世界の石油王に、アルメニア人のガルベンキアンがいた。彼「ミスター5%」と言われ、世界中の原油の利権に関わり、5%づつの利権を確保した。
そして、ポルトガルのリスボンにガルベンキアン美術館を作った。
1990年に、パシフィコ横浜で行われる国連ピースメッセンジャー都市会議への誘致のためにリスボンに行ったとき、そこを見に行った。
世界中の美術品が展示されていて、日本の物もあったが、くだらない物もあり、玉石混交そのものだった。
骨董品などは、そうしたものだ。
だが、すごいと思ったのは、この美術館に付属のオーケストラがあることだった。
当時は、世界でここだけだったと思う、今はどうか知らないが。