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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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やはり、ブラジルは素晴らしい

リオデジャネイロ・オリンピックが終わった。                         オリンピックなんて、ただの運動会じゃないかという意見があるが、それは正しい。多くの人が誤解しているが、国際オリンピック委員会というが、これは国際機関でもなんでもない。...

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ゴジラはなぜ日本を襲うのか

今年は、映画『ゴジラ』が出てから60年で、新作の『シン・ゴジラ』もいい出来だった。 沖縄出身の脚本家で、円谷プロにもいたことのある上原正三は、次のように書いている。 ゴジラは、ジュラ紀の恐竜がアメリカの水爆実験によって怪獣となったものである。なぜ水爆実験をしたアメリカではなく、日本を襲うのか。...

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『恋染め浪人』

1957年、加藤泰の東映での初監督作品、主演は大友柳太朗で、江戸で医者をやっているが、元は松代藩の藩士だった。 場所は不明の座敷から女(長谷川裕見子)が誘拐され長持ちに入れられて運ばれ、地中に埋められそうになる。 その時、女が生きていることに一人が気付き、暴行目的で長持ちから出したことろに、大友が通りかかり、女を救い出す。...

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『AKIKO』『AKIKOは・・・』

「あるダンサーの肖像」となずけられたドキュメンタリー2本、モダン・ダンサーのアキコ・カンダを追ったもので、後編は肺がんの末期になった秋子を対象とするもので、監督の羽田澄子得意の高齢者の末期になる。 モダンダンスとは何かと言えば、近代のバレーやダンスが、既成の物語を基礎としたものとすれば、モダンダンスやバレーは、各個人の持つイメージや言葉の表現ということになるだろう。...

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『女たちの証言』

「労働運動のなかの先駆的女性たち」とサブタイトルされた作品で、社会主義運動の研究家石堂清倫氏の主催で、戦前に日本共産党系の運動に係わった女性たちによる証言の記録。 山内みな、福永操、丹野セツ、鍋山歌子らで、監督の羽田澄子と沢地久枝らが聞き手になっている。...

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前夜祭は雨に

昨日は、朝横浜を出て、八王子、松本、長野を経て新高岡から城端線で福野で降り、スキヤキミィーツザワールドの会場のヘリオスに行く。長野までは、暑かったのに、新高岡駅に降りると、寒いくらいに涼しい。手続きをして、少し食べる。屋台のアジア麺。意外にも、おいしかったが、雨が降りだす。 しばらく、まわりをなんとなく見ていたが、こういう怠惰な時は最高だなと思う。 雨が上がりそうもないので、高岡に行く。

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金子さんに会う

午前中は、富山に行き、富山市民俗村に行く。 売薬と交通という展示を見るためで、昔私の家にも富山の薬売りが来ていた。 富山の製薬は大変なもので、非常に儲かったらしい。展示は、満田家のもので、引き札などがあったが、撮影禁止。明治になってからは、その資金を全国の鉄道会社に投資したのだから蓄積は大変なものだった。...

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地獄、極楽

日曜日は、富山県立立山博物館に行くことにする。ここで『地獄展』をやっているというので、いずれ地獄に堕ちる身としては事前の予行演習である。 高岡駅から電車で富山駅に行くが、ここは「あいの風とやま鉄道」という3セクの鉄道で、旧北陸本線は大体こうなっているようだ。 新幹線とのバーターなのだと思うが、仕方あるまい。...

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梅津栄死去

俳優の梅津栄が亡くなった、88歳。 相当に変わった感じの脇役だったので、憶えている方も多いだろう。                 彼は、勿論劇団青俳(青年俳優座)の役者だったが、私も同様だが、彼を知ったのはフジテレビの番組『事件記者』で(ではなく『トップ屋』でした)ある。 ここで彼は、丹波哲郎をキャップとするトップ屋の一番下の人間で、細かい素材を集めてくる記者だった。...

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一番印象に残るアルバイトは

大学時代は、いろんなアルバイトをした。印象に残るアルバイトは、お祭りの夜店の金魚すくいである。                                         大学の先輩の知りあいが、テキヤで、その方を通して祭りの金魚すくいの店をやった。 下高井戸近くで、その日は、「別の祭礼があって行けないからやってくれ」とのことだった。...

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防空監視哨だった

TVKニュースを見ていたら、川崎市役所がでてきた。                                       現在では、神奈川県内で唯一現存する戦前の市庁舎なのだそうだ。 そこには時計台があるので、テレビのドラマで出てくるので、よく知られているだろう。 戦時中は、ここは軍の防空監視哨で、敵機を監視しその都度県に報告していたという。...

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タモリ倶楽部 無理無理楽譜曲

タモリ倶楽部はそのたびにいろんな企画をやっているが、やはり音楽関係の時が面白いと思う。 土曜日の朝は、ニュースショーが右翼的な「ウェークアップ」しかないので、まずタモリ倶楽部の録画を見る。 この日は、現代音楽の「無理無理楽譜」で、菊池成孔らをゲストに迎えてのピアノ曲を再現した。 懐かしのシュトックハウゼンから始まり、クセナキス、ブゾーニらまでやったが、普通の人が見れば、「なにこれ?」だろう。...

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松山善三、死去

松山善三が亡くなられた、91歳。 この人は、やはり本質は脚本家というべきで、松竹の他、大手の各社に脚本を提供している。 最近、格差婚というのが言われているが、当時日本一の大スター高峰秀子との結婚は、まさに格差婚で、その始まりだろう。...

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『清水港鬼より怖い』

1952年7月、宝プロでの加藤泰の監督作品。「加藤が、こんなものを作っていたの」という感じの音楽喜劇。 清水港に次郎長の子分になりたいと若者の大泉滉 がやってくるが、桂春団治の次郎長はパチンコばかりやっていて、組に入れてくれない。...

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『アニメ・プロデューサー鷺巣政安』 鷺巣政安・但馬オサム ぶんか社

鷺巣政安氏は、鷺巣富雄こと、うしおそうじ氏の実弟で、TCJでチェッカーを始まりに、テレビアニメのプロデューサーとして活躍されて来た方の回想録で、非常に面白い。...

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谷口千吉、曰く

『アニメ・プロデューサー鷺巣政安』には、傑作なことが書かれている。 但馬オサムが、うしおそうじ氏から聞いた話として、谷口千吉が90歳くらいの時、 うしお氏が「なぜそんなにお元気なんですか」と聞いた。谷口は言った。 「なんたってうちは強姦ごっこだよ!」 隣にいた八千草薫は、なんとも言えない顔をしていた。 たしかに八千草薫を相手に強姦ごっこをしていれば元気になるにちがいない。  

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裏目読み批評の意義 「 映画は一人では作れない」

2013年に出した『黒澤明の十字架』や去年の『小津安二郎の悔恨』について、裏目読み批評ではないかと言われることがある。 裏目読み批評とは、1960年代に『映画芸術』の編集長小川徹がとなえた批評法だが、私の意図は少々違う。                            よく言われることに、映画の製作の裏やもともとの意図などどうでもよく、できた作品だけで評価せよだとの説がある。...

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『キングコング』

1933年に作られた特撮映画の名作、同年夏に円谷英二は京都でこれを見て、本格的に特撮映画を作ることを決意する。 製作のRKOは、当時不振続きだったが、この1本で回復したと言われている。 映画製作者デナムが、南海の島の巨大なゴリラを連れて来ようと、ニューヨークから航海に出て、売れない女優のアン・ドワン(フェイ・レイ)を連れてゆく。...

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身延線は時間がかかったが

「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」の後は、いつも行きとは別のルートで戻ってきている。 去年は、長野から普通で松本へ出て、途中の姨捨駅では、 「ここが『楢山節考』の場か」と思った。松本からは、時間がないので中央線で八王子に出て、横浜線で戻ってきたが。...

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カイロでは一日も雨はなし

アラビア語を習っている方の一人のSさんが、子供さんがいるエジプトのカイロに7月から行って戻って来られた。 この間1か月、一度も雨は降らなかったそうで、外から入って来る砂がひどく、毎日家の掃除していたそうだ。 世界最長の大河ナイルの水量は大変なものだが、日本の首都圏全体に降る雨量もほぼ同じなのだそうで、日本は本当に水に恵まれた国なのである。...

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