スマフォで安倍晋三首相の戦後70年談話を聞くが、本音ではないし、嫌々言いつつ、歴史の肯定的な場面では非常に自己陶酔している虚しい演説だった。
幕末から明治維新、日露戦争、昭和恐慌から中国への侵略と太平洋戦争と敗北に至る過程については、ほとんど他人事であって、まるで自然災害のように太平洋戦争は起き、日本は負けたかのように聞こえた。
戦争を起こしたのは、大日本帝国政府であり、昭和天皇であることが全く欠落している。
とにもかくにも、公明党からも言われたので、4つのキーワードは入れても、できる限り直接には言いたくないとの意思が強く感じられる。
それにしても、随分と安倍晋三君の姿勢は大分後退してきたように思う。
これは、安保法制から新国立競技場問題等による、安倍内閣への支持の低下の結果だと思われる。