ人虐殺の責任者で逃亡していたアイヒマンを拘束し、イスラエルに連れてくる。 これは正式な外交的手続きを経たものではなく、国際法的には、明らかに違法なものだったが、イスラエルはモサドの仕事だったにも関わらず、民間人の行為だとした。...

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『怪談せむし男』

今回の東映大泉撮影所特集で、見たかった作品の1本。                        美しい女性の楠侑子がベッドでの悪夢から目を覚ますと、夢のとおり、夫が急死したことを知らされる。 その葬儀場で、彼女は弁護士から、夫が別荘を持っていて、そこで死んだことを初めて知る。...

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「いい気分がぶちこわしになったよ・・・」

阿佐ヶ谷に行くため、バスを待っていると超満員で、地下鉄に変え、これも満員で、 「ああ、そうか仮装行列か」と気づく。 今は、横浜パレードと言っているが、この国際仮装行列では、行列の中で歩いたことがある。 議長秘書をやっていた時で、横浜市長、議長は行列の先頭で行進することになっていたからである。...

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