2027年に開催される予定の大阪万博の評判が悪いようだ。
今更、19世紀のものであり、時代遅れの万博をすること自大がどうかしているが、どうしたら良いか考えてみる。
なにか世界中から新しいものを見せるのが万博だが、ネット時代の今日、本当に新しいものを見せられるかは相当に問題がある。
私は、中田宏市長の時の、「開国博」のときも問題だと思ったが、今は本当に開催の意義はないと思う。
開国博と書いたが、実は多くの人は、「開港博」と記憶しているだろうが、本当は開国博であり、この名前時代が問題で、横浜市ごときがやるのは僭越であったのだ。
さて、大阪の万博だが、いったい何を見せるのだろうか。
日本維新の会の躍進を展示するのかね。
博覧会は、もちろん展示会だが、同時にイベント、祭りでもある。
1989年の横浜博の時も思ったが、祭りを半年もやっているのはおかしい。
本来祭りは、一年一度の数日間で、その短い日のために、その他の日を過ごすのだ。
日本には、「ケとハレ」の言葉もあり、ハレの日が長いのは無理で、ハレの意味がなくなるのだ。
それを半年やるとは、異常である。一年をほとんど祭りで過ごすとは、バカじゃないかと思うのだ。
テキヤさんなら、商売だが。
だから、大阪万博も、期間を短縮して1か月と言いたいが、3か月くらいにする。
そこで、パビリオンも立派なものではなく、本当の仮設のものにして経費を節約する。
そうして、短期間での盛り上がるように展示やイベントを考えなおす。
そんなものでどうでしょうかと思うのですが。