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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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ラジオ博物館、スキヤキ、航空宇宙航空博物館

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先週の金曜日から、松本、福野、富山、そして各務ヶ原をまわってきた。
もともとは、富山県南砺市福野で行われるスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに行くのが目的だった。




去年は、直江津から普通の経路で高岡に行き、城端線で福野に行った。
途中は、越後つついし、親不知もあり、面白かったが、今度は別の経路と思い松本まで中央線で行き、乗り換えて大糸線で泊に出た。
松本では、日本ラジオ博物館というのがあり、中学生時代はラジオ少年で、並3、並4、中1高2(なみさん、なみよん、ちゅういち・こうに、いずれも真空管の数に由来)まで作ったので、昔のラジオには興味があるのだ。

松本に下りるが、高地なのにここも暑い。盆地なので、むしろ熱いのだが、地図のとおりに行くが「ラジオ博物館」はなくて、近所の人に聞いても分からない。
何とか辿りつくが、お蔵を改造したもので、狭いところに所狭しと置かれているラジオ関係の物はすごい。





ボランティアらしい店番のお爺さんに聞くと、持ち主は東京にいる50代の人で、まったく個人で収集して来たもののほんの一部だという。
民間なので、地元にもよく知られていないようだ。
今、テレビで『アンと花子』が放映されているが、1920年代の放送開始から1950年代末まで、日本でもラジオは大変強力なメディアだったのだ。

炎天下を再び歩いて松本駅に戻り、大糸線でまず信濃大町へ。
高校生と登山客、あとは地元の叔母さんたち。

信濃大町で乗り換えて、南小谷、列車が2両になる。
この辺から山間を行くことになり、どこで分水嶺を越えたか分からなかったが、糸魚川で乗りかえると1両になり、トンネルの多い線路を急に下りていく。
全体としてみれば、松本からはゆっくりとした昇りだったが、分水嶺から日本海側へは、急峻な下りだった。
日本の構造そのものだったわけだ。

泊駅から北越特急で高岡へ、城端線に乗り換えて福野に着いたときは、7時を過ぎていた。
ちようど駅に来たタクシーでホテルに行き、近所のコンビニで酒などを買い、風呂に入った後、飲んで夕食。
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドの会場ではクラブス・テージが行われているはずだが、行かずに寝る。

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