NHKで、女子高を出た女性の10年後が放映された。
その高校は、品川女子学院で、北品川駅近くにあり、私は10年以上住んでいた北品川の女子高である。
ここは、山口百恵さんが通った学校で有名だが、その他多くの芸能人も出ているようだ。
この学校は、大したところではないと思っていたのは、私の小学校のK校長が、退職後に、この学校の生徒の誘致担当をやっていると聞いたからで、そんなに生徒の募集に苦労している学校なんて大したことはないと思っていたのだ。
だが、ここは、与謝野晶子が校歌を作詞しているなど、女子の自立を目標としている学校だったようだ。
何人かの女子が紹介されたが、一番興味深かったのは、在学中は特待生で、東大を目指していた子だった。
なぜ東大を目指していたかと言えば、彼女の父親が、東大を目指したが合格できず早稲田に入ったという人だったからのようだ。
彼女曰く、「早稲田でも、きちんとした地位にあるので良いじゃないか」と思っていたそうだが、在学中は、父の組んだプログラムに従って猛勉強していたのだそうだ。
だが、その結果は、慶応大学に入学したとのことで、そこでは好きなことをしようと、芝居をはじめ、さらにネットラジオに応募し、合格しているようだ。
しかし、世の中には「東大病患者」はいるもので、自分はともかく、子供に押し付けるのは、本当に困ったものだと言うしかない。
横浜市役所にも、東大卒の方は沢山いるが、それぞれであり、優秀な方もいるが、ひどい人もいて、
「本当に東大なの」と思う人もいた。