CSで放送された『梶原金八』の録画を見る。山中貞雄、稲垣浩、三村伸太郎ら鳴滝組を題材としたもの。
なかなか良くできていて、青春時代だなと思う。
これを見てやはり思ったのは、稲垣浩の死んでしまう山中貞雄への思い、生き残ったことの複雑な感情である。
それは、戦後の稲垣の作品、『ある剣豪の生涯』『風林火山』『日本誕生』等にも影響しているのではないかと思う。
因みに、稲垣は非常に小柄だったので、徴兵免除だった。
旧日本軍では、155センチ以下は徴兵されなかったのであり、マキノ雅弘も、同様の理由で戦争に行ってない。