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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『西銀座駅前』

今村昌平としては、第三作の『果てしなき欲望』を作るために、会社からのお仕着せで作ったという小品だが、なかなか面白い。 もちろん、フランク・永井のヒット曲の映画化で、彼も狂言回しとして何度も出てくる。 冒頭から、曲の1番を、各小節ごとに多くの人にきれぎれに歌わせるというお遊びが出てくる。...

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今年の巨人は大変だなあ

今年の巨人はかなり大変だと思ったのは、先日4番に高橋由伸を起用していたからである。 高橋は、巨人の生え抜き天才的な長距離打者だが、原監督は、高橋が嫌いで、4番に起用することはほとんどなかった。 元の選手でも仁志敏久などは原監督に嫌われていたように見える。 彼は東京6大学出身のエリート選手が嫌いなようで、東都大学リーグ出身の村田や阿部を重用し、相当に無理があるのに4番に据えてきた。...

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『リアリティのダンス』

同じ映画を2回見たのは久しぶりで、三谷幸喜の劇の映画化の『笑いの大学』以来だった。 この時は、まったく面白くないので、本当につまらないのか確かめるために今はない本牧ムービックスで再度見たのだが、やはり異常につまらなかった。...

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『わが恋の旅路』

1961年、篠田正浩監督の松竹大船作品。これを見るのは多分3回目で、最初は池袋の文芸坐で、2回目は横浜のシネマジャックで、今回が3回目である。 東京で、富豪の夫人月丘夢二の庇護を受けて怠惰な生活をおくっていた川津祐介は、横浜の新聞社の記者になる。 川津祐介は、大島渚の『青春残酷物語』でも、家庭教師の家の奥さんのツバメだったが、この時の女優は氏家慎子である。...

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『大地の子守唄』

フィルムセンターの増村保造特集には一度も行っていなかったが、今日は午前中に医者に行き、いつもの血圧等の薬を貰い、さてどこに行こうかとスマフォを見る。 『大地の子守唄』である。 これは、公開時に見て以来、見ていないので、久しぶりに宝町に行く。 人が多く、ほぼ満員である。増村の人気か、原田美枝子の胸の性か、それとも行くところがないためなのか。...

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『陸軍登戸研究所』

2012年に公開された作品だが見ていなかったので、シネマジャックに見に行く。 意外にも客が多くて驚くが、さすがに高齢者が多い。 陸軍の登戸研究所は、正式には陸軍第八技術研究所と言い、日中戦争開始以降の総力戦体制に備えて様々な武器の研究・開発をした秘密研究所だった。...

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『天狗倒し』

1944年、松竹京都で作られた時代劇だが、佐分利信、細川俊夫の現代劇俳優が出ている異色作。 幕末の文久年、横浜で生麦事件が起きた夜、薩摩藩の島津久光は程ヶ谷の本陣にいて、家臣大久保市蔵から英人殺害の犯人について架空の名岡野新助を言っておいたと言い、 久光も痛快事と幕府の対処を見ている。...

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『ゴジラ』

前にハリウッドが作った『ゴジラ』がひどかったので、どうかと思う。 結果は、悪くないだが、全体としてはゴジラと言うよりは、ラドンの感じである。 『空の大怪獣ラドン』は、東宝の空想科学映画では最初のカラー映画で、北九州が舞台になっていた。 炭鉱で事故が起き、落盤で頭を打った若者が、坑道での怪獣の幼虫を思い出す。...

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甲子園は異常に広い

全国高校野球大会が、甲子園で行われているが、甲子園には2度行ったことがある。しかも、仕事でである。 横浜市では、市内の高校が甲子園大会で、準決勝くらいに行くと、今はどうか知らないが、市長と議長、さらに担当常任委員会委員長などがチームを激励しに行くことになっていた。...

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原発展示館は、映画業界の金づるだった

朝日新聞に全国の発電所のPR施設のことが載っていたが、かつて全国の原子力発電所の展示館は非常に立派な施設だった。 私の高校の後輩で、映像作家になった益田君がいるが、彼は中部電力の浜岡原発の展示館の映像を作ったそうで、当時の最高のCG等をふんだんに使ったそうだ。 映像の発注元は、ゴジラでも有名な東宝映像で、展示施設は乃村工藝社のもので、全体の企画・製作は電通だったそうだ。...

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『反米大陸』 伊藤千尋(集英社新書)

新聞社で中南米の特派員だった著者のものだけに記述が詳細で、中南米の諸国で、アメリカへの反発から敵対する政権ができていることが書かれている。 なぜ、21世紀に入って、かつてアメリカの裏庭と言われた中南米で、反米主義が起こったのか。 理由は明白、あまりにも露骨なアメリカのご都合主義的な自国優先主義とレーガン・サッチャーリズムの新経済主義の押しつけの失敗である。...

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敗戦外野手 伊藤隼太、マートン

昨日の横浜・阪神戦は、2−8で阪神の大敗になった。 ここで問題は、外野の守備で、球がライトに入って打球を見逃したマートンもそうだが、センターで2回も捕球できず2塁打にした伊藤隼太はもっとひどい。 高校野球でも、こんなに下手なセンターはいないのではないか。平凡なフライ以外はほとんど取れないように見える。 伊藤は、バッティングはかなり良くなって来たが、守備は本当にお粗末。...

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『坂本龍馬』

今日、多くの政治家など、世に何かをなそうとする志を持つ若者らが、必ず尊敬する人物として挙げられるのが坂本龍馬だが、1928年の製作であり、多分最も早い坂本龍馬映画にちがいない。 主演は阪東妻三郎だが、製作も阪妻プロで、脚本は冬島泰三、監督は枝正義郎である。もちろんサイレント映画で、松田春翠の解説付き。...

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お話のおじさんは

HNKの朝の連続ドラマ『花子とアン』は、村岡花子がNHKのラジオ放送の「子どもの時間」を担当することが出てきている。 そして、花子はラジオの「お話のおばさん」と有名になるが、もう一人「お話のおじさん」もいた。 関屋五十二という人で、たしか童話作家でもあったように記憶している。 この人は、戦後のテレビ時代になり、日本テレビで、やはり子供向けの番組を日曜日にやっていて、私もよく見ていたものだ。...

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『原色の蝶は見ていた』

フィルムセンターの増村保造特集で、見ていないものの1本なので行く。 見ていないはずで、テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」として作られたもので、大映テレビ室と俳優座映画放送の製作。 原作が西村寿行なので、話はかなり乱暴だが、増村らしさは失われていない。 主人公は若い医者の夫婦・大和田伸也と由美かおる。 ある夜の宴会の帰り、銀行への接待酒で疲れた大和田に代わり免許を取得途中の由美が自宅近くで運転を代わる。...

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『白い悪魔』

映画が始まって雪の牧場を森雅之が歩いてきて、牧場に美少女の野添ひとみがいて、題名から「これは野添に森が振り回される映画だな」と分かるが、描写が抒情的で丁寧なので、最後まで見られた。 原作は『挽歌』の原田康子で、これも少女と中年男性の恋愛沙汰だったが、主演はやはり森雅之で、相手は久我美子で、『挽歌』の二番煎じとも言えるだろう。 監督は、後に小林旭の「渡り鳥シリーズ」を作る松竹大船出身の斉藤武市。...

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『フェンスの中のアメリカ』 渡辺光次(ダディ・プレス)

今、25日まで横浜高島屋で開店55周年記念イベントが行われているが、それと連動した形で写真集『フェンスの中のアメリカ』 渡辺光次(ダディ・プレス)が出された。 これは、昭和54年の本牧基地の返還の際に、タウン誌『浜っ子』の編集長だった渡辺さんが、基地内に在住の人から譲り受けた膨大な写真の一部を編集したもの。...

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ラジオ博物館、スキヤキ、航空宇宙航空博物館

先週の金曜日から、松本、福野、富山、そして各務ヶ原をまわってきた。 もともとは、富山県南砺市福野で行われるスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに行くのが目的だった。 去年は、直江津から普通の経路で高岡に行き、城端線で福野に行った。 途中は、越後つついし、親不知もあり、面白かったが、今度は別の経路と思い松本まで中央線で行き、乗り換えて大糸線で泊に出た。...

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暑くて参るが、パレードは素晴らしかった

土曜日の午前中はイベントはないので、去年も城端線で城端に行き、真宗の名刹や加賀料理など意外に高い伝統的文化があったことに驚いた。 今年は別のところと思い、まず城端線で砺波に行く。トナミ運輸、そして綿貫民輔元衆議院議長の砺波で、この辺では中心である。 だが、行っても特に何もなく、暑いので、田母神論文で有名なAPAホテルの喫茶室で休んでから、バスに乗り延々と庄川に行く。...

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こんなこと言ったの

NHKの朝のドラマの『アンと花子』は配役が良いので毎朝、この時間だけ「バラカン・モーニング」を切って見ている。 脚本の中園ミホは、田中陽造の弟子だそうで、作りは上手いが、ときどき驚くような台詞が出てくる。 先週は、「元気をもらった」があったし、 その前には夭折する息子が、 「頭に来たよ」と言った。 元気をもらうとの表現は、つい最近のことで、「何々のお陰で元気になった」はあっただろうが。...

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