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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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現在の書評 『小津安二郎の悔恨』

神奈川新聞と音楽雑誌『レコードコレクターズ』に、『小津安二郎の悔恨』の書評が出たので、掲載します。                               

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原節子、死去

昨日の深夜に電話が来たので、なにかと思うと、通信社にいた後輩からで、 「原節子が死んだよ」で、「一面に出るだろう」とのことだった。 今度出した本が予期していたみたいに見られるのは困るが、もう90代だったので、いずれ来ることだったが。 さて、原節子だが、今回出した『小津安二郎の悔恨』で、一番反響があったのは、...

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原節子は、なぜ引退したのか

1963年に原節子は、42歳で引退したが、その原因は何だろうか。 目の疾患や小津安二郎が死んだことなどが言われている。 だが、私は彼女の義兄である熊谷久虎とのことだと思う。 それについては、不愉快だから書かないが、彼女のイメージを大きく傷つけるものだった。 彼女は、それに耐えつつ、あの美しい演技を続けたのには、大変な忍耐と努力があったと思う。...

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『横浜クロス・カルチャー』 大岡地区センター

明日、11月28日の午後1時から、弘明寺にある大岡地区センターで、大岡サロンの3回目として、『横浜クロス・カルチャー』を行います。 主に、古代から戦後までの日本に来た外来音楽、また在日外国人による日本音楽などを聞くイベントです。 お時間のある方は、弘明寺の大岡地区センターにお出でください。...

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『ルールー』から中東情勢を考えたこと

昨日は、大岡地区センターで『横浜クロス・カルチャー』をしましたが、そこではレバノンの、というよりもアラブ最大の女性歌手フェイルーツの『ルールー』も上映した。 これは、ずいぶん前にLPで持っていたものを、数年前に渋谷のエルスールでDVDとして買ったものだが、筋は全く分からない。 彼女が主人公なのだが、どういう役か不明だが、どうやら一種のコメディーらしい。...

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『非常線の女』』は、前年に起きた非常時共産党が起こした「共産党ギャング事件」をヒントにしたものだ

昨夜は、黄金町のたけうま書房でトークイベントをしましたが、満員盛況でした。お出でいただいたみなさん、本当にありがとうございました。 また、ゲストの鈴村たけしさんには、私のプレゼンが大幅に延びて、トークの時間が大変に短くなってしまい、誠に申し訳ありませんでした。 ただ、小津安二郎の1933年の問題作『非常線の女』を見ていただけたのはとても良かったと思います。...

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太秦中学だった

先週は、日本映画学会11回大会に出るために京都に行ったが、金曜日は嵐電に乗って帷子の辻に行き、大映通商店街を歩いて、大映京都撮影所跡に行った。 大映通り商店街には、大魔神様が立っておられた。               大映京都撮影所跡は今は、府立太秦中学になっていて、記念碑だけがあった。                 戻って、帷子の辻駅のすぐ先の路地の奥にに行くと、松竹京都撮影所があった。...

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『非常線の女』には驚いたようだ

先週の土曜日は、京都大学で開催された日本映画学会11回大会、創立10周年大会に出た。 小津安二郎作品の1933年の『非常線の女』と、戦後の1957年の『東京暮色』を繋げた発表を行った。 もちろん、映像も上映したが、冒頭から丸の内ビル街の大俯瞰、オフィスのタイプライターの列の横移動、昼は真面目なタイピスト、夜は町のギャング岡譲二の情婦という、恐るべきモダニズム映画には、多くの人が改めて驚いたようだ。...

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小津安二郎は、やはりモダンボーイだった

12月12日は、小津安二郎の誕生日であり、同時に60歳で亡くなった日でもある。 それを記念して、お茶の水で、『東京物語』以降の小津作品の音楽のほとんどを担当した斎藤高順(さいとうたかのぶ)の作品を聴き、また故人を語るイベントが行われた。                           息子や娘さんたちも音楽家なので、音楽関係者が多かったが、映画の若き研究者では、一橋大の正清さんが来ておられた。...

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半分しかできず イマヨコNAVI 町歩きツアー

日曜日の午後は、イマヨコNAVI 町歩きツアーに参加して、前段として映画の中の横浜を上映しつつ、解説した。 福島さんのお力で、20本弱の作品を再編集してもらったが、到底全部はできず、約半分で終わる。 戦前の1933年の、清水宏監督のサイレント映画『港の日本娘』、野沢富美子原作のプロレタリア小説を原作とし、戦前は公開されず戦後松竹で公開された『煉瓦女工』...

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『家なき天使』

1941年に韓国の高麗映画で作られた作品で、日本語版監修が飯島正になっているので、日本国内でも上映されたのだろう。 話は、ソウルの街頭に屯する孤児、今の言葉で言えばストリート・チルドレンを保護し、養育する主人公の牧師のことで、実話に基づいているらしい。...

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『レミング』

維新派を主宰し、作・演出を手掛ける松本雄吉の作品を見るのは、3回目である。 大阪を中心に活動し、関東ではあまり活動していないのだから、仕方がない。もう1回、1970年代の公演の映像をつい最近に、フィルムセンターで見た。 それは、かなりアングラ的で性的な表現の強いもので、彼らはその時々の時代の流れに相当に寄り添いながら公演をしてきたことがよくわかる。...

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戦争未亡人がいた時代

「安心してください、穿いてますよ」が流行語大賞候補にまでなった芸無し芸人の時代だが、昔本当に裸になってしまう課長がいた。 最初に入った局の庶務課長で、宴会の佳境になると、裸になって「鴨緑江節」を歌うのである。 ただ、芸無し芸人と違うのは、パンツは穿いていなくて、両足の股の間にチンポを挟んで見えなくしてしまうのである。 勿論、女性職員も6人いたが、皆笑い転げていた。...

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横浜駅にもいた

昨日は、用があって東京に行ったが、横浜駅を通ると、話題のアルゼンチンのサッカー・ファンがいた。 3,4人づつ連れだっていて、赤などの派手なシャッ、ジャンパー姿だった。 年齢は多分20代くらいで、若い人のように見えた。 特に大騒ぎをしている風ではなく、横浜線で新横浜方面に向かって行った。...

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『薩摩飛脚』の筋はまったくわからなかったが、

朝から新宿湘南ラインで、阿佐ヶ谷に行き、『薩摩飛脚』を見る。 「映画探偵」シリーズで、近年発見、復元された映画の特集だが、これは1933年に新興キネマ京都で作られたトーキー映画で、音が切られているというすごいもの。アメリカで発見されたフィルムで、当時は日本人の弁士付きで上映されたものだそうだ。...

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『青春双曲線』

フィルムセンターの韓国映画特集、1956年で舞台は釜山、港を見下ろす高台の家が出てくる。                                        ここに住む貧しいい教師が胃の収縮症、逆に町中にいる裕福な貿易商の胃拡張の息子が、医者の指示で、治療のために互いの家を入れ替えて住み、2週間を過ごす。...

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『地獄花』

韓国映画特集の最終日、1958年の作品で、地方から兄を捜して弟が米軍基地の町にやってくる。 だが、兄は基地に巣食う窃盗団のボスになっていた。...

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1月6日にトークすることになりました 横浜シネマリン

来年、1月6日水曜日の午後2時ごろから、『晩春』の上映前に、「松竹120」について話すことになりました。                        映像を使用することはなかなか難しいので、「音でたどる松竹120」と題し、歌舞伎のレコードから小津安二郎映画の「サセ・レシア」まで様々な音源を使って松竹の軌跡をたどります。...

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『鉄砲伝来記』

特別に若尾文子のファンではないが、何もすることがなく、森一生監督作品で見ていないので、新宿まで行く。 戦国時代の終わりに、種子島に鉄砲が伝来し、刀鍛冶の金平(東野英治郎)が、苦心の末に鉄砲を作るまでの苦心談で、主演は東野である。 領主が内藤武敏で、漂流し着いたポルトガル人の船長を保護し、彼から鉄砲を借りて、刀鍛冶の東野に作らせる。...

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フェイスブックができなくなった

先日、あるサイトにアクセスできないので、復元をかけたが、今度は戻らなくなった。富士通に聞いても駄目。当分はやらないことにする。もし、ご連絡のある時は、メールにして下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

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