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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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キューバとアメリカが国交回復

アメリカとキューバが国交を正式に回復することにしたそうだ。 キューバ音楽を愛する者の一人として、素直に喜びたい。 私はブラジル音楽を世界一とするものだが、ブラジルに次いで好きなのは、キューバであり、大変に素晴らしい。 ルンバからマンボ、さらにはサルサへの影響まで、キューバの音楽が世界のポピユラー音楽に与えた影響は非常に大きい。...

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結果は、明快なもの

昨夜の8時前に、南区共進町の神奈川県議会の三橋候補の事務所の前を通ると、電気工事屋が来て工事をしていて、部屋の中はガランとしていた。 「これは落ちたな」と思うと、自民党の新人の新堀候補が当選し、自民の現職の三橋候補が落選し,民主党の岸辺候補と2人の当選だった。 市会議員選挙では、前回議席を失った民主党が伊藤純一候補で当選し、前回当選した維新の党の木下勝祐候補が落選した。...

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『花の降る午後』

1989年、神戸のフランス料理レストランの女主人の古手川祐子と謎のギャングの女桜田淳子との対立から始まり、いろいろお洒落な事物が出てくるので、私が一番嫌いな映画だなと思う。 「大森一樹もこんな軟弱な映画を作っているから、2年後に大震災が来たのだ」と言いたくなった。 だが、神戸の中華街の元ヤクザの男で、古手川祐子の味方になる高品格が出てくるあたりから面白くなる。...

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ヒラリーさんについての有名なジョーク

ヒラリー・クリントンが、民主党の大統領選挙に出馬することになった。                       彼女には、非常に有名なジョークがある。多分、ビル・クリントン大統領の1期目の時のことだと思う。 彼女は、クリントン大統領と一緒に彼女の高校の同窓会に出た。 会が終わって、ホテルに戻った時、クリントンはやや不機嫌だった。 彼は、言った。 「変な奴と親しく話していたじゃないか」...

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やはり整形したのだろうか

ヒラリーさんで、もう一つ有名な話は、「整形疑惑」ではないだろうか。 たしかに、彼女の学生時代の写真は、どうみても「ダサい」女学生の典型である。                       それが、今では大変美しい女性になっている。 この変化は、ファーストレディーとしての自信だけだろうか。 普通に考えれば、なにかの施術をしたのではないかと思えるだろう。...

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広島空港は

広島空港での韓国機の事故が話題になっているが、私は一度だけここに行ったことがある。 ある区役所にいた時で、外部の関係団体の方と一緒に広島に視察に行ったのだ。 もちろん、費用は自己負担したが、日程などは、そちらにすべてお任せだった。 羽田から広島空港に着き、市内へとタクシーに乗った。「20分位でホテルに着くだろう」とのことだったが、行けども行けども着かない。...

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『行人坂の魔物』 町田徹 講談社

行人坂とは、目黒駅から目黒川に向けて下りる急坂で、そこにあるのが目黒雅叙園である。 この本は、お七が身を投げたと言われるお七の井戸から、明治維新後に政商らへの払下げを経て、昭和になり一代で財を作り上げた細川力蔵によって目黒雅叙園ができ、その後の様々な葛藤を詳細に描いたもので、非常に面白い。...

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三条美紀、死去

女優の三条美紀が亡くなられた、86歳。 彼女は戦後大映の新人女優としてデビューし、三益愛子と共演した「母物」で人気女優になる。 だが、彼女の出演作品で重要なのは、黒澤明の問題作の『静かなる決闘』に主人公として出ていることである。 これについては、黒澤明の徴兵されなかったことの「贖罪意識」だと言うのは、何度も書いたので繰り返さないが、三船敏郎の相手役となった彼女も戦争の被害者だったのである。...

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『生きる』は、川崎市役所だった

先日、元東宝の録音技師だった林頴四郎さんからお電話をいただき、世田谷美術館の「東宝スタジオ展に行きましたか」と聞かれた。 もちろん、この展示は知っていて行きたかったのだが、この間小津安二郎論を書いていたので、行く暇がなかったのだ。 昨日は、芝居を見に行ったので、最終日の今日の昼間に行ってきた。...

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『理由』

宮部みゆき原作の小説を石森史郎・大林宜彦の脚本、大林の監督で映画化したもの。 北千住の高級・超高層マンションで飛び降りと、一家4人の惨殺事件が起き、その事件解明を関係者へのインタビューと回想で描くもの。                                                                    大林なので、作り方や画面も上手いが、ともかく長い。...

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「東宝スタジオ展」

世田谷美術館でやっていた「東宝スタジオ展」に最終日の日曜日に行く。田園調布からバスで行くと、砧緑地の端にある。 東宝のスタジオは、言うまでもなく砧に作られたのが最初で、その他今はオークラランドになっている桜の第三撮影所、メディアシティの航空教育資料製作所の第二撮影所、さらに千歳船橋には連合映画撮影所もあり、みな世田谷区だった。...

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『スクリプターはストリッパーではありません』 白鳥あかね 国書刊行会

以前、桂千穂が日本映画のスクリプターの女性たちにインタビューした名著『スクリプター 女たちの映画史』があり、この中でも取り上げられている白鳥あかねさんへのインタビューの本で、実に面白い。 題名は、彼女が神代辰巳監督の『濡れた欲情・特出し21人』で、信州のストリップ小屋にロケして撮影した時、踊子や彼女たちのヒモ男たちに大変に世話になった。...

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「地域と市民意識の変化」  横浜市会議員選挙結果

4月12日の統一地方選の横浜市会の結果について考えてみる。結果は以下のとおりである()内は前回の結果。 自民 35人(30) 公明 16 (15) 民主 13 (17) 維新  9 (-) 共産  9 (5) みんな 1 (0) ネット 1 (1) 諸派  0 (2) 無所属 5 (3)                  簡単に言えば、民主党の一人負けで、自民の圧勝のように見える。...

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『暴れん坊街道』

久しぶりのフィルムセンター、東映時代劇特集は初めてで、この『暴れん坊街道』を見ようと思ったのは、公開時に見ているからである。                                         池上にあった池上劇場で、母に連れてもらって行ったと思うが、なぜこんな作品に行ったのかが分からないが、子供が主人公の映画だったからだろうか。...

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『小林一茶』

小林一茶については、劇作家北條秀司にもあり、緒方拳が持役にしていて、私も昔明治座で見たことがあるが、それは晩年の信濃に戻っていた時の一茶だった。                                                この井上ひさし作の一茶は、若き日の江戸で俳人として生きていこうとしている一茶である。...

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『永遠のハバナ』

Action Incの10年だそうで、ラテン映画が特集されている。 『永遠のハバナ』は、当然キューバ映画で、ハバナの鉄道修理工、バレーダンサー、歌手、ピーナッツ売りの老婆、工場労働者の女性など様々な人々が断片的に描かれていく。 ジェームス・ジョイスの『ユリシーズ』である。                           原題は、「Suite...

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『放浪記』

『放浪記』と言っても、菊田一夫の作・演出、森光子のが大ヒットした後のものではない。                                   映画化は、最初の1935年、昭和10年のPCL映画、監督は木村外荘十二であり、林芙美子役は、夏川静枝である。 ここには、森光子で有名になったでんぐり返しも、「アラエッサッサーの泥鰌すくい」も出てこない。...

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『侍ニッポン・新納鶴千代』

1955年、東映で作られた時代劇で、『侍ニッポン・新納鶴千代』としてはサイレント映画の大河内伝次郎主演以来、3回目のリメイクになるが、ここでの主演は東千代介で、彼のやや線の細いニヒルな感じにあっている。 彼は、主題歌も良く歌っていたように記憶している。...

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「叙勲は死んでも、墓石に刻めるからだ」そうだ

昨日、春の叙勲受章者が出ていて、俺様の石原慎太郎の名もあった。 「俺様も貰うのかね」と思うが、勲章は皆お好きなようだ。 この叙勲の手続きも非常に面倒なもので、私も横浜の市会事務局にいる時、その事務作業を横で見ていて、文章の読み合わせを手伝ったことがある。 まず、希望する者の履歴、功績調書を作る、まあ美文、作文である。 それを横浜市総務局の秘書課を通じて、神奈川県、そして総務省章勲局に提出して貰う。...

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『スリーピングボイス』

スペイン映画で、1940年、スペイン内戦が一応終了した時の話。                                                                                    主人公の女性ペピータは、コルドバから刑務所に入れられ妊娠している姉オルテンシアのために、姉の同志を頼ってマドリツドに出てくる。...

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