雨の中、黄金町のたけうま書房で行われている「日本のポータブルレコードプレイヤー展」に行く。
用があったので遅れて8時過ぎに行くと、会場は黒山の人だかり。いつものレコード寄席は数人なのに、「これは・・・」と驚く。
高円寺の円盤の店主でもある田口史生さんが嬉しそうに解説しながら一つ一つEPやソノシートを掛けている。
サブタイトルが「みんなこいつで聴いていた!」だが、意外にも音も悪くない。
この程度のプレイヤーで、実際に皆聴いていたのである。
1970年代にラジカセができて、気軽に運べてカセット1本で自宅で音楽が聴けるようになったので、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等でも大勢の人が音楽を自宅で聞くようになり、それがワールド・ミュージックを生んだと言われている。
同様に、1960年代からのこうした小型プレイヤーの発達が、日本のポピュラー音楽の興隆を作ったのだとあらためて発見した。
これは鍵盤付きのもの
手前はテントウムシ型のもの、奥は立派なステレオ、上はなんとSP用のもので、トーンアームも重かった。
非常に楽しい一夜だった。
多分、今年で一番楽しいイベントだった。
田口さんと稲垣さんに感謝したい。
これは今月30日までやっているので、ご興味のある方は是非。
黄金町たけうま書房
用があったので遅れて8時過ぎに行くと、会場は黒山の人だかり。いつものレコード寄席は数人なのに、「これは・・・」と驚く。
高円寺の円盤の店主でもある田口史生さんが嬉しそうに解説しながら一つ一つEPやソノシートを掛けている。
サブタイトルが「みんなこいつで聴いていた!」だが、意外にも音も悪くない。
この程度のプレイヤーで、実際に皆聴いていたのである。
1970年代にラジカセができて、気軽に運べてカセット1本で自宅で音楽が聴けるようになったので、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等でも大勢の人が音楽を自宅で聞くようになり、それがワールド・ミュージックを生んだと言われている。
同様に、1960年代からのこうした小型プレイヤーの発達が、日本のポピュラー音楽の興隆を作ったのだとあらためて発見した。
これは鍵盤付きのもの
手前はテントウムシ型のもの、奥は立派なステレオ、上はなんとSP用のもので、トーンアームも重かった。
非常に楽しい一夜だった。
多分、今年で一番楽しいイベントだった。
田口さんと稲垣さんに感謝したい。
これは今月30日までやっているので、ご興味のある方は是非。
黄金町たけうま書房