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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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副知事、副市長が昇格できるように法改正する必要があるのではないか

舛添要一都知事の政治資金の使途についての疑惑がさんざ暴露され、法的にはともかく、あまりにも使い方がセコイので、その資質が問題になっている。              別にどうでもいいが、都知事が回転寿司でお食事というのも随分とスケールの小さな話である。もちろん、石原慎太郎のように、贅沢三昧自慢も論外だが。...

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政府・自民党は一枚岩ではないよ

今週、斉藤美奈子が東京新聞のコラムで次のように書いていた。 彼女はなかなか鋭いことを書く人で、実は彼女とは1980年代にある雑誌で同じライターだったことがあるのだが、当時このように有名になるとはおもわなかった。     われわれも、、昔学生時代は、「政府自民党は・・・」と言って佐藤内閣の不当性等を言ったものだ。 しかし、横浜市に入り、特に市会事務局に勤務して、その考えがまったく変わった。...

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映画界の平田オリザか

友人に誘われたので、シネマベティで、園子音監督の『ひそひそ星』を見る。 日本映画史上、これだけのブスが、裸にもならず、1時間40分も出続けたのは他にないと思う。 見てすぐに思い出したのは、芝居の平田オリザである。 恐ろしくつまらない、知恵のない話をなにか意味があるかのごとき見せて、偉そうにふるまう。...

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『昭和史を読み解く』 鳥居民(草思社文庫)

先日、桜木町駅に行くとあったので買った文庫本。 鳥居民は、いわゆる保守派だが、中では孤立している人らしい。私は、孤立した人が好きなので前から注目してきた。 この人の最大の著書は『昭和20年』で、昭和20年だけで、13巻もあり、多くの識者から高い評価を得てきた。 私も、初めの3冊を読んだが、この人の立場がよく分からず、途中で中断した。 これを読んで彼の位置がよくわかった。要は、異端の保守派なのだ。...

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『風』

サイレント映画の有名作で、主演のリリアン・ギッシュの代表作でもある。 話は、テキサスに来た若くて無垢な女性のリリアンがこうむる数奇な物語で、ところどころはホラー映画ではないかと見えるところもある。 監督はスエーデンのヴィクトル・シェストレムで、相手の男もスエーデンの俳優とのこと。...

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自爆テロ ソ連崩壊 ドローンの始り 『レバノン戦争』

放送大学の高橋和夫先生の『パレスチナ問題』の7回目は、1982年から始まったレバノン戦争だった。 これは、ヨルダンを追われ、レバノン領内に逃げたパレスチナゲリラたちをせん滅するため、イスラエル軍がレバノンに攻め込み、その結果PLOなどの武装組織は、チュニジアに亡命することなった戦争である。...

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「東京タワー、おっかさん」

『東京だョおっ母さん』は、島倉千代子のヒット曲だが、ちょうどそのころできたのが東京タワーである。             この東京タワーのすぐ脇にあったのが、東京12チャンネル(今のテレビ東京)で、私は大学生の時、運動部や美術部でアルバイトをしていたことがある。 東京12チャンネルは、首都圏最後のVHF局で、この後はUHF局になるとのことで、かなり注目され、全国から放送関係者が入社した。...

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『おんな番外地・鎖の牝犬』

東映で「番外地」と言えば刑務所のことで、これは女性刑務所の話で、女囚は緑魔子、その他同じ房には同居するのは、浦辺粂子、春川ますみ、清河玉枝、原知佐子、城野ゆきら。                 緑は、結婚するとだました男の梅宮辰夫を刺殺し、梅宮と組んでいた男もナイフで刺して懲役8年で入獄。殺人で8年というのは短い刑期だが、初犯はこんなものだろう。...

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『砂漠を渡る太陽』

月曜日なので空いているだろうと思い、11時半ごろに行くと25番目で、場内は満員になる。 話は昭和20年7月の熱河省の小さい村だが、旅宿となっている村で、そこに正義感の強い日本人医師鶴田浩二がいる。                    村人への医療の他、アヘン患者の治療にも当たっているが、副院長の山茶花究は、治療用のアヘンを横流しして儲けている。...

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大田区にあった映画撮影所

大田区にあった映画撮影所と言えば松竹蒲田撮影所が有名で、1936年に大船に移転した。 ほぼその位置に戦後は映画街があり、邦画5社のすべての映画館の他、洋画系の館もあった。 その奥には小さな遊園地があり、そこが撮影所の跡地だとのことだった。...

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『伊豆の艶歌師』

フィルムセンターの木下忠司特集、1952年に東映の2本立て攻勢に対抗して松竹でも始められた西河克己監督の中編映画作品の1本目。               伊東温泉の艶歌師、若い佐田啓二らとボスの清水一郎との対立を描く。驚くのは、芸人宿のようなものがあり、そこに皆が住み、清水からショバ割りされて各自が仕事に行く。...

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『河内山宗俊』

言わずと知れた山中貞雄監督の名作だが、見るとやはり面白い。 それは、河原崎長十郎、中村翫右衛門、山岸しずえ、市川扇升、加東大介、そして原節子、清川荘司と皆適役だからだ。                   また、スタッフ、キャストが皆若いということがあり、ここに流れているのは、青春のあやうさ、悲しさであると思う。...

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傑作と大愚作 『ちんじゃらじゃら物語』『一発かましたれ』

傑作と大愚作と一日だった。まずラピュタで『一発かましたれ』を見るが、藤田まことを出せば面白いと思っているバカな作品。 製薬会社社員とヤクザの息子を演じるが、どこにも面白いところがない。バナナの皮で滑って倒れるギャグがあったのには唖然とした。 地下鉄を乗り継いで、フィルムセンターに行く。...

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松竹京都撮影所

一昨日に見た『ちんじゃらじゃら物語』も松竹京都撮影所の作品だったが、この撮影所ほど数奇な運命をたどった撮影所もないだろう。               戦前から、松竹の撮影所として下加茂にあり、関東大震災で松竹蒲田撮影所が潰れると、野村芳亭一派が蒲田から来て現代劇作品も作ったが、蒲田が復興するとまた時代劇の撮影所に戻った。...

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時代劇は現代劇である

先日、東京新聞の夕刊に上田秀人という人が、「時代劇は伝統文化」と書いていたが、大きな誤りである。 時代劇の始りについては、諸説あるが、一応大正12年に松竹蒲田撮影所で作られた野村芳亭監督、伊藤大輔脚本の『女と海賊』の時というのが一般的であろう。                  伊藤大輔の代表作である『忠治旅日記』等で描かれるのは、権力から追われた「反体制的」な主人公が権力と戦うというものである。...

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『FAKE』

                                    以前、佐村河内守氏のゴーストライター問題がマスコミで騒然となった時、私は以下のように書いた。 2014年02月06日 | 音楽 佐村河内守なる全聾の作曲家の曲が、実はすべて別の作曲家の手になるもので、全聾というのも違うということが大騒ぎになっている。名前は、見たことがあったが、曲は聞いたことがなかったので、you...

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キンシャサの奇跡の前夜は

ボクサーのモハメッド・アリが亡くなった、74歳。彼はボクシングの重量級の歴史を変えた人間である。 彼以前のヘビー級などの重量級は、重い動きの鈍い大男が、足を止めて殴り合うというもので、フレッド・ヨハンソンやソニー・リストンなどみなそうだった。 古くは、ジャック・デンプシーなどもそうだったようだ。...

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戦後のダンスホールにラッパ型蓄音機とは

4月末に、新国立劇場で『たとえば野に咲く花のように』を見た。2007年のギリシャ悲劇三部作の再演で、出来はかなり良かった。 その旨、『ミュージック・マガジン』に書いたのだが、公演中舞台の上手にあった「蓄音機」については唖然とした。 戦後の1951年の九州のダンスホールでの話なのだが、そこに置いてあるのが「ラッパ型蓄音機」なのだ。...

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『裏切りの暗黒街』

1968年、脚本石松愛弘、監督降旗康男のギャング映画、企画が俊藤浩二で、この時期はまだ東映でも東京を中心に活躍していたのだ。 鶴田浩二をリーダーとする水島道太郎、待田京介、山本麟一の4人組が、永井達郎の乗る外車を箱根の奥地に追い込み、車から現金5億円を奪うことに成功する。...

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『探偵はバーにいる』

先週、大岡地区センターでの『横浜の3人の女性』の素材を作るために、DVD等の接続をいろいろと変更し元に戻してCSを録画するときちんとできなかったので、テスト用に録画した映画。 珍しく札幌を舞台にしたハードボイルドもので、この手の話の常で、依頼者が事件の犯人という筋は、電話の声ですぐにわかってしまう。...

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