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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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日本のポータブルレコードプレイヤー展に行く

雨の中、黄金町のたけうま書房で行われている「日本のポータブルレコードプレイヤー展」に行く。 用があったので遅れて8時過ぎに行くと、会場は黒山の人だかり。いつものレコード寄席は数人なのに、「これは・・・」と驚く。 高円寺の円盤の店主でもある田口史生さんが嬉しそうに解説しながら一つ一つEPやソノシートを掛けている。...

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『青ひげ公の城』

冷たい雨の中、池袋に行き、豊島公会堂で、寺山修司作、流山児祥演出の『青ひげ公の城』を見る。 この公会堂に来るのは、多分50年ぶりくらいで、ここで山本宣治を主人公にした山本薩夫の映画『武器なき戦い』を見た。 松本俊夫や大島渚には手ひどく批判された映画だが、見たときは結構面白かった記憶がある。...

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『陸軍中野学校』から70年 新人監督映画祭前夜祭

昨夜は、今日から始まる新人監督映画祭の前夜祭に行く。 中野の北で、このように大規模な再開発が出来ていたとは知らなかった。 サンプラザの横だが、ここは警察大学校があったところで、戦前は陸軍中野学校があったところである。 市川雷蔵の椎名中尉も、ここで研鑽を積んだのかと思う。...

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新人監督映画祭、初日、二日目

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吉田日出子はやはり病気だった

新聞に週刊誌の広告で「吉田日出子が病気」と出ていたので、夕方に隣のコンビニで週刊現代を買う。 外傷から来た脳の高次機能障害だと言う。 以前見た寺山修司原作の『上海異人娼館』について、私は次のように書いた。 体が非常に良くないのではと思ったが、やはりそうだった。 『上海異人娼館 チャイナ・ドール』 2012年11月08日 | 演劇 やはり脚本がきちんとしていないとだめということの典型の作品。...

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新人監督映画祭 最終日

一日中、中野にいるのも今日が最終日で、朝は湘南新宿ラインで横浜から。 朝は、大鶴義丹監督の『裸のいとこ』 南相馬のことで、東京のIT企業で成功した男が、故郷の南相馬に戻って来る。 そこで、佐々木心音はじめ様々な女性に遭い、結局は全員と性交する話だが、トークショーで大鶴は次のように言っていた。...

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二人が亡くなられて 高倉健と菅原文太

先日の高倉健に続き、菅原文太も亡くなった。ガンなので仕方のないところだろう。 この二人の訃報に対して様々なコメントがあったが、中で私に一番残ったのは、東映の岡田祐介会長の 「恐れていた映画の終わりが来たと感じた」である。 正確には、これは「大型スクリーンで見る映画スターの時代の終わりが来た」ということだと思う。...

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二人の作品では

高倉健、菅原文太が亡くなり、いずれ名画座でも特集上映をすると思うが、この際なので、普通では上映されない作品をぜひやって貰いたい。 その第一は、新東宝の珍作『九十九本目の生娘』である。九十九人ではなく、九十九本目というのがミソである。...

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岩田宏、死去

岩田宏、死去82歳。 普通には本名の小笠原豊樹の名での翻訳家の方が有名だろう。 私は、「詩を書く少年」だったので、初めに岩田宏の名を知り、厚さ5センチくらいあった彼の詩集も買った。 かなり人気のある詩人だった。 また、翻訳でもベストセラーを沢山出している。 ご冥福をお祈りしたい。

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48年前の授業で

48年前、大学1年の私は、英会話の授業を取っていた。 先生は、NHKの番組にも出ていて、三島由紀夫にも英会話を教えたという、ヘンリー・ザバテロさんの奥さんだった。 普通のアメリカ人の女性で、ともかく出れば良いので、さして面白くなかったが、毎週出ていた。 そして授業が終わって、最後に次のように言った。 「かつてアメリカと日本の間には不幸な出来事があったが、今後も仲良くしなくてはならない」...

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戦争は一面でゲームでもある

先週末は、日本映画学会総会に出るために関西に行ったのだが、最終日に宝塚大劇場で、『白夜の誓い』を見た。 これは、原田惊の作・演出で、聞くところでは相当に長くなってしまった脚本を大幅にカットしたとのことで、展開が早すぎる欠点はあったが、なかなか面白い新作だった。...

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日本映画学会で発表する

先週の土曜日は、大阪豊中市の大阪大学で開催された日本映画学会第10回大会で、次のような発表をした。 ただ、会場に行くまでが実は大変だった。 この日の朝、関西で働いている次女とホテルで会って朝食を取って阪急宝塚駅に行く。 と止まっているので、JRで川西池田まで行き、タクシーで阪大に向かうが、運転手が場所をよく知らない。...

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日本映画学会第10回総会

日本映画学会第10回総会の全体プログラムは次のとおりで、来年は創立10周年を迎えるので、特別なイベントもする予定しているとのことでした。      

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自民党員になれば徴兵されないだろう

昨年出した『黒澤明の十字架』で、私は徴兵延期について、以下のように書いた。 最初の召集延期者に侍従が出てくるのには、驚いてしまうが、太平洋戦争は、言うまでもなく天皇のために行われた戦争であることが、これでもよくわかるだろう。 召集延期は、実は免除なのだが、これによって軍需企業の関係者などは、実際に徴兵されなかったのだ。...

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トリクルダウンは嘘である

トリクルダウン、つまり富裕層が豊かになれば、その余剰が滴り落ちて社会全体が豊かになるというのが、アベノミックスだろう。 だが、そのようなことは起きない。 理由は簡単である。 第一は、金持ちは大体がケチなので、容易には金を使わないことである、というか無駄に金を使わないので金持ちになれたのだから、多少の金が入っても簡単には消費しないからである。...

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神戸でピンク映画2本

先週の金曜日は、本当は別のことをするつもりだったが、相手側の都合が悪くて、神戸映画資料館に行き、渡辺護監督の映画を2本見た。 今や、社民党と並び絶滅危惧種と言われるピンク映画の旧作が見られたのは、非常な幸運だった。 初めて神戸映画資料館に行ったのだが、三宮あたりにあるのかと思っていたら、非常に遠い、新長田であった。...

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「トリクル・ダウンは嘘である」

トリクル・ダウン、つまり富裕層が豊かになれば、その余剰が滴り落ちて社会全体が豊かになるというのが、アベノミックスだろう。 だが、そのようなことは起きない。 理由は簡単である。 第一は、金持ちは大体がケチなので、容易には金を使わないことである、というか無駄に金を使わないので金持ちになれたのだから、多少の金が入っても簡単には消費しないからである。...

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『PUCK』

先日の『エリザベート』が面白かったので、小池修一郎の作・演出の『PUCK』も見ることにした。 驚くことに初演は涼風真世主演で1992年のことで、以後再演されていないのだそうだ。 言うまでもなくシェークスピアの『夏の夜の夢』をもとにしている。『ウエスト・サイド・ストーリー』から、大川橋蔵主演の『炎の城』に至るまで、シェークスピアの翻案は多いが、これは最も成功した作品の一つだろう。...

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『姿なき敵』『へうたんから出た駒』

宝塚の後は、地下鉄で移動してフィルムセンターに行く。 千葉泰樹特集だが、今日が初めてで、『姿なき敵』は、1944年で日本放送協会・NHkとの協力の作品で、1941年12月8日から始まる。 海外放送の話で、アジア向け英語放送の宇佐美淳也が主人公だが、インド向けのヒンディー語のインド人との友情を描く。 ここでは、反英国がテーマで、その扇動性は、相当なものである。 宇佐美淳也の英語が上手いのには驚く。...

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地方都市になってしまった神戸市

先週、関西に行って初日は神戸市だった。 神戸には、役所にいる時代に何度も議員の視察に随行していった他、19年前には大震災の翌年に長田区などを見に行った。 今回、実際に歩いたのは長田区だけだが、再開発で大きなビルが作られている。 だが、どうもあまり上手くいっていないように見えた。 かつてのアジア的な混雑した町を大きなビルの町にしたことには、市民の反発もあるようだ。...

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