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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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テレビ東京は

かつて「番外テレビ局」と言われた東京12チャンネルが、テレビ東京として今では結構繁盛し、50年を迎えられたのは実にご同慶に堪えない。 ここは、初めは科学技術新興財団テレビと言い、番組の何%かが科学番組だったが、現在のテレビ朝日、当初の日本教育テレビも教育番組の縛りがあったはずである。 これらは要はチャンネル権利を取得するための口実で、そのために発足当初は、設立目的を反映していたのである。...

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青山良彦の息子だった

朝、ワイドショーで花柳流の内紛が報じられていて、当事者の一人で花柳貴彦という人が出ていて、 「この人は青山良彦に良く似ているな」と思い、調べるとやはり彼の息子だった。 青山良彦は、大映末期の男優の一人で、勝新太郎主演の『やくざ絶唱』で、勝新の子分で、彼の義理の妹大谷直子を誘惑し、 「本田なんてのはな、女をだまして、スケコマシテ食い物にしているクズ野郎だ」と勝新に言われる。...

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「映画『細雪』の戦後史」は受付終了、『黒澤明 娯楽映画からの出発』へどうぞ

昨日、横浜市中央図書館の担当者から連絡があり、今週末の「映画『細雪』の戦後史」は受付を終了したとの連絡があった。 ありがたいことであり、さすが「大谷崎」のお力である。 そこでと言うわけでもないが、4月19日のではなく、来週26日の『黒澤明 娯楽映画からの出発』のほうにお見えいただきたい。 こちらは、まだ十分余裕があるはずである。...

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毎月15日だろうか

横浜市南区は、なかなか面白いところで、中古品、骨とう品店、今風に言えばリサイクル・ショップが非常に多く、質屋も多いようだ。 要は、下町だったということだろう。 その性かどうかは知らないが、近くの吉野町内会館では、毎月定期的に、市(売り立て市だと思うが)、行われている。 もちろん、専門の業者の市である。 今日も前を通るとところ狭しと、さまざまな品物、箱が置かれ、大きな壷が林立していた。...

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北も、南も

こういうことはあまり書きたくないのだが、思い出したことがあるので、書く。 韓国の珍島近くで大型フェリーが転覆し、多くの死者、行方不明者が出ている。 原因は、まだ不明だが、もともとは日本のフェリー船だったものを購入し、改造して使用していたようだ。 改造というのがすごいもので、乗船者数と貨物の積載量を増えるように作り替えた。...

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満員でした 「映画『細雪』の戦後史」

昨日は、中央図書館で「映画『細雪』の戦後史」を行ったところ、満員の盛況でした。 来ていただいた皆さんにお礼申し上げます。 1950年、1959年、1983年と3回作られた映画『細雪』の一部を上映し、そこから読み取れる時代や主人公たちの生き方についてお話した。 それぞれ特徴があり、高峰秀子主演の1950年の新東宝版は、明らかに戦後民主主義で、自由奔放な妙子の生き方を肯定している。...

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母の愛を知る

昨日は、多くの人に来ていただいたが、その中で母方の従兄弟のJ君がいた。 だいぶ前に調べ物で横浜市中央図書館に来た時、たまたまポスターに私の名と顔写真があるので知り、来たとのこと。 彼とは1歳違いだが、私が早生まれなので、学年では2年違いだった。 彼は大学を出た後、自分で会社を起こし、年金や生活設計、企業年金の専門家になり、今は息子に直接の仕事を譲っているとのこと。...

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高山良策が勤めた映画会社とはどこか

土曜日の東京新聞に、板橋区美術館で画家高山良策の展示が行われていることが掲載され、彼は戦時中に映画会社で国策映画作りに当たったと書かれていた。 この映画会社とは、どこだろうか。東宝であり、さらに厳密に言えば、航空教育資料製作所である。 ここは、陸海軍からの軍事マニュアル映画の製作を目的に東宝が秘密の撮影所として1939年に砧に設立したもので、敗戦までに51本の作品を作った。...

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PCLという会社には

先日、画家高山良策が、東宝の航空資料製作所にいたことを書いたが、その頃には、戦後は前衛画家となる山下菊二もいた。 さらに東宝の前身であるPCLについて言えば、日本のシュールレアリズムの指導者というべき滝口修造もいて、企画や編集をしていたらしい。 その他、劇作家の三好十郎、田中千禾夫と言ったところも短期間だが、籍を置き、企画や脚本の仕事をしていたそうだ。...

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『麺麭屋文六の思案』

昨日は、、青山に行きケラリーノ・サンドロビッチ演出の『麺麭屋文六の思案』を見た。 これは、岸田国士の数本の戯曲を彼が潤色したもので、意外に面白かった。 ただ、前半がかなり退屈で、思わず眠ってしまうと隣の男に肘で突かれて目が覚める。 ところが、しばらくすると今度は、その男が眠りだして、1幕の半分以上は寝ていた。 休憩後は、戻ることはなく、1幕目で帰ってしまったのである。 内容については別に書くことにする。

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ついに明日になる

『黒澤明 娯楽映画からの出発』の開催が、ついに明日となった。 昨日は、最後なので、多くの友人に電話をし、知り合いにもメールで参加をお願いしたが、なかなか大変な状況だ。 告知が、先週の「映画『細雪』の戦後史」と重なったことも大きかったようで、こちらの方は見逃した人もいたようだ。 ともかく、明日4時から関内のさくらワークス(中区相生町3−61泰生ビル2階)で行います。...

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ユーストリームで見てください

昨日は、佐藤利明さんを横浜のさくらワークスにお迎えして『黒澤明 娯楽映画からの出発』をした。              これで、昨年出した本『黒澤明の十字架』の広報、宣伝イベントは、東京と横浜でできたことになる。 お見えになった方々、さらに杉浦さんはじめ、関係者の方々、大変ありがとうございました。 これで、もう言い残したことはない、とは言えないが、取り敢えずの課題は終了した。...

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あくまで仮説です

先日のトークイベントの中で、私はいろいろなことを言いました。 それは、お前が勝手に称えている仮説、推論に過ぎない、と言われれば、それはその通りです。 しかし、本来「徴兵忌避」のようなことは、非常に問題のあることなので、文書化しないなど、証拠を残さないように処理したのです。...

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『麺麭屋文六の思案』

先週は、土曜日のトークイベントのことで手いっぱいで、この劇についても、内容には何も書けなかった。 全体としてみれば、意外にも面白かったというべきであろう。 劇作家にして、今では岸田戯曲賞にしか名が知られていない岸田国士は、戦後すぐぐら今では、大変有名な存在だった。 第一、岩田豊雄、久保田万太郎と共に、文学座を創立した三幹事の一人であり、フランスの戯曲の翻訳を通じて近代劇を紹介しただったからである。...

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神宮第二球場で見た山口

先日の東京新聞に、神宮第二球場で東都大学リーグ二部のゲームには貸さないことが出ていた。一塁側に出るファウルが危険だと理由のようだ。 この球場には、一回だけ行ったことがある。 多分、1972年ごろで、関西大学にいた投手山口高志を見に行ったのである。当時、スポーツ新聞を読んでいると、関西大学リーグで 「またしても山口が三振新記録!」と言った記事がよく出ていた。...

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『蝶々夫人』

フィルムセンターの初期カラー映画特集、今日はテクニカラーで撮られたという、日本・イタリア合作の『蝶々夫人』 言うまでもなく、プッチーニの名作オペラの映画化で、これは日頃、欧米の映画では日本のことが歪められて表現されているのは困ったことだと思っていた東和映画社長の川喜多長政の発想だそうだ。...

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『梶原金八』を見て

CSで放送された『梶原金八』の録画を見る。山中貞雄、稲垣浩、三村伸太郎ら鳴滝組を題材としたもの。 なかなか良くできていて、青春時代だなと思う。 これを見てやはり思ったのは、稲垣浩の死んでしまう山中貞雄への思い、生き残ったことの複雑な感情である。 それは、戦後の稲垣の作品、『ある剣豪の生涯』『風林火山』『日本誕生』等にも影響しているのではないかと思う。...

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「根岸の日赤病院の土地はわれわれのものだ!」

午前中は、みなと赤十字病院に行き、尿管結石のその後の検査を受けるが、特に問題なしとのこと。 この赤十字病院は、以前は根岸駅近くにあったが、「その土地はわれわれのものだ!」と言ってきた人が港湾局に現れて驚いたことがあった。 かなり高齢の二人組で、一人は弁護士、もう一人は産業廃棄物事業らしき会社の代表だった。...

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再来年から「山の日」ができる

再来年から、8月11日が「山の日」として国民の休日になるそうだ。 先日のトークイベントで、多くの友人に電話等を掛けて参加を呼び掛けたが、その中で欠席の理由で多かったのが、山の会に入っていて、その会合があるというものだった。 今、高齢者の中で、山に行く人は非常に多い。 理由は、簡単で、健康的で、しかも装備等の費用は必要だが、行くことには交通費以外にそう金がかからず経済的だからだろう。...

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岸のノーヒット・ノーランを見る

昨夜は、セントラル・リーグの試合がなかったので、西武とロッテのゲームを見る。 最初から西武の投手岸孝之が良かったが、最後までロッテにヒットを許さず、井口の四球だけのノーヒット・ノーランを達成する。 この日の岸は、いつもよりも遥かにフォームが大きく、球はスピード・ガンで140キロ代だったが、明らかに低めの球が伸びていて、ズドーンという感じだった。...

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